
ファストフード店経営シミュレーションゲーム「Fast Food Simulator」(ファストフードシミュレーター)、及びそのデモ版である「Fast Food Simulator: Prologue」(プロローグ版)のチュートリアルで説明される部分を含めた内容をまとめてみました。
本作は2024年12月11日に正式版がリリースされました。
引き続きプロローグ版も無料でプレイ可能です。
また、マルチプレイ対応ですが、マルチは未プレイでそちらについての解説はしていません。
※本記事の内容はプロローグ版(無料デモ版)をプレイした際のデータを参考に、製品版にある程度修正したものになります。
また、アップデートが頻繁に行われている為、変更がある可能性もあります。
プロローグと正式版の違い
本作は、無料で遊べるプロローグ「Fast Food Simulator: Prologue」と、有料の正式版「Fast Food Simulator」の2種類存在します。
この2つの違いは、プロローグ版をベースに、正式版では以下の要素が追加されています。
- ドライブスルー
- レシートシステム
- 従業員
- コーヒーマシン
- 一部の食材(ナゲット・チキンパティ・チーズなど)
時間の進み方・営業時間について

時間は、シングルプレイ時でもベースがマルチプレイのゲームだからか、ポーズができません。
(Escキーでメニューを表示させている間も時間は進んでいきます)
また、ゲーム内の時間は、お店を開店するまでは9:00から進まないようになっていて、この間に商品の仕入れなどの準備を行うことができます。
営業時間は9:00~21:00で、営業終了時間になると時計が止まり、作業は行えますがお客さんは来なくなります。
営業終了後、片付けが終わったら閉店(OPENの看板の電気を消す)し、車を[左クリック長押し]で1日を終了します。
セーブデータについて
セーブデータは、(シングルプレイの場合)ゲーム開始時にセーブスロットを選び、開始します。
セーブスロットは5つあります。
ニューデータで開始する場合、難易度と1日の長さが決められるようになっています。
1日の長さを伸ばすことで、難易度とは別にお店の営業時間が伸びて実質的な難易度が上がります。
ゲームデータのセーブは、一日の終わり(結果画面の後)にされます。
一日を終える前にゲームを終了しても保存されないので注意しましょう。
腐る食品について

一部の食材は、1日を終了する前に冷蔵庫・冷凍庫といった場所に入れておかないと、消えてしまうものがあります。
確認できた食材は以下のものです。
(要冷蔵・要冷凍と書いているものは冷蔵庫・冷凍庫に入れておけば次の日に進んでも消えません)
- 野菜類全般(要冷蔵/容器に移し替えたものは消える)
- 冷凍パティ(要冷凍)
- 冷凍チキンパティ(要冷凍)
- 焼いたパティ(どこに入れていても消える)
- ケチャップなどのソース類(要冷蔵/ボトルに入っているものはOK)
- チェダーチーズ(要冷蔵)
- 冷凍ポテト(要冷凍)
- 冷凍ナゲット(要冷蔵)
コンテナに入れていても、焼いていなければそのまま冷凍庫にコンテナを入れれば消えませんでした。
なお、冷蔵庫・冷凍庫に入れていても、扉を閉め忘れていると消えてしまうので気をつけましょう。
商品の仕入れ

ゲームが始まると、店外の車の横にいるので、お店に入ってカウンター奥のPCを起動しましょう。
(初回プレイ時は、チュートリアルがあるので、それに従って進めるのがおすすめです)
PCが起動したら、左上のアイコン「マーケット」から、以下の商品をカートに入れ、右上の籠のアイコンから注文しましょう。
- 冷凍ビーフパティ
- ハンバーガーバンズ
- ハンバーガー包装紙
なお、商品の注文の際、送料はかからないようです。
商品の受け取り

注文後、少し経つとお店の裏口に配達のトラックが到着します。
荷台の扉を開け、注文した商品を取り出したら扉を閉めることで、自動的にトラックが帰っていきます。
仕入れた商品はとりあえずどこに置いてもOKですが、パティのような日付を進めると腐って(?)消滅するアイテムもあるので、冷凍物は冷凍庫に入れておく必要はあるようです。
ハンバーガーの作り方

このゲームはバーガーショップの経営なので、メイン商品のハンバーガー作りがメインとなります。
なお、グリルなどの調理器具は固定ですが、その他材料を置く場所などに指定はないので、テーブル以外でも場所があればやりやすいところで作業を行って構いません。
また、現状(2024/12/13時点)、パティはあらかじめ焼いて作り置きし、明らかに冷めていても特に問題はなさそうでした。
パティを焼く

冷凍パティをまずは「ハンバーガーパティコンテナ」(グリルと冷蔵庫の間にある黒い容器)に入れ、その後取り出してパティをグリルに置くことで、パティを焼くことができます。
(グリルのON/OFFはなく、常にONです)
パティは選択すると焼き具合が確認でき、表裏を100%焼くことで完成となります。
片面焼けたら、「ハンバーガーヘラ」を持って[左クリック]で取り、[右クリック]でひっくり返し、再度[左クリック]でグリルに置きましょう。
両面が焼けたら「ハンバーガーパティトレイ」(2台のグリルの間にある黒いトレイ)を持った状態でパティを[左クリック]で取りましょう。
バーガーの組み立て

