
「Big Ambitions」では、お店の立地や業種により、稼げるかどうかが決まるといっても過言ではありません。
チュートリアルではなんとなくお店を経営しても進んでしまい、このあたりはあまり詳しく説明されない為、よくわからず物件・業種選びを行ってあまり儲からないなと思っている方もいるかと思います。
今回は、私が新規で酒屋を開店する流れに沿って、どのような物件や業種を選べばいいのか、経営方針はどうするのがいいのかといった情報を解説していきたいと思います。
借りる物件の選び方

まず最初にお店を経営する前に、物件の契約を行う必要があります。
借りられる物件はゲーム内時間の経過で他店が新規開店や閉店するといったイベントが起こることで多少変わるようです。
マップを開き、右側のフィルタから「Retail」を選択し、借りられる物件を探してみましょう。
(上の画像のように、マップ上に借りられる物件が緑色の吹き出しとハイライトされます)
物件には、部屋サイズ、所属している地区(Districts)、交通量(Traffic Index)、収容最大人数(Capacity)のステータスが設定されています。
これらの情報は物件を選択すると、小さなウィンドウが開きそこで確認することができます。
この中で重要な要素は,
- 交通量(多いほど宣伝するのと同等の効果がある為)
- 所属地区(商品の設定できる最大価格が地区で決まる為)
- 収容最大人数(一度に入れるお客さんが多いほど売り上げが上がる為)
の3つです。
部屋サイズは収容人数である程度決まっているのであまり気にしなくてもいいかと思います。

今回は、この“11 3rd Avenue”の部屋を借りることにしました。
借りる際に、右側に表示されているお金(Deposit、Electrical Appliances、Daily Rent)の費用が掛かり、借りた後は毎日Daily Rentの額が賃料として引かれていきます。
今回の物件は、交通量が多め(47)で、最大人数が30人ということで、中規模のサイズであまり宣伝しなくてもほどほどの来客が見込めるお店が経営できそうです。
また、“Hell’s Kitchen”は4つの地区の内、2番目に高く価格設定の出来る地区です。
経営するお店の種類の選び方

物件を選んで契約が終わったら、次にその部屋で何のお店を経営するのかを選びましょう。
何のお店にするのか決める上で重要なのは、その地区での需要(Demands)です。
需要を確認するにはアプリ「MarketInsider」を開き、その物件のある地区を選びましょう。
この時、需要リストの“Demands”をクリックすると、需要の高い/低い順に並べ替えが行えます。
今回の場合、“Hell’s Kitchen”の需要を確認しています。
これを見て、需要の高い商品を多く扱えるお店を選ぶようにすると、より売れやすくなります。
今回の場合、一番需要の高いものはホットドッグですが、商品単価の低いファストフードではあまり稼げない為、少し需要は低いですが一覧の下の方にある「マティーニ」「ワイン」「たばこ」に着目し、酒屋さん(Liquor Store)を経営することにしました。

何のお店を経営するか決める際、同じ地区の競合他社の数(Competitors)が多いと、売り上げがそちらに分散してしまう為か、需要が低めになる傾向があります。
(競合他社数はこの画面まで行かなくても、MarketInsiderの方の各項目の右端、Providersの数でも確認できます)
あまりに競合他社が多いお店は避けた方がいいのかもしれません。
また、需要以外にも、お店の種類自体によっても稼ぎやすさは異なります。
(雑に言うと、商品単価が高いお店の方が儲かりやすい傾向があります)
その地区で単価高めの商品の需要が極端に低いわけでなければ、商品単価の高めなお店(ギフトショップ、衣料品店など)を選択してもいいかもしれません。
このあたりのお店の種類別の違いは、また別の機会に紹介したいと思います。
お店の準備(内装の設定)

出店するお店の種類が決まったら、次はお店の内装を整えていきましょう。
まずはそのお店の種類にあった設備を購入し、お店に配置していきましょう。
(お店に必要なものや商品を置ける棚の種類などは、ヘルプを見ると詳しく確認することができます)
設備は「Square Appliances」と「AJ Pederson & Son」の2つのお店で大抵は揃えられます。
小売店を選んだ場合は、基本的にレジとカゴの山、商品棚が必要とメッセージ(Objectives:目標)の方にも表示されているかと思います。
他に、メッセージが表示されていなくても(ほぼ必須で)必要なものは、
Cleaning Station(店内の清掃に必要)、Storage Shelf(在庫の保管に必要)です。
お金に余裕があればセキュリティ関係(監視カメラなど)も設置しましょう。
(セキュリティ関係については後述します)
商品棚に取り扱う商品を設定する

商品棚は置いただけでは機能しないので、必ず陳列する商品を設定することを忘れないようにしましょう。
上の図のように棚に近づくか、Altキーを押すと上のようなメニューが表示されます。
プルダウンメニューから、どの商品を陳列するか選択してください。
商品の設定後、店員がいてかつ十分な在庫があれば自動的に商品が陳列されます。
(店員がいない場合は、在庫の箱を持ってその商品棚をクリックすると手動で陳列できます)
お店に1つでも商品が設定・陳列されており、その他必要な設備が揃っていれば営業可能になります。
従業員を雇う

全部自分でレジ係や掃除を行っても構いませんが、そうすると他のことができなくなってしまうので、最序盤以外は従業員を雇ってお店を営業しましょう。
内装の設定を行っている間に、求人会社(Anderson Recruitment Corp.)が営業時間内であれば従業員を募集しておくといいでしょう。
最初に雇うのはフルタイム勤務のレジ係2名+フル/パートどちらかの清掃員1名がおすすめです。
ある程度内装が完成し商品を陳列できたら、従業員を雇い、とりあえず営業を開始しましょう。
雇った従業員のシフトの変更は「BizMan」のお店詳細→「Schedule」タブから行えます。
上記3人の従業員でのシフトは、上の画像のような感じがおすすめです。
(清掃員は画像のように営業時間中に少しいれば清掃度の評価は100%になるようです)
このシフトにすると、お店は週7日営業(休日なし)で、1日14時間営業となります。
お店の営業開始の設定をする

最初はOFFになっている、「BizMan」アプリのお店詳細の左の、「Temporarily Closed」(一時休業)を外して営業開始です。
開店後はお店の情報をよく確認し、満足度などで何が足りていないか、などを見てお店を改善していきましょう。
経営初日は各データが出揃っていない為、参考になるのは営業して2日目以降になります。
また、「BizMan」アプリで他に確認できるお店の情報は以下のものがあります。
- 「Insight」タブではお店の満足度や来客数などの情報が見れます。
- 「Schedule」タブで営業時間や従業員のシフト管理などを行えます。
- 「Deliveries」タブはお店の仕入れの設定を行うところですが、こちらは別記事で詳しく説明をする予定です。
- 「Marketing」タブでは、お店の宣伝の設定を行うことができます。(後述)
- 「Settings」タブは、お店のロゴの変更や改名、閉業などを行うことができます。
この中で特にお店の管理をする上で大事なのは、最初に表示される「Insight」タブの情報です。
後編では、これらの改善する方法を解説していきたいと思います。
※後編は公開までお待ちください。
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