
アメリカ・シンシナティの名物料理の一つである、ゲッタ(Goetta)の作り方とレシピをまとめました。
ゲッタは、ひき肉とオートミールを混ぜて煮込み、それを固めたミートローフやハンバーグのような食べ物です。
なお、「ゴエッタ」という表記もありますが、“GET-uh”が発音となっているので近いカタカナ表記は「ゲッタ」の方です。
ゲッタとは?

ゲッタ(Goetta)とは、アメリカ・オハイオ州の街 シンシナティの名物料理の一つです。
牛・豚のひき肉とオートミールを混ぜて固めた、ミートローフやソーセージ、ハンバーグのような料理です。
元々はドイツ系の移民が考案した食べ物で、貧しい時代にお肉をオートミールでかさ増ししたのがルーツとされています。
これ自体の味はシンプルで、普通のお肉としてソーセージ代わりとして食べたり、サンドイッチやハンバーガーの具として使ったりして食べます。
種類によっては、スパイスやハーブが効いた味付けになっているものもあります。
シンシナティ名物はスパゲティにチリと大量のチーズを乗せた「シンシナティチリ」の方が有名ですが、「ゲッタ」も日本での知名度は不明ですが名物として存在しています。
ゲッタ・フェスト(Goetta Fest/正確にはお店及び創業者の名前からGlier’s Goettafest)という、8月に1度だけ開催するゲッタのお祭りもあります。
詳しい作り方

各工程別の詳しい作り方です。
今回使ったのは基本となるシンプルな味付け+少しハーブを入れたものです。
一番シンプルなのは塩・こしょうとベイリーフだけの味付けで、こちらが伝統的なレシピでの作り方です。
なお、オートミールは「スチールカット」や「ピンヘッドオーツ」と呼ばれるタイプの、小さな粒状にカットされたものを使います。
一般的に日本でよく売っているロールドオーツを使うと柔らかくなりすぎて異なる食感に仕上がる可能性があるので気を付けましょう。
①②:鍋でオートミールを煮込む

大きめの鍋にビーフブロス・水とオートミールを入れ、沸騰するまでかき混ぜます。
今回はビーフブロスがなかったので、ビーフブイヨンを2カップ分入れています。
沸騰したら、火を弱火にして蓋をして30~60分程度煮込みます。
底が焦げ付きやすいので、時々蓋を開け、鍋の中をかき混ぜてください。
③④:ひき肉とスパイス類を加えてさらに煮込む

オートミールがある程度水分を吸って膨らみ柔らかくなったことを確認したら、鍋に豚ひき肉と牛ひき肉、お好みでスパイス・ハーブ類を入れます。
ひき肉の塊をヘラなどで崩しながらかき混ぜ、ひき肉全体が細かくなったことを確認したら鍋に蓋をして追加で1~2時間ほど煮込みます。
更に水分が減ったことでより鍋底が焦げ付きやすいので、時々蓋を開けて鍋の中をかき混ぜてください。

煮込み終わった鍋を開け、ベイリーフを取り出して少し冷まします。
この時、もし水分が多いようだったら、蓋を開けたまま追加で加熱し、ある程度水分が飛ぶまで煮込み続けてください。
⑤:型に入れて冷やし固める

煮込んだゲッタを9x5inchのローフパンなど、何らかの型に入れます。
この時点である程度硬いので、軽く上から押して隙間がないように型に入れ、軽くラップをして冷蔵庫で冷やします。
型の下にパーチメント紙などを予め敷いておくと、取り出すのが簡単になります。
⑥:型から取り出してカットする

冷蔵庫で冷やしたゲッタを取り出し、中身を型から取り出します。
まな板などに置き、食べやすい大きさに切り分けましょう。
この時、水分量が多いなどでうまく固まらなかった場合は崩れる可能性があります。
切ったゲッタは、フライパンで軽く焦げるくらいに焼けば完成です。
(火は通っているので焼き加減は好みで問題ありません)
食感はオートミール入りの少し柔らかいミートローフやハンバーグのような感じなので、お肉として食べられます。
カリカリに焼くと、中は柔らかく外がカリっとした食感が楽しめるのでおすすめです。
アメリカでは、主に朝食向けのお肉として食べられています。
そのため、目玉焼きやトーストと一緒に食べることが多いです。

また、ゲッタはパティのように食べることもできます。
アメリカでも、ゲッタバーガー(Goetta Burger)を提供しているレストランがいくつかあるので、メジャーな食べ方のようでした。
写真のように、目玉焼きとチーズを合わせ、マクドナルドの「エグチ」風にして食べてもおいしく食べられました。
レシピまとめ

Ingredients (材料)
- ½ lb 牛ひき肉
- ½ lb 豚ひき肉
- 1 ¼ cups オートミール スチールカット
- 1 玉ねぎ 刻んだもの
- 2 cups ビーフブロス なければ水
- 2 cups 水
- 2 枚 ベイリーフ
- ¼ tbsp(大さじ) 塩
- ½ tbsp(大さじ) 黒こしょう
- 1 tsp(小さじ) ガーリックパウダー
- ½ tsp(小さじ) タイム
- ½ tsp(小さじ) マジョラム
- ⅛ tsp(小さじ) クローブ
Insturactions (作り方)
- オートミール・ビーフブロス・水・塩・こしょうを鍋に入れて中火でかき混ぜながら沸騰させる
- 蓋をして30~60分程度、時々かき混ぜながら煮込み、オートミールを柔らかくする
- 鍋にひき肉2種類・玉ねぎ・ベイリーフを入れ、ヘラなどでひき肉を細かく砕きながら煮込む全体が細かくなり混ざったら、時折かき混ぜつつ更に追加で1時間ほど弱火で煮込むこの時、好みに応じてスパイス・ハーブ類も一緒に入れる
- 火を止めてベイリーフを取り除き、ゲッタを少し冷ますもし水分が多いようであれば蓋を取って追加で加熱し、水分が減るまで煮込む
- 煮込んだゲッタを9x5inchのローフパンなどの容器に入れ、上から押してしっかりと容器に入れる容器に入れたら冷蔵庫で一晩~1日冷やす
- 冷えたゲッタを取り出し、好きなサイズに切ってから焼くことで完成余った分はカットしてからラップに包んで冷凍しておくと日持ちします。
Equipment (使うもの)
- 9x5inch Loaf Pan その他ゲッタが入る入れ物なら何でもOK
- 鍋 大きめのもの