【Car Manufacture】レビュー:20世紀初頭頃が舞台の自動車工場・会社経営シミュレーションゲーム

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Steamで、アーリーアクセス版となって発売された「Car Manufacture」(カーマニュファクチャー)という、自動車工場のライン建設がメインの自動車会社経営シミュレーションゲームがあったのでプレイしてみました。

自分の土地の中に建物を建て、工場を作っていく箱庭タイプの経営シミュレーションゲームとなっています。

※アーリーアクセス版 2024年8月6日時点での情報となります。

目次

「Car Manufacture」の基本情報

「Car Manufacture」は、20世紀初頭頃がメインとなっている、自動車工場・会社経営シミュレーションゲームです。

開発元のSTEREO GAMES S.A.は、ポーランドのゲーム会社です。

公式で日本語対応となっていますが、プレイしてみた感じ機械翻訳っぽいところが多く、理解しづらいところが多かったので英語でプレイしています。

Car Manufactureは自動車大亨ゲームです。

XX世紀の始まりにスタートし、繁栄するビジネスを創造します。

車を建造し、人々を管理し、工場を拡張し、新技術を研究します。大金を稼ぎ、トップに立ち続けます。

Steamストアページより
開発STEREO GAMES S.A.
パブリッシャPlayWay S.A.
リリース日2024年8月2日(Steam)
対応機種PC(Steam)
ストアページSteamストアページ
ジャンル自動車会社経営シミュレーションゲーム
販売価格2,300円(Steam)

「Car Manufacture」のゲーム内容について

ゲームの設定年代は20世紀初頭(正確には1885年からゲーム開始可能)がメインとなっています。

舞台となる工場を建設する場所は、デトロイトといったアメリカの自動車産業などで有名な土地から選べますが、辺りを見ることはできないので、今のところは名前と土地の形・広さが違うだけです。

土地の中には車の製造を行う工場だけでなく、駐車場や販売を行うスペースといったものも設置する必要があり、土地の中で車の生産~販売までを行うようになっています。

遊べるモードは今のところ3種類で、チュートリアル、条件付きで経営するチャレンジモード、自由に経営できるフリープレイモードがあります。

基本的には車を生産し、技術を開発しながらより良い車を作って売りお金を稼いでいくことです。

アーリーアクセス版なので、車の開発はまだ20世紀初頭の車に偏っていますが、一応現代の電気自動車まで開発を進めることが可能となっていました。

研究を進めることで新車種の開発ができるのですが、どれもモデルとなっている車があるようで、それらの元となった車種が何なのか探してみるのも面白いかもしれません。

プレイしてみた感想

クレーンを使って大量生産

自動車会社の経営シミュレーションゲームは何作かありますが、箱庭タイプはあまりなかったので新鮮で面白く、思わずハマって一気にプレイしてしまいました。

後述する細かな気になることはありますが、普通に遊べるくらいに完成されていて、今のままでも十分楽しめる完成度です。

研究を進めていくにつれ、段々と車が複雑に、かつ工程が増えて完成に時間がかかるようになっていくのを、いかに効率よく生産していくかを考えるのも面白いです。

車の生産は部品一つ一つを組み立てていくタイプで、その様子を見ることができ、徐々に車が完成していくのを眺めているのも楽しめます。

日本語訳はまだまだ謎な部分が多く微妙ですが、気になる場合は英語でプレイしても特にストーリーなどはなく、そんなに難しい表現は出てこないので大丈夫かと思います。

気になる点ほか

技術ツリーで使える設備等を増やしていきます。

ただ、アーリーアクセス版ということもあってか、まだまだ説明が不十分でよくわからない点があったり、微妙な部分も多く見られました。

一応チュートリアルはありますが、序盤の要素に絞った最低限の説明しかないので、まだまだ不親切な感じでした。

特に一番重要な車の製造に関する部分は、ライン生産やクレーンを使った効率化も可能ですが、チュートリアルでは完全手作業の生産方法にしか触れられておらず、自分で操作して試行錯誤しないとわかりにくい点は気になります。

車の販売もまだ雑な感じがあり、品質や性能といったパラメータを気にしなくてもどんどん売れていくので経営自体は難しくない難易度です。
(一応、品質が低いと売れにくいようですが待っていれば売れました)

また、車種の研究開発の進み方が早く、のんびりプレイしていてもゲーム中の1910年くらいには現実の1950年代の車が作れてしまうので、ちょっと進み方が早すぎるかなと思いました。

車種の種類も今のところ乗用車のみで、大型車や商用車はなく、現代の方の車種自体も少なめなので、このあたりも自分なりの特色が出せるようになったら面白いと思いました。

この辺りは、今後も要素の追加アップデートやゲームバランス調整がされていき、より面白く遊びやすいゲームになることを期待しています。

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