
トルコのクノールのスープの素を何点か購入したので、その中から、ちょっと変わったヨーグルトのスープ「Yoğurt Çorbası」(ヨーグルトチョルバス)を作ってみました。
作り方は簡単で、スープの素とヨーグルト、水だけで作ることができました。
そんな、「Yoğurt Çorbası」を実際に食べてみた感想を今回は紹介したいと思います。
「Knorr Yoğurt Çorbası」とは?

「Knorr Zerdeçallı Tahıllı Yoğurt Çorbası」(クノール ウコン穀物のヨーグルトスープ)は、トルコのクノール(ユニリーバ)で製造・販売をしている、スープの素です。
「Yoğurt Çorbası」は別名「Yayla çorbası」(ヤイラチョルバス)とも呼ばれているようで、意味としては「高原のスープ」です。
当然その名の通り、ヨーグルトが入りますが、他にもハーブ、お米、ひよこ豆といった香草や穀物も入るスープで、レシピやメーカーなどによって材料は多少変わります。
今回作るこのクノールのミックスには、ハーブやお米、緑レンズ豆といったものが使われているようです。
作り方は簡単で、詳しくは後述しますが、このミックスの他に必要なものはお水とヨーグルトだけです。
コーンポタージュのような具のないスープかと思ったのですが、このミックス自体ににんじんやお米といった具も入っているので、思っていた以上にボリュームのあるスープでした。
1袋で4人前のスープを作れるスープミックスになっています。
簡単評価
なかなか日本にはない味わいで、具も多く入っておりおいしく最後まで食べられました。
ちょっと入手しづらいのが難点でしょうか。
基本情報

商品名 | Knorr Zerdeçallı Tahıllı Yoğurt Çorbası |
内容量 | 79g |
製造者 | Unilever Sanayi ve Ticaret Türk |
原産国 | トルコ |
Buğday unu、peyniraltı suyu tozu (süt ürünü)、nişasta、iyotlu tuz、yoğurt tozu (%8)、yeşil mercimek (%6.3)、dövem buğday (%6.3)、pirinç (%6.3)、süt tozu、kurutulmuş havuç、şeker、maya özütü、kurutulmuş öğütülmüş nane、bitkisel yağ (ayçiçek)、sirke tozu、aroma vericiler ( süt ürünü)、sarımsak、kurutulmuş öğütülmüş soğan、zerdeçal (%0.3)、İz miktarda yumurta、hardal、soya、badem、kereviz、fındık、çam fıstığı、antep fıstığı ve susam içerebilir.
小麦粉、ホエイパウダー(乳製品)、でん粉、ヨウ素添加塩、ヨーグルトパウダー(8%)、緑レンズ豆(6.3%)、打ち麦(6.3%)、米(6.3%)、粉乳、乾燥人参、砂糖、酵母エキス、乾燥粉末ミント、植物油(ヒマワリ)、酢パウダー、香料(乳製品)、ニンニク、乾燥粉末玉ねぎ、ターメリック(0.3%)、微量の卵、マスタード、大豆、アーモンド、セロリ、ヘーゼルナッツ、5月松の実、ピスタチオ、ゴマ
栄養成分等
1杯(250ml)あたり
エネルギー:70kcal
たんぱく質:2.8g
脂質:1.1g
炭水化物:12.1g
食物繊維:0.6g
食塩量:1.5g
スープの作り方

パッケージの裏に作り方が載っていましたので、こちらを翻訳したものを書きます。
※全部トルコ語で書かれています。
このスープの素1袋で4人前(約1Lになり1人あたり250ml)の量になります。
スープを一番おいしく作るには:
- 1袋のスープの素と、水5カップ(1L)を鍋に入れ、沸騰するまでかき混ぜます。
- 沸騰したら弱火にし、10分間煮込みます。
- スープを1杯取り、それにヨーグルト大さじ3(100g)を入れてかき混ぜます。
- 鍋の中にヨーグルトを混ぜたものを加え、混ぜ合わせます。
- 再び沸騰したら完成です。
スープの作り方(もう一つの方法):
- 1袋のスープの素と、水5カップ(1L)を鍋に入れます。
- 沸騰するまでかき混ぜます。
- 10分間煮込み、休ませたら完成です。
シェフのおすすめ:さらに風味豊かにするには、ミントを油で炒め、スープに加えます。
上記のように、2つ作り方が書かれていましたが、言ってしまうとヨーグルトを入れるかどうかの差しかありません。
ヨーグルトスープなのに、入れなくても作れるというのはちょっと意外ですね。
(原材料に一応ヨーグルト粉末が入っているからOKなのでしょうか?)
おすすめにあったミントについては、準備していなかったので今回は入れずに作りました。
「Knorr Yoğurt Çorbası」を食べてみた感想

見た目は、ほんのり緑が入った気のする、黄色っぽい色をしていました。
かき混ぜないで少し待っていると、ハーブの細かくなった葉と思われる緑色のものや、白い塊(ヨーグルト?)が浮かんできます。
香りは、ハーブとヨーグルトとチーズ(?)のような、発酵したような感じの香りと、ハーブの香りが強く感じられます。
味としては、1番最初に感じたのは酸味で、酸っぱすぎるほどではありませんが、程よく酸味のある味付けになっています。
ヨーグルトや穀物が入っていることもあってか粘度がちょっとあり、とろみのついたスープです。
塩味はそこまで強くはなく、脂質も少ないので粘度のわりにはあっさり目な感じでした。
よく混ぜないと沈んでしまいますが、具も意外としっかり入っており、食べていて一番わかりやすく存在感があったのはにんじんと豆、お米です。
飲んでいて思ったのは、前述の通り独特なハーブの香りが強めで、ハーブが苦手な方はちょっと飲みづらいなと思ってしまうかもしれません。
全体的に食べてみて、ヨーグルトを使うという日本のスープでなかなか似たものがないような、トルコらしさを感じられるスープになっていました。
「Knorr Yoğurt Çorbası」はどこで買える?
今回はメルカリで購入しました。
調べてみましたが、基本的に大手のネット通販で取り扱っているところはなく、直接トルコなど海外へ行って買うか、個人で出品しているものを買うなど、入手方法はあまり多くないようです。