
メキシコ料理を自作したい時に、日本ではなかなか手に入りづらい食材が多いです。
以前と比べれば少しは販売されている数は増えましたが、それでも一般的なスーパーなどでは手に入りにくい物が多いです。
この記事では、そんなメキシコ料理でよく使う、ハラペーニョやトマティーヨ、各種メキシコの唐辛子といった食材が買えるお店があるのか、どこのお店で売っているのかを、食材別にご紹介したいと思います。
ハラペーニョ

ハラペーニョ(Jalapeño)は、青唐辛子の一種で、比較的マイルドな辛さが特徴の唐辛子です。
一般に販売される実の色は緑色ですが、熟すと赤くなります。
瓶入りタイプの輪切りで酢漬けにしたもの(ピクルス)であれば、様々なお店で比較的簡単に見つけられます。
また、ハラペーニョを使ったサルサやホットソース、ハラペーニョの粉末といった商品も販売されています。
生のハラペーニョの場合、実店舗では取り扱いが少ないです。
ネットで購入する場合は収穫時期以外では冷蔵便になる関係でやや高いですが、確実に購入できます。
メキシコの唐辛子の品種の中ではメジャーなので、地元の産直・スーパーなどで売っている可能性もあります。
販売されていることが確認できたお店
- コストコ:瓶入りタイプが販売されています。
- カルディ:瓶入りタイプが販売されています。
- Amazon・楽天などのネット通販:瓶・生・サルサ・ホットソースなど様々なタイプのハラペーニョが販売されています。
- メルカリ:生のハラペーニョや、その他ハラペーニョを使った商品が出品されています。
- たま青果:沖縄のお店で、生のハラペーニョを販売しています。
- 世界の唐辛子屋 Peppers.jp:生のハラペーニョや他のメキシコの唐辛子を販売しています。
- 食べチョク:冷凍の実か、収穫時期になると生のハラペーニョが販売されます。
- 産直などの地元食材を扱うお店:時期や地域によっては生のハラペーニョが販売されている可能性があります。
セラーノ

セラーノ/チレ・セラーノ(Chile Serrano)は、細長い形の唐辛子で、やや辛めのメキシコでよく使われる種類の唐辛子です。
ハラペーニョ同様に緑色の実が多いですが、熟した赤い実も使われます。
中が詰まった唐辛子で、刻んで使う事が多いです。
ハラペーニョを使う料理であれば、セラーノを代わりに使うことで、より辛い味にすることができます。
販売しているお店は少なく、時期によっては生のものが、もしくは冷凍の実が販売されています。
産地の近くなどでなければスーパーなどの店頭で見かけることはほぼないので、基本的にはネットで購入するのがおすすめです。
なお、種や苗も販売されているので、自分で育てるつもりがないのであれば間違って買わないように気を付けましょう。
販売されていることが確認できたお店
- Amazon・楽天などのネット通販:生・冷凍のセラーノが販売されています。
- メルカリ:時期によっては生のセラーノが出品されていることがあります。
- 世界の唐辛子屋 Peppers.jp:生・冷凍のセラーノや他のメキシコの唐辛子を販売しています。
チポトレ
チポトレ(Chipotle)は、燻製にしたハラペーニョのことで、メキシコのサルサなどでよく使われる燻製の風味がよく辛味もマイルドな唐辛子です。
粉末タイプ・乾燥タイプ・ソース入りの缶詰に入ったもの(チポトレアドボ)が販売されています。
以下の記事に詳しくまとめています。

アンチョチリ/チレ・アンチョ

アンチョ/チレ・アンチョ(Chile Ancho)は、唐辛子としてはマイルドな辛さとフルーティさが特徴で、メキシコ料理でよく使われる種類の一つです。
見た目は黒っぽく、しわしわで握ったような感じです。
乾燥タイプと粉末タイプの2種類が販売されています。
販売されていることが確認できたお店
- Amazon・楽天などのネット通販:乾燥・粉末タイプのアンチョが販売されています。
- メルカリ:数は少ないですが乾燥のものが出品されていることがあります。
運が良ければ他より安く出品されているものが見つかるかもしれません。 - 世界の唐辛子屋 Peppers.jp:乾燥アンチョや他のメキシコの唐辛子を販売しています。
- キョウダイマーケット:乾燥アンチョやその他メキシコ食材が販売されています。
チレ・ワヒージョ/グアヒージョ/ワヒーヨ