最後に、バーガーを注文通りに作り、提供しましょう。
※なお、現段階ではチュートリアルでここ以降の説明はされません。
包装紙を1枚テーブルなどに置き、まずはバンズを持って下側を置きます。
次に、ハンバーガーの具材を重ねて、最後にもう1つのバンズを置いて、[Eキー]で包んで完成させます。
(包んでしまうとやりなおせませんが、包む前なら具材を積みなおせます)
最初はバンズ+パティ1枚か2枚のシンプルなものですが、レベルアップと共にメニューが増え、より複雑なバーガーを作っていくことになります。
商品の提供

お店を開店すると、レジにお客さんが並びだすので、注文を取りましょう。
注文を取ると、店内の様々なところにあるオーダーリストの画面に何番の席のお客さんがどの注文をしたかが確認できます。

注文された商品の準備ができたら、レジカウンター下にある、「フードトレイ」を1枚取り、トレーの上に乗せます。
次に、トレーごと掴んで、お客さんに渡します。
お客さんは今のところ、テイクアウトすることはなく、全員店内の席で待っているので、席の番号を参考に、注文票を確認して正しいお客さんに商品を渡しましょう。

商品を渡すと評判が提供までの時間?と注文内容で上下した後、食事をして帰る際にお金を置いていきます。
お客さんの食後はトレーと食べたゴミが乗った状態で席に置かれているので回収し、ゴミはゴミ箱に捨ててトレーを戻します。
お客さんの注文する商品について

お客さんの注文はバーガー・サイドメニュー・ドリンクとなっており、単品もしくは2点くらいの注文が多く、いわゆるセット的な3点セットのメニューで注文されることは稀です。
バーガーはバンズにパティ1枚の「ハンバーガー」と、バンズにパティ2枚の「ダブルハンバーガー」の2種類のメニューしかありません。
他の野菜やソース類は「〇〇バーガー」というような感じで決まったものはなく、あくまでこの2種類のベースに追加トッピングという設定なのか、お客さんごとに指定されたものをトッピングしていくことになります。
レベルアップで追加される商品・マシンについて
お客さんに商品を提供していくことで、レベルが上がり、購入可能な具材や使える機械が増えていきます。
レベルアップでやることが増え、作業量が多く大変になっていきますが、正式版ではレベル5から店員を雇うことができます。
ただし、現状雇った従業員がやってくれる作業に注文された商品を作ってくれるものはありませんので、全てプレイヤーが行う必要があります。
(店員の雇用はPC→「管理」→「雇用」から)
※2024/12/13時点、正式版はレベル30でアンロックされるナゲットが最後で、フライヤー以降にアンロックされるマシンはありません。
ケチャップなどのソース類の使い方

ケチャップなどのソースは、缶詰などの大容量で購入することになります。
届いたものは開封し、店内のソースボトルに移し替えた後、使えるようになります。
ソースボトルの方を持ってバーガー組み立ての際に使うことで、ソースをかけることができます。
なお、マスタードは容器はありますが、プロローグでは使えず、正式版のみレベルアップでアンロックされます。
また、ソースの入っている缶のみ、1日の終了時に冷蔵庫に入れておかないと腐って消えてしまうので気をつけましょう。
野菜について

レタスなどの野菜は、注文すると丸ごと届きますが、店内のテーブルの上にある、材料コンテナを1つ取り、ここに野菜を入れることで勝手にカットされます。
野菜類も容器もしくは具材を持つことで、バーガー組み立て時に乗せることができます。
レベルが上がってくると1つのバーガーに同じ野菜を3つ入れることもあるので、一つ一つ容器から取り出すよりも容器を持ってトッピングする方が速いです。
野菜も、容器に取り分けた分も含め、1日の終了時に冷蔵庫に入れておかないと腐って消えてしまうので気をつけましょう。
ドリンクマシンについて

最初に、「ソーダカップ」を購入し、カウンター裏のドリンクマシンにセットします。
次に、セットした上のドリンク名のボタンを押すことで、ドリンクが注がれます。
(長押しする必要はなく、自動的に注がれていっぱいになると止まります)
注文により、中央にある「Ice」(氷)を最大2つまで追加する必要もあります。
(氷を入れるタイミングはドリンクの前後どちらでもOKです)
なお、ドリンクには温度の概念があり、作り置きはできますがぬるくなったドリンクを提供するとお客さんの評価が下がってしまいます。
アイスマシンについて

先に容器の「アイスクリームカップ」を購入し、カップをマシンにセットすると自動的にアイスが盛り付けられます。
アイスは左の「バニラ」と右の「ストロベリー」の2種類あり、セット位置で出てくるアイスの種類が異なります。
アイスも温度の概念があり、作り置きはできますがぬるくなった(溶けた?)アイスを提供するとお客さんの評価が下がってしまいます。
フライヤーについて

フライヤーを使うには、まずは必要な以下の3つを購入しましょう。
- 冷凍フレンチフライ
- フレンチフライカップ(中)
- 揚げ油
まずはフライヤーに[左クリック長押し]で油を入れましょう。
次に、冷凍フレンチフライをフライヤーのフライヤーバスケット(網かご)に入れ、かごを下の段に入れて揚げます。
「焼き加減」が100%になったら上の段に戻します。
揚がったポテトを容器に入れるには、容器を持ってかごに向かって[左クリック]で移し替えます。
ポテトにも温度の概念があり、ぬるくなる前にお客さんに提供しましょう。

揚げたポテトはフライヤーの左の方にあるウォーマー?(ドリンクディスペンサーの裏あたり)に入れることもでき、ここに入れたポテトは箱に入れるまで暖かい状態をキープできるのでうまく活用しましょう。