
個人でも使っているとよくメールが入る「Amazon ビジネス」ですが、個人でも利用できるのかどうか気になっている方も多いかと思います。
特に、安くなるというメールが届いてくるので、どの程度の値引きになるか気になる方も多いかと思います。
この記事では、実際に個人でAmazonビジネスに登録し、問題なく使えたので、実際に使ってみてわかったことや、メリット・デメリットについて紹介したいと思います。
Amazonビジネスとは?

「Amazonビジネス」は、その名の通りAmazonのビジネス版(法人版)で、一見個人利用ができないように感じます。
しかし、確定申告をしていてアフィリエイトなどの副業をしている個人であれば、「個人事業主」として登録・利用が可能です。
なお、利用規約には
「サービス利用者は、Businessプライムを事業目的に限り利用できるものとし、私的目的に利用することはできません。」
とあるので、自分以外の人しか使わないもの(ギフトなど)は規約違反となるようです。
私的利用かどうかはあいまいですが、ブログのレビュー用に買ったということであれば事業目的になると思うので、大抵は問題にならないかと思います。
Amazonプライム特典は使える?

Amazonビジネスアカウントでは、個人用のAmazonプライムの特典は使えませんが、「BusinessプライムDuo」という年会費無料のビジネス向けプライム特典が利用できます。
(※個人用アカウントでAmazonプライム会員である必要あり)
もっと上位のビジネス用プランがありますが、個人利用の場合は使うメリットがないと思うので省略しています。
| 特典内容 | プライム(個人) | プライムDuo(ビジネス) | Essentials(ビジネス) |
|---|---|---|---|
| 人数 | 個人(1人) | 個人(1人) | 最大5人 |
| 年会費 | 600円/月 5900円/年 | 無料 (※個人でプライム会員の場合) | ¥5900/年(税込) |
| お急ぎ便 お届け日時指定便 | 利用可能(無料) | 利用可能(無料) | 利用可能(無料) |
| Prime Video | 利用可能 | 利用不可 | 利用不可 |
| Amazon Music Prime | 利用可能 | 利用不可 | 利用不可 |
| 購買分析ダッシュボード | 利用不可 | 利用不可 | 利用可能 (参照者3人まで) |
| 購買コントロール | 利用不可 | 利用不可 | 利用可能 (推奨+制限) |
「プライムDuo」は、表後半の「購買分析ダッシュボード」などが使えませんが、個人で利用する場合はそもそも不要である場合が多いと思うので、デメリットにはならないかと思います。
また、いつでも通常アカウントに切り替えられるうえ、通常アカウントの方はプライム会員のまま、ビジネスアカウントは「プライムDuo」の特典が使える状態になるので、個人利用(1人のみの利用)であればあまり気にしなくてもOKです。
ビジネスアカウントとしては「Prime Video」などが使えませんが、個人アカウントの方では変わらずに見ることができるので、すでにFire Stick TVなどでログインした状態であっても、特に影響なく利用し続けることが可能です。
Amazonビジネスは個人でも登録できる? 条件などまとめ
Amazonビジネスは、個人でも確定申告をしているような個人事業主に該当する方(フリーランスやアフィリエイターなど)であれば、登録して利用可能です。
ただし、以下の書類のうちどれか1つは必須です。
以下のいずれか1点を提出してください。
Amazonカスタマーサービス – 個人事業主の確認書類 より引用
- 過去2年以内の確定申告書B(例):コピー1部
- 開業届出書(例):コピー1部
- 過去2年以内の所得税青色申告決算書(例):コピー1部
- 過去2年以内の青色申告承認申請書(例):コピー1部
- 過去2年以内の収支内訳書(例):コピー1部
- 営業許可証 – 飲食業、小売など(例):コピー1部
- 施設所開設届出書 – 医療センター、診療所など(例):コピー1部
- 適格請求書発行事業者の登録通知書(例):コピー1部
- 理容所または美容所の検査確認済証(例):コピー1部
詳しい提出書類の例などについては、下記カスタマーサービスのURLを参照ください。
フリーランス・アフィリエイターといった、個人で使う場合は「過去2年以内の確定申告書B」が一番簡単に用意できるかと思います。
※正確には、2026年時点で確定申告書の様式Aが廃止されて1つに統合されており、「確定申告書B」という様式自体は存在しません。
そのため、通常の確定申告に使った書類(確定申告書)があればOKです。
e-Taxで確定申告を行った場合でも、PDFデータをアップロードすることでAmazonビジネスの登録に使うことが可能です。
Amazonビジネスの登録方法

