
アメリカへ旅行に行った時、何かお菓子をお土産に買いたい、または日本に売ってないアメリカのお菓子が食べたいと思ったことはないでしょうか?
アメリカを含め一部の海外のお菓子はカルディやコストコといったお店でも輸入されていて買えるものもありますが、今回紹介するお菓子は、どれも日本で売っていないアメリカのお菓子だけを集めてみました。
今回は、定番のものを含め、無難でおいしいものからちょっと変わったものまで集めているので、全てが日本人好みの味ではないかもしれません。
日本では売っていないというだけで、どれもアメリカのスーパーなどで買えるものばかりです。
(※今回は特定のスーパーのみで購入可能なプライベートブランド系の商品は紹介していません)
そんなたくさんあるアメリカのお菓子の中で、私が実際に食べてみて、おいしかったり面白かった味のものを紹介してみたいと思います。
今回紹介するお菓子はそれぞれ単独のレビュー記事を書いているものも多数ありますので、もっと詳しく知りたい方はそちらも参考にしてみてくださいね。
アメリカのお菓子はどうやって買える?

まず思いつくのは、アメリカへ旅行などで行った際に、現地のスーパーやコンビニなどで購入する方法です。
旅行へ行くのは難しいという方や、日本にいながら欲しいという方は、個人輸入やネット通販で購入するのがおすすめです。
今回の記事では、Amazonや楽天といったネット通販で購入できるものばかりですので、ちょっと割高でかつ輸入となるということで日本に到着するまでに時間がかかってしまいますが、どうしても欲しいという方は買ってみてもいいかもしれません。
また、個人間のやり取りに抵抗がなければメルカリやラクマといったフリマアプリにも輸入食品(お菓子)を売っている方がたくさんいますので、こちらで買うのも、時間的にも値段的にも安いことが多くおすすめです。
アメリカのお菓子のおすすめ~チョコレート系~
アメリカのチョコレート系のお菓子のおすすめを集めてみました。
チョコレート系のお菓子は小さな個包装タイプのものが多く、ばらまきにもおすすめです。
Mars(マース)のキャンディバー

M&M’sやスニッカーズといったチョコレート系のお菓子を作っている、Mars(マース)のキャンディーバーはどれも甘くておいしいのでおすすめです。
一部は日本でも販売されていますが、生産国がアメリカなので日本版とはちょっと味が違うかもしれません。
バラエティパックは色々種類がありますが、“minis”と書いてあるタイプがほぼ一口サイズになっていて食べやすいです。

パックの中身について

以下の5種類のバー(もしくは一口サイズのもの)がバラエティパックの場合入っています。
(種類によって5種類以下のものもあります)
また、それぞれ個別に大きなバータイプも売っており、フルサイズのアソートも売られています。
- Snickers(スニッカーズ/ヌガーとピーナッツとキャラメル)
- Twix(トゥウィックス/クッキーとキャラメル)
- 3 Musketeers(スリーマスケッティアーズ/柔らかめのヌガーのみ)
- MilkyWay(ミルキーウェイ/ヌガーとキャラメル)
- MilkyWay Midnight(ミルキーウェイ ミッドナイト/ミルキーウェイのビター版)
上の画像のように、これら全てに違いはありますが、そのほとんどはヌガーにチョコレートがコーティングされたバーとなっています。
そのちょっとした違いを楽しみましょう。
M&M’s(エムアンドエムズ)

M&M’sは、カラフルな糖衣のついたチョコレートで、日本でも何種類か販売されているので知っている方も多いかと思います。
せっかくアメリカ土産として買うのであれば、日本では売っていない、ピーナッツバターやプレッツェルといったフレーバーがおすすめです。
また、ちょっと変わったものとしてM&M’sのチョコを使ったクッキーもおすすめです。

Reese’s(リーシーズ)

アメリカで大人気のピーナッツバターが中に入っているチョコレート、Reese’sです。
チョコの甘さとピーナッツバターの塩気の組み合わせがおいしいチョコレートです。
ピーナッツバターが好きな方におすすめです。
バレンタインなど、時期によっては期間限定のパッケージや中身のものが売られていることもあります。

Ghirardelli(ギラデリ)

アメリカのチョコとしては有名かもしれない、Ghirardelliのチョコレートです。
こちらもアソートになっているものが売っていて、それぞれが個包装になっているので配りやすいかと思います。
無難でおいしいチョコレートなのですが、キャラメルなどは日本でも見かけるタイプなのでお土産としてはちょっとつまらないかもしれません。
もし買うのであれば、ラズベリー味や期間限定フレーバーなど、日本では買えないようなちょっと珍しいものをおすすめします。