ワヒージョ/グアヒージョ/ワヒーヨ(Guajillo)は、メキシコ料理でよく使われる唐辛子の一つで、辛味はややマイルドでフルーティな味わいのある種類です。
見た目は黒っぽくて長く、つるつるした質感です。
呼び方は発音が難しいためか、カタカナ表記が複数ありますが全て同じものを指します。
乾燥したものが販売されていました。
販売されていることが確認できたお店
- Amazon・楽天などのネット通販:乾燥タイプのワヒージョが販売されています。
- メルカリ:数は少ないですが乾燥のものが出品されていることがあります。
運が良ければ他より安く出品されているものが見つかるかもしれません。 - 世界の唐辛子屋 Peppers.jp:乾燥ワヒージョや他のメキシコの唐辛子を販売しています。
- キョウダイマーケット:乾燥ワヒージョやその他メキシコ食材が販売されています。
アルボル/チレ・デ・アルボル

アルボル/チレ・デ・アルボル(Chile de árbol)は、メキシコ料理で使われる唐辛子の一つで、細長い形をした辛味の強い種類です。
乾燥させた物が売っていますが、他の唐辛子と違い比較的赤い色をしているのも特徴の一つです。
乾燥したものの見た目は小さく、日本で一般的な唐辛子を赤黒くしたような感じです。
乾燥させたもののみ販売されていました。
販売されていることが確認できたお店
- Amazon・楽天などのネット通販:乾燥タイプのアルボルが販売されています。
- メルカリ:数はかなり少ないですが乾燥のものが出品されていることがあります。
アルボルを使ったホットソースも出品されていることがあるようです。 - キョウダイマーケット:乾燥アルボルやその他メキシコ食材が販売されています。
トマティーヨ(トマティージョ/青トマト)
トマティーヨ/トマディージョ(Tomatillo)は、見た目は緑色の小さめなトマトのような野菜ですが、トマトではなく食用のほおずきの一種です。
主にグリーンサルサ(サルサヴェルデ)を作る際に使うことが多い野菜です。
なお、日本では前述の通りトマトとは異なる野菜ですが、商品名や原材料欄には「グリーントマト」や「青トマト」と記載されていることが多く、使われていても「トマティーヨ」の名前の記載がないことが多いようです。
販売されているものはトマティーヨの缶詰が多く、サルサヴェルデも少数ながら販売されているようでした。
生での販売は日本国内だとかなり少ないようです。
なお、種も販売されているので、自分で育てるつもりがないのであれば間違って買わないように気を付けましょう。
販売されていることが確認できたお店
- Amazon・楽天などのネット通販:缶詰のトマティーヨや、トマティーヨを使った商品が販売されています。
- メルカリ:収穫時期になると生のトマティーヨが出品されるようです。
缶詰タイプも販売されていますが、出品数的には生の方が多いようでした。 - 世界の唐辛子屋 Peppers.jp:生のトマティーヨや他のメキシコの唐辛子を販売しています。
- キョウダイマーケット:缶詰のトマティーヨやその他メキシコ食材が販売されています。
- 食べチョク:収穫時期になると生のトマティーヨが販売されることがあります。
トルティーヤ

トルティーヤ(Tortilla)は、薄く生地を伸ばして焼いたパンの一種で、大きく分けて小麦を使ったフラワートルティーヤとトウモロコシを使ったコーントルティーヤがあります。
アメリカではフラワーとコーンの両方が使われていますが、フラワートルティーヤの方が主流です。
メキシコでは、コーントルティーヤを使うことが一般的です。
トルティーヤの販売場所については以下の記事に詳しくまとめています。

