
IKEAで色々なフレーバーのグミが売られていたので、その中でも特に日本では人気のなさそうで、かつ珍しいリコリス味(Salty liquorice)を購入してみました。
リコリスフレーバーのグミは私は好みですが、一般に”まずい”と称されることが多いようです。
そんな、「LÖRDAGSGODIS」のリコリス味がどんな味なのか、実際に食べてみた感想を紹介したいと思います。
「LÖRDAGSGODIS」(リコリス味)とは?

「LÖRDAGSGODIS」(ルーダスゴディス)は、IKEA(イケア・フード・サプライ・ジャパン株式会社)が販売するグミです。
IKEAで販売しているグミは全て同じ「LÖRDAGSGODIS」という名前で売られており、今回の塩リコリス味(Salty liquorice)の他、サワーコーラやハート形のベリー味のものなどが売られています。
この「LÖRDAGSGODIS」シリーズのグミは形にモチーフがあるようなのですが、なぜかリコリスだけはモチーフ不明な黒い円柱状をしています。
ちなみに、Lördagsgodisとは、「土曜日のキャンディ」と言う意味とのことで、スウェーデンの習慣から名付けられたそうです。
パッケージ裏面の日本語の名前としては、「リコリス菓子(ソルティ)」となっていました。
一般的に日本では”まずい”と言われることの多いリコリス味のグミですが、味が近いものだと以前紹介した「サルミアッキ」やハリボーの黒い渦巻状のグミ「Lakritz Schnecken」などが有名です。
今回のIKEAのグミは、スウェーデンではなくその隣にあるサルミアッキなどのリコリス系グミでも有名なフィンランドが原産国となっており、甘味だけでなく塩味が混ざっているのが特徴になっています。
この塩味は「塩化アンモニウム」由来となっているようで、いわゆる食塩(塩化ナトリウム)ではありません。
IKEAの公式サイトの説明にも、“スウェーデン人はあらゆる種類のリコリスが大好き。スイートリコリスは世界中にありますが、ソルティーリコリスはスウェーデンならではのテイストです。ほかにはないおいしさが味わえます。ぜひトライしてみて!”とあり、今現在(2024年1月)、日本ではレアとなったリコリスのグミを安定して安く買えるのはほぼIKEAのみです。
簡単評価
日本では珍しいリコリス味のグミで、個人的にはリコリス感をしっかり味わえておいしく食べられました。
毎回IKEAに行く度にリピートしてしまうグミです。
基本情報

商品名 | LÖRDAGSGODIS Salty liquorice |
品名 | キャンディー |
内容量 | 100g |
輸入者 | イケア・フード・サプライ・ジャパン株式会社 |
原産国 | フィンランド |
価格 | 249円(税込) |
シュガーシロップ、小麦粉、砂糖、食塩/塩化アンモニウム、甘味料(カンゾウ抽出物)、ソルビトール、増粘剤(グァーガム)、香料、光沢剤
栄養成分等
100gあたり
エネルギー:339kcal
たんぱく質:4g
脂質:0.0g
炭水化物:80g
食塩相当量:0.9g
「LÖRDAGSGODIS」(リコリス味)を食べてみた感想

見た目は、真っ黒の円柱状のグミでした。
袋を開けると、リコリス系のグミ特有の、“くさい”と言われかねない、何とも表現しづらい薬品のような?香りがします。
グミ自体の弾力は結構あり、ハード系グミとまではいかないですが、噛み応えを楽しめます。
グミ自体に厚みがあるので、結構”食べている”感じのある食感でした。
味は、サルミアッキと比べると甘みがありますが、「Salty Liquorice」(塩リコリス)という味の通り、塩味も結構強めで焦げっぽい感じや苦みといった、リコリスらしい特有の風味をしっかり味わえます。
噛んでいる時や後味に、このリコリス特有の香りや弱い苦みが残るので、苦手な人はここでアウトかもしれません。
全体的な味や香りとしては、以前日本でも買えたハリボーの黒いリコリスグミ「Lakritz Schnecken」に似ていて、あれに弾力と塩味を足したような感じでした。
おそらく多くの日本人には向いていない、いわゆる「まずい」と思うような味かもしれませんが、一度くらいはネタで食べてみてもいいのではないでしょうか?
「LÖRDAGSGODIS」はどこで買える?
今回はIKEAの店頭で販売していたものを購入しました。
今回紹介したリコリス味の他にも、コーラ味なども併せて販売されていました。
残念ながら、このグミはネット通販で購入することはできないようで、IKEAの各店でのみの販売となっているようです。
IKEA以外のお店での販売も行っていないようでした。