
Steamを見ていたらセールをしていた、「Trader Life Simulator 2」という、前回失敗した「Cashier Simulator」と同じパブリッシャーのゲームがあったので購入して遊んでみました。
こちらは作業感こそありますがちゃんとゲーム性のある、遊んでいて楽しいゲームになっていました。
ゲーム内容は、お店を経営する経営シミュレーションゲームですが、プレイヤーが主にやることは商品の仕入れと品出しを行うというゲームでした。
そんな、「Trader Life Simulator 2」を一通り遊んでみたので、遊んでみた感想とレビューをしていきたいと思います。
はじめに
基本情報
開発・パブリッシャー | DNA ARMY GAMING |
公式サイト | Steamストアページ |
リリース日 | 2022年12月8日 |
対応機種 | PC(Steam) |
ジャンル | 経営/仕入れシミュレーションゲーム |
販売価格 | 2,300円 |
「Trader Life Simulator 2」はどんなゲーム?

「Trader Life Simulator 2」は、品出しなどを含めてお店を経営するシミュレーションゲームです。
一応、ライフシミュレーター要素も入っているようで、プレイヤー自身の空腹度や喉の渇き、便意といった欲求をうまく満たしつつ、お店の経営をしていくことになります。
店員は最初から雇われた状態で始まる為、レジ打ちはプレイヤーがする必要はありません。
ジャンル的には経営シミュレーションゲームだと思いますが、一般的な経営系のゲームと異なり価格の変更などの細かな経営は行えず、専らプレイヤーのすることは商品を仕入れるために車を運転し、買ってきた商品を棚に並べるなどの、仕入れと品出しをすることがメインの内容になっています。
取り扱える商品は豊富で、食料品から日用品、ゲーミングPCやおもちゃといった様々な商品を販売することができます。
公式の説明文によると、250種類以上の異なる商品、130種類以上の家具/設備が登場するそうです。
野菜などの商品のサイズ感がおかしかったり、一度にアイテム(段ボール)を5個まで持てたりする割には銀行関係が細かく、カードにATMでお金を入れないとアップグレードができないなど、変なところが大雑把だったり細かかったりする、絶妙なゲームとなっています。
ゲームの流れ

ゲームは開始後、唐突に自宅から始まり、簡易的なチュートリアルが始まります。
車を運転して自分のお店へ向かい、なぜか店外に置かれている棚と1箱の商品を店内に設置/品出しし、店内に雑に並べられた箱から商品をさらに追加で品出しして、所持しているタブレットにあるゲームの説明が書かれた「How to play」アプリを見てチュートリアル終了となります。
その後は、プレイヤーの好きなようにゲームを進めることになります。
(とは言っても街の探索やすぐ仕入れに向かう人がほとんどかと思いますが…)
街は割と作り込まれており、仕入れ可能なお店から整備工場や診療所など、様々なお店が立ち並んでいます。
マップはありますが紙という設定(?)なのか、最近のゲームでは珍しく現在地は表示されないので周囲と照らし合わせて地図を見る必要があります。
時間が進むとともに食事や水分補給なども必要になるので、仕入れた商品を食べ/飲んで回復しましょう。
トイレやバスタブも自分で購入して設置する必要がありますが、配管などは考えず、とりあえず室内(自宅か店内)に置けばOKという感じでした。
ひたすら商品を仕入れては売って稼ぐを繰り返し、街で一番のスーパーマーケットを経営できるように頑張りましょう!
簡単評価
総合評価 | |
ストーリー | |
ゲームシステム | |
おもしろさ | |
難易度 |

意外と色々作り込まれていて面白かった!
ちょっと品出しパートは作業感が強いけど、ちゃんとお金を稼げてどんどん仕入れられる商品が増えたり、アップグレードでお店が豪華になっていったりするところは達成感があって楽しい!
プレイしてみての感想

最初は「Cashier Simulator」のように内容の薄いゲームかと思いましたが、本作には日本語のレビューがされており、前作「Trader Life Simulator」も割と好評であることから、セール中ということもあって購入し遊んでみました。
最初に自宅から始まった時点でちょっと不安がありましたが、車の運転~お店の準備の時点(特にレジに最初から店員がいること)で思ったより普通に遊べることが分かり安心しました。
やってくるお客さんは全員一直線にレジへ向かい、少し時間が経つと商品を購入しますが、一切棚に向かわずに商品が急に棚から消えるので最初は驚きます。
(※「Cashier Simulator」でも同じことが起こってましたが…)
経営シミュレーションとして見るとちょっと設定できることや見れる情報が少ない感じもありますが、本作は深く考えず品揃えを増やし、たくさんの商品を陳列してお店を大きくする点がメインなのでまあこれはこれでいいのかなと思いました。
前述の商品が消えて買われたり、玉ねぎがやけに大きかったりと、割と適当に作ってるっぽい部分も多いですが、そんな点も含めてお笑い要素だと思い、ツッコミながら遊ぶと楽しいかもしれません。
また、街には店員や通行人など、登場する人物全員がなぜか大人の男性しかいない点も同じでしたが、これはここの他のゲームでも同じようなのでこだわりの一つなのかもしれません。
プレイ中にちょっと気になったこと

「Cashier Simulator」と比べるとあまりにまともすぎて気になる点は少ないですが、やはり一番思うことは仕入れ関係です。
車を運転し、少し離れたお店から仕入れてお店に戻って品出しをするというところはゲームの基本となる部分ですが、ゲームが進んでも特に品出しなどの効率を上げられるスキルを得るといった要素はないので、手間(作業量)としてはゲームが進んでいくほど増えていきます。
また、商品の購入はレジに1人やってきて1点商品が売れて…というのが繰り返される関係上、高額商品が売れない限りは一気にお金が入ってくることもないので、お金がない時はちょっと待ちが多く暇になります。
一応、終盤の方(お金が稼げるようになったら)は店員アップグレードや配達アプリを購入することでちょっとは楽ができるようになっているようです。
また、お店の評判(Shop Rating)については、お客さんの買いに来た商品が売っていないと下がるということもあり、序盤の冷蔵品が扱えない上、お金もないので品数も揃えられない時にはまず評判を上げることができない点が気になりました。
まとめ

ここまで、「Trader Life Simulator 2」を一通り遊んでみた感想とレビューをしてみました。
正直、続編が作られているだけあって内容は仕入れ/品出しの作業感こそありますがやることは色々あって面白く、難易度も仕入れたものを売れば確実に儲かるようになっている為、そんなに難しくないように作られており思わずハマってしまいました。
最近では2023年5月にアップデートがあったようで、これからもアップデートの予定があるのか不明ですが、一応最近のゲームと言えると思います。
万人におすすめできるというほどではありませんが、作業系のゲームが好き、お店の経営が好き、陳列にこだわりがある方など、このゲームに興味を持った方はセール中などに買って遊んでみてはいかがでしょうか?