
韓国のカップうどんである、「튀김우동」(ティギムうどん/天ぷらうどん)というものを食べてみました。
韓国製ですが、あくまで日本式のうどんがベースとなっていて、ちょっと韓国風のアレンジが入った感じでおいしかったです。
そんな、韓国のカップうどん「튀김우동」がどんな味なのか、実際に食べてみた感想を紹介したいと思います。
「튀김우동」とは?

「튀김우동 큰사발면」(ティギムうどん 大盛カップ麺/天ぷらうどん)は、韓国の農心が製造・販売するカップうどんです。
商品名は「튀김」(揚げ物=天ぷら)+「우동」(うどん)という意味で、日本のうどんを韓国バージョンにしたものといった感じです。
韓国式のうどん「칼국수」(カルグクス)とは単語自体が違うので、あくまで日本のうどんがベースとなっています。
韓国ではちょっと珍しい、ピリ辛の辛味の少ないタイプの麺類で、辛さの苦手な方でも食べられるような辛さでした。
なお、韓国では袋麺タイプも販売されているようですが、日本では記事を書いた時点では販売されていないようでした。
簡単評価
韓国風にアレンジされた日本風のうどんで、ピリ辛+出汁が効いた味でおいしいかったです。
ただ、肝心の天ぷらは思っていたより小さく、数もそこまで入っていなかったのがちょっと残念でした。
基本情報

商品名 | 튀김우동 큰사발면 (日本語ラベル表記:【農心】揚げうどん BIGカップ) |
名称 | 即席カップめん |
内容量 | 111g |
製造者 | 주식회사 농심(株式会社農心) |
輸入者 | 株式会社有利 |
原産国 | 韓国 |
価格 | 240円(税込) |
油揚げ麺(小麦粉、ジャガイモでん粉、とうもろこしでん粉、植物油脂、食塩、緑茶抽出物)、粉末スープ(食塩、砂糖、ぶどう糖、調味醤油粉末、海苔エキス粉末、海苔、スパイシーパウダー、まぐろエキス粉末、かつおぶし粉末、玉ねぎパウダー)、かやく(乾カワハギ、魚肉練り製品、乾にんじん、乾ネギ、油揚げ)/加工でん粉、増粘剤(グァーガム)、かんすい、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、香料、酸味料、pH調整剤、着色料(V.B2、カラメル)、(一部に小麦・大豆・卵・乳成分・牛肉・イカを含む)
栄養成分等
1食111gあたり
エネルギー:515kcal
たんぱく質:9g
脂質:21g
炭水化物:73g
食塩相当量:4.03g
「튀김우동」の作り方

日本語ラベルにも記載がありますが、一般的なカップ麺とほぼ作り方は同じです。
蓋を開けると、粉末スープの入った小袋が入っているので、これを麺の上にかけてからお湯をカップの中の線まで入れます。
(具材は見えないですがカップの底の方に入っていました)
その後、蓋を閉めて3分待てば完成です。
なお、私が作った際は線までお湯を入れても、麺がお湯に完全に浸らず、麺の上の方が少し硬いままでした。
「튀김우동」を食べてみた感想

完成時の見た目は、うどんというよりは太めのラーメンっぽい感じの麺になっていて、つゆは茶色系でちょっと濃い目の色をしています。
香りは昆布の出汁の香りが強く、ちょっと唐辛子っぽい辛い香りもありました。
食べてみると、海藻(昆布)系の出汁が効いた味になっていて、少しピリ辛な味が日本ではあまりないタイプの味わいになっていておいしかったです。
具材としては海藻系が多く入っていて、かまぼこやにんじんなどもあって意外と具沢山でしたが、肝心の天ぷらは小さ目で5つくらいしか入っていませんでした。
天ぷらの中身は韓国おでんのような、少し硬めのかまぼこっぽいものに衣をつけた天ぷらになっていました。
麺はカップなので仕方がないのかもしれませんが、弾力等はあまりなく、柔らかめの食感です。
辛さはピリ辛で、日本のうどんと思うと辛さがありますが、韓国の麺類としては全然辛くない方でした。
「튀김우동」はどこで売ってる? どこで買える?
今回は韓国系のネット通販サイトで購入しました。
韓国系の食材を取り扱っているお店であれば、もしかすると売っているかもしれません。
店頭ではあまり見かけない印象なので、地域によってはネット通販サイトで購入した方が早いかもしれません。