まずはAmazonビジネスの登録ページへ行き、アカウントの登録を行いましょう。
すでに個人用のAmazonアカウントでログインしている場合は、上の画像のように表示されます。
個人用アカウントと同じメールアドレスで登録する場合は、青いボタン「はい、現在のメールアドレスを使用します」を選べば次に進みます。
違うメールアドレスを使って登録するなら「いいえ、別のEメールを使用します」で登録可能です。
※どちらを選んでも個人用・ビジネス用のアカウントは分けて登録されるようです。

続いて、必要事項を入力しましょう。
- 連絡先情報:個人事業主であれば自分の名前・電話番号を入力します
- 法人名・個人事業主名・屋号:説明にある通り、個人の場合は氏名を入力します
- 登録情報の確認方法:招待されていなければ「確認書類」を選びます
- 住所:確定申告時に記載した住所を入力します。
個人であれば自宅住所がAmazonを使っていれば選択できるはずです。
この時に、前述の確認書類をアップロードする必要があります。
アップロードする確認書類には、受領印が必要です。
紙で提出した場合は、コピーを取ったものをアップロードすればOKです。
文章の方には記載がありませんが、「例」の画像を見てみると「受付印が押されていることが条件です」という記載があります。
e-Taxを使った場合は、確定申告を進めて最後にダウンロードできる「申告書等送信票(兼送付書)」には受領印(受付印)がなく、Amazon側から拒否されてしまう可能性が大です。
そのため、e-Taxにログインし、「お知らせ・受信通知」で確認できる「所得税及び復興特別所得税申告」の画面のスクリーンショットしたものなどをPDFなどに併せてアップロードする必要があります。
最後に、一番下の「ビジネスアカウントを作成する」のボタンをクリックすることで、問題がなければAmazonビジネスアカウントの登録が完了します。
(※審査があるようなことを書いている方もいましたが、この時点で即登録が完了しました)

続いて、個人用アカウントの情報をコピーするかどうか聞かれます。
個人で使うのであれば、コピーすると改めて住所や支払い情報を入力しなくても済むので、コピーしておくことをおすすめします。

次に、個人用アカウントでプライム会員であれば、「Business プライム Duo」を使うかどうか聞かれます。
プライム会員であれば特にデメリットはなく利用料金は無料なので、「無料のBusinessプライムDuoを取得」を選ぶことをおすすめします。
これで、Amazonビジネスの登録等が終わり、その日から利用できるようになります。
Amazonビジネスのメリット・デメリットについて

実際に個人でAmazonビジネスを使ってみて思ったメリット・デメリットです。
総合してみると、ビジネスに登録することで得られる大きなメリットはそこまでありませんが、逆にデメリットもないに等しいので、登録できるならしておいた方がちょっとだけお得に買えると思ってよさそうです。
(個人的に感じたデメリットはギフト券残高がビジネスアカウントに移行せず通常アカウントに残っていたことだけでした)
特に、飲み物などを24本などの1ケースまとめ買いではなく1本単位で買えるのはビジネスの一番のメリットかと思います。
なお、Amazonビジネスに登録した後でもアカウントはいつでも通常・ビジネスの両方に切り替えられるので、通常アカウントでしかできないことがあればアカウントを切り替えればOKです。
メリット
- 多くの商品が少し値引きされる
- 複数購入で値引きされる商品が多い
- 法人限定のセールがある
- 飲み物などを箱ではなく1本から買える商品がある
デメリット
- 税抜き表示がデフォルトになる
- 一部ビジネスでは買えない商品がある
- ギフト券がビジネスアカウントに移行しない
- ビジネスアカウントだとAmazonアソシエイトツールバーが表示されない
購入履歴やギフト券の残高、カートの中身といったものは共有されておらず、通常・ビジネスアカウントそれぞれで記録・保有されるので気をつけましょう。
アカウントの切り替え方

アカウントを切り替えるには、右上の「XXさん アカウント&リスト」の中にある、アカウントサービスの「アカウントの切り替え」から行えます。

複数アカウントを持っていなければ、画像のようにアカウントが2つ表示されるはずなので、切り替えたい方を選べば、通常・ビジネスの両方にいつでも切り替えることができます。