York(ヨーク)

Yorkは、コイン状の平べったい形をした、中にペパーミントのフィリングの入ったチョコレートです。
コーティングのチョコはダークチョコなので、チョコ自体の甘さは控えめですが、中のミントフィリングが甘めになっていてちょうどいい味になっています。
しっかりミント感があるので、チョコミント系の味が好きな方におすすめです。

アメリカのお菓子のおすすめ~その他甘いお菓子編~
アメリカのチョコレート系以外で甘いお菓子のおすすめを集めてみました。
食べたことがあるという人が多いお菓子でも、日本には売っていないアメリカ限定フレーバーがあるものも多いので、そういった珍しい味がお土産などにおすすめです。
Oreo(オレオ)

オレオは、日本でも売っているので知っている方が多いかと思います。
なので、もしお土産として買うのであれば、たくさんの種類が売られているアメリカ限定のフレーバー・タイプのものがおすすめです。
フレーバーは日本でもおなじみ黒いクッキーに白いクリームという組み合わせの他に、バースデーケーキ味やピーナッツバター味といった面白いフレーバーのものがあり、種類がとても豊富です。
また、Thins(スィンズ/薄い)というシリーズは、クッキー自体が薄くなっていてカリカリのちょっと違った食感が楽しめるのでおすすめです。

Payday(ペイデイ)

名前がPayday(給料日)という、面白いネーミングのキャンディバーです。
キャラメルにピーナッツがゴロゴロとくっついた、甘さと塩気の混ざった味とピーナッツの食感が楽しくおいしいお菓子です。
こちらも、キャンディバーなので、小さい個包装のものがたくさん入ったタイプから1本の大きなバータイプまで色々なサイズで販売されています。

Chips ahoy!(チップスアホイ!)

ナビスコの有名なお菓子で、昔日本でも売られていたことがありましたが、現在は日本で販売終了となっているチョコチップクッキーです。
青いパッケージのものがオリジナルでサクサクとした、軽い食感が特徴のチョコチップクッキーです。
個人的におすすめなのは赤いパッケージの方の「Chewy」(チューイー)の方で、その名の通り日本ではあまりないチューイーなクッキーで、しっとりとやわらかく、噛む楽しさもあっておいしいです。
他にも、前に紹介したReese’sのチョコを使ったものや、期間限定のフレーバーなどもあるので、売っている中からよさそうなものを選ぶのも楽しいかもしれません。

Welch’s Fruit Snacks(ウェルチ フルーツスナック)

日本でもジュースなどで有名な、ウェルチのフルーツスナックです。
フルーツスナックとは、果物の味のついたグミのようなお菓子で、グニュっとした少し歯ごたえのある食感が楽しめます。
大箱入りで、中に小さな個包装のものがたくさん入っているタイプも売られており、配れるお菓子となっています。
「フルーツスナック」(Fruit Snacks)という名前の、これ系のお菓子はたくさんの種類が売っていて、グミの形がキャラクターの形になっているものもあり、そういったものもおすすめです。

Pepperidge Farm(ペパリッジファーム)のクッキー系

Pepperidge Farmというメーカーで販売しているクッキー系のお菓子は、全体的に無難で日本人好みな味付けのものが多くあります。
種類も多く、地名の名のついたシリーズは大体がおいしいと思える味になっていると思います。
ただ、その中の一部は日本でも購入可能なようなので、せっかくお土産として買うのであれば、日本で売っていないものを買うことをおすすめします。

Jelly Belly(ジェリーベリー)

いわゆるゼリービーンズの中でも有名な、Jelly Bellyです。
日本でも売っていますが、アメリカならではの限定フレーバーが売っているので、どうせ買うのであれば普段買えないものをおすすめします。
売られているサイズも大小さまざまで、アソート系も豊富です。
個人的に変わっていて面白いなと思ったのは、ルートビア味やドーナッツ味といったものです。

Twinkies(トゥインキーズ)

Twinkiesは、中にクリームの入ったスポンジケーキのお菓子です。
いかにもアメリカンな、カロリーの高そうなお菓子ですが、甘いだけでなく塩気もあり、もっちりとした生地もあって意外とおいしいお菓子です。
1つ1つが個包装になっているのもおすすめポイントです。

Twizzlers(ツイズラース/トゥウィズラーズ)