マサ/マサハリナ
マサ、及びマサハリナ(Masa Harina)とは、コーントルティーヤやタマルといったメキシコ料理の生地作りで使う、アルカリ処理をしたトウモロコシの粉です。
どちらもアルカリ処理をしたトウモロコシの粉ですが、「マサハリナ」がアルカリ処理をしたトウモロコシの粉を乾燥させ、日持ちするようにしたものです。
「マサ」は出来立てのアルカリ処理をしたトウモロコシの粉で、メキシコなどでは買えるようですが、日持ちしないので日本ではおそらく販売されていないようです。
日本で買えるマサハリナは、トウモロコシの種類が異なるものがいくつか売っており、ブルーコーンを使ったものであれば青っぽい(紫/黒っぽい)トルティーヤが作れます。
(味自体はほぼ同じです)
販売されていることが確認できたお店
- Amazon・楽天などのネット通販:様々な種類・メーカーのマサハリナが販売されています。
- メルカリ:数は少ないですがマサハリナが販売されていることがあります。
- キョウダイマーケット:様々な種類・メーカーのマサハリナが販売されています。
トウモロコシの葉(コーンハスク)
トウモロコシの葉(皮)、英語ではコーンハスク(Corn Husk)とは、そのままトウモロコシの葉っぱのことです。
市販されているものは乾燥させてあるものが売っています。
主にメキシコ料理の「タマル」を作るときに、生地を包むために使います。
日本でも売っている葉っぱ付きのトウモロコシを買い、きれいに葉を洗って日干しするか、低温でオーブンなどで焼くことで自作することも可能なようです。
産直などで葉っぱ付きのトウモロコシが売っているので、それを買って自作するのもありかもしれません。
販売されていることが確認できたお店
- Amazon・楽天などのネット通販:コーンハスクが何種類か販売されています。
- キョウダイマーケット:乾燥コーンハスクが販売されています。
ピントビーンズ/フリホレス
ピントビーンズ(Pinto Beans)、またはフリホレス/フリホーレス(Frijoles)は、メキシコ料理で使われるインゲン豆の一種で、日本ではインゲン豆やうずら豆と呼ばれているものです。
乾燥豆と、煮たものを缶詰にしたものの2種類が販売されていました。
また、ピントビーンズを使ってペースト状にした「リフライドビーンズ」(フリホレス・レフリトス)の缶詰も販売されています。
販売されていることが確認できたお店
- Amazon・楽天などのネット通販:様々な種類のピントビーンズ(乾燥・缶詰両方)や、リフライドビーンズの缶詰などが販売されています。
- メルカリ:乾燥ピントビーンズや、ピントビーンズを使った商品などが出品されていました。
- キョウダイマーケット:乾燥カリオカビーンズ(インゲン豆)など、南米で使われる乾燥豆が多数販売されています。
- アメ横大津屋:乾燥ピントビーンズをはじめ、様々な乾燥豆やスパイスが販売されています。
食用サボテン(ノパル)
食用サボテンであるウチワサボテン(Nopal)は、メキシコ料理に使われる食用のサボテンです。
野菜や果物感覚で食べられるもので、タコスの具にしたり、サルサの材料にしたりして使います。
缶詰になっているものと、生の物の2種類が販売されていました。
粉末タイプもありましたがサプリとして使うためのもののようで、食材として使うのはおすすめしません。
販売されていることが確認できたお店
- Amazon・楽天などのネット通販:缶詰のサボテンや、日本産の食用ウチワサボテンなどが販売されています。
- メルカリ:食用のウチワサボテンや、サボテンを使ったメキシコの商品などが出品されていました。
- キョウダイマーケット:缶詰のサボテンが販売されています。
よくある質問と答え
店舗別 売っているメキシコ食材まとめ
各お店ごとに売っている・買えるメキシコ食材のまとめです。
ここまで読んできた方はわかる通り、一般的な店舗数の多いお店(チェーン店)ではほぼ取り扱いがないですが、現在はネット通販で大半が手に入るので、探し回るよりはネットで買う方が早いと思います。
- カルディ:一部のメキシコ食材(トルティーヤ・瓶のハラペーニョなど)の取り扱いはありますが、本格的な自作向けの食材は少ないです。
- コストコ:フラワートルティーヤが安いですが、コーントルティーヤの取り扱いは過去含めありません。
巨大な瓶入りのハラペーニョが販売されています。 - イオン:トルティーヤやサルサといった、比較的メジャーなメキシコ食材が実店舗・ネットスーパーで購入できます。
- Amazon:この記事で解説した食材のほぼ全てが購入可能です。
- 楽天:Amazon同様、この記事で解説した食材の大半が購入可能です。
- Yahooショッピング:Amazon同様、この記事で解説した食材の大半が購入可能です。
- キョウダイマーケット:南米の食材を中心に、メキシコの唐辛子やトルティーヤなどの多くの食材が購入できます。