
ある意味もう日本では輸入ドリンクとして定番になったともいえる、「A&W ルートビア」を購入してみました。
「ルートビア」自体はおそらく日本でも有名にで、飲んだことはなくても(まずいらしいという噂程度で)知っている人も多いかと思います。
そんな、「A&W ルートビア」がどんな味なのか、実際に飲んでみた感想を紹介したいと思います。
「A&W ルートビア」とは?

「A&W ルートビア」は、Keurig Dr.Pepper Inc.が販売するルートビア(炭酸飲料)です。
買収などを経てアメリカで現在は、「Keurig Dr.Pepper Inc.」の中の「A&W」ブランドで製造・販売されています。
(ちなみに、レストランはA&W Restaurants、Inc.が運営していて少々ややこしいです)
ルート(根っこ)ビアという名前からもわかる通り、様々なスパイスが使われている飲料で、その中でも「サルサパリラ」(Sarsaparilla)がおそらくA&W以外のルートビアを含めて使われることが多く有名ではないでしょうか?
ただし、原材料欄(日英両方)を見てもそれらしきものは香料としか記載がないため、実際に何のスパイスが使われているのかは不明です。
公式サイトの解説としては、“It’s still made fresh on site with real cane sugar and a proprietary blend of herbs、bark、spices and berries.”(A&W Restaurant の説明より一部抜粋) とあり,
本物のケーンシュガー(サトウキビ糖)とハーブ、樹皮、スパイス、ベリーの独自ブレンドを使って製造しているとのことでした。
日本では、「湿布味」や「サロンパス味」などと言われることが多く、「まずい」や「罰ゲーム用に」といった不名誉(?)な噂を見かけることで有名かもしれません。
最も、ルートビアという飲み物自体が、ルーツとして元々薬効を期待して作った飲み物であるため、薬臭いという点は仕方がないと思いますが、アメリカでは人気の高いドリンクとなっています。
この「A&W」のルートビアは、「MAG」、「Barq’s」とあわせて3大ルートビアとして、どれが一番かアメリカでは議論されていることもあるようです。
(コカコーラvsペプシコーラや、日本で言う「きのこたけのこ戦争」のような感じでしょうか)
簡単評価
これまでと変わらない味でとてもおいしく飲むことができました。
いろいろ微妙なことを言われるルートビアですが、日本でもファンが増えることを期待しています。
基本情報

商品名 | A&W Rootbeer |
品名 | 炭酸飲料 |
内容量 | 355ml |
製造者 | Keurig Dr.Pepper Inc. |
原産国 | アメリカ合衆国 |
価格 | 2,400円(1ケース12本入りの税込価格) |
炭酸水、異性化糖、カラメル色素、安息香酸Na(保存料)、天然・人工香料、キラヤエキス
栄養成分等
1缶あたり
エネルギー:160kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:44g
-内、砂糖:43g
ナトリウム:85mg
「A&W ルートビア」を飲んでみた感想

中身の液体の色は、コーラのような、濃い茶色をしています。
缶を開けたときに強く感じられる香りは、いわゆる「湿布」のような薬っぽい香りで、これがルートビアの最大の特徴で好みの分れるところでもあります。
味としてはほぼ甘い炭酸飲料なのですが、香りは最後までその湿布のような薬臭さがついてまわる為、気になる人は飲めないのかと思います。
実際、匂い抜きで味だけを考えると、そこまでクセのない味なので、もし湿布感がなかったら飲めない味ではないという人も多いのではないかと思います。
あまり気にしたことはありませんでしたが、缶に「No Caffeine」と記載されている通り、カフェインは含まれておりません。
また、スパイス系の香りはありますが味に影響するほどではないのか、苦みなどの飲みづらさは感じられず、ほぼ甘さだけで構成されている感じです。
正直、日本ではなぜか「まずい」・「おいしくない」の感想が多いルートビアですが、実際は話題性があるから(?)そういった声が多く取り上げられるだけで、私のように好んで飲んでいる層も結構いるのではないかなと思っています。
もし本当にまずくて売れていなければ輸入されなくなるはずなので…
(※そういう意味で考えると、チェリーコークなどはおそらく本当に売れない為に、輸入されなくなったのだと思います)
「A&W ルートビア」はどこで買える?
今回はAmazonで購入しました。
他にも、カルディなどの輸入食品を取り扱っているお店やコストコ、一部のスーパーなどでも購入可能で、輸入飲料としては取り扱っているお店が多い印象です。
ネット通販では箱単位での販売が多いですがその分安く買えることが多いので、一度1本味見してみて、気に入ってからネットで買うことをおすすめします。