こちらも、アメリカで定番の、赤い棒状のろうそくのような見た目をしたお菓子です。
グミと言っていいのかわからない、独特なちょっと硬めの食感で、不思議な味わいのお菓子です。
(日本ではアメリカのまずいグミとしても有名?です)
これはストロベリー味ですが、色の黒いリコリス版も売っており、そちらはリコリス好きな方にもおすすめです。

Good & Plenty(グッド&プレンティ)

Good & Plentyは、定番なのかどうかわかりませんが、ロングセラーのリコリス系のお菓子です。
白とピンク(紫)の粒々(どちらも味は同じ)がたくさん入った、噛み応えのあるチューイングキャンディ系のお菓子となっています。
リコリス系のお菓子が好きな方にはおすすめです。

アメリカのお菓子のおすすめ~甘くないお菓子編~
アメリカのお菓子の中でも、甘さがメインではない、クラッカーなどのお菓子でおすすめなものを集めてみました。
特にクラッカー系はチーズ味のものがおいしく、なかなか日本では見かけないので特におすすめです。
Goldfish(ゴールドフィッシュ)シリーズ

前に紹介した「Pepperidge Farm」が販売している、お魚(金魚)の形をしたクラッカーです。
味は色々ありますが、一番メジャーな味はチェダーチーズ味です。
チェダー味はアメリカンな味なのかと思わせて、割とやさしい味わいでした。
他にもピザ味や甘いグラハムクラッカー系など、色々な種類と味のものが売られているので、自分に合ったものを探してみましょう。

Cheez-it(チーズイット)シリーズ

Cheez-itは、その名の通りチーズが入っているクラッカーです。
上で紹介したGoldfishと比べると、こちらはよりチーズ感の強い濃い目な味付けになっていることが特徴です。
フレーバーも豊富で、オリジナルのチェダーチーズの他にも様々な種類のチーズを使ったものや形の違うものなどがあり、お気に入りの味を見つけるのも楽しいです。

Lance Toast Chee(ランス トーストチー)

LanceのToast Cheeは、チーズ味のクラッカーにピーナッツバターがサンドされたお菓子です。
サクサクのチーズクラッカーとピーナッツバターの甘さ+塩気の組み合わせがおいしいです。
同じメーカーの違うフレーバーや、リッツ(Ritz)などの他のメーカーでも、クラッカーにピーナッツバターがサンドされたお菓子が売られており、どれもおいしいのでおすすめです。

Dot’s Pretzels(ドッツ プレッツェル)

Dot’sのプレッツェルは、パンタイプ(ソフトプレッツェル)ではなくスナック菓子の方の硬いプレッツェル(ハードプレッツェル)で、棒状の形をしています。
硬いプレッツェルというと塩気ばかり強いというイメージがある方も多いかと思いますが、このプレッツェルはバター感が強く、塩も他と比べて控えめになっていて、とてもおいしいです。
塩の結晶がくっついたスナック系のプレッツェルが苦手という方でも、一度食べてみてもらいたい味でおすすめです。
Tostitos(トスティートス)

Tostitosとは、トルティーヤチップスとそのディップソースのブランドです。
トルティーヤチップス自体はちょっと変わった形のものもありますが味自体は普通のトルティーヤチップスなので、どちらかというとディップソースの方がお土産向きかなと思います。
ディップソースにはサルサやサルサコンケソ(Salsa con queso/チーズ入りサルサ)、豆の入ったエンチラーダなど様々で、トルティーヤチップスにつける以外にもメキシコ料理のソースとしてなど、色々使えて便利です。

Takis(タキス)

Takisは酸っぱくて辛いという、刺激的な味のスナック菓子です。
(味によっては辛さのないものもあります)
もともとはメキシコのお菓子ですが、アメリカで大人気となっていて、そのほとんどは辛いフレーバーですが、中には辛くないフレーバーのものもあります。
ほとんどのフレーバーは辛く、スパイシーな味の好きな方におすすめです。

まとめ

ここまで色々なアメリカのお菓子を紹介してみましたが、何か気になったものはあったでしょうか?
日本のお菓子の味に慣れているとちょっと微妙かもと思ってしまうものもあるかもしれませんが、それはそれで海外(アメリカ)ならではの味を経験できてよかったと思いましょう。
いろいろ紹介しましたが、チョコレート系やクラッカー系は比較的クセがないものが多く、日本人にも受け入れやすいかと思いますので、あまり冒険したくない場合はそういったものを選ぶことをおすすめします。