【RimWorld】MOD解説・攻略:Dubs Bad Hygieneについての解説

2024年5月1日ゲーム攻略攻略,MOD,RimWorld

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人気のサバイバル・コロニーシミュレーションゲーム「RimWorld」のMOD「Dubs Bad Hygiene」(Workshopページへのリンク)について、今回は紹介と解説をしてみたいと思います。

このMODは、衛生関係の欲求の追加と、水道・エアコンシステムやそれに関連する新たな娯楽設備等が追加されるシステム変更系のMODとなっています。

なお、以降の解説で研究として書いているものは、このMODを導入すると研究タブの中に追加される「Dubs Bad Hygiene」タブにあります。

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スタート直後の進め方

上:井戸/小屋の中に桶(左)とトイレ(右)

まずゲームを最初から始めた場合、通常通りの拠点作りを進めることに加えて、衛生関係の欲求を満たせる2つの設備も忘れずに置くようにしましょう。

最初に置くべきものは以下の2つで、どちらも木材のみ(※素材は変更可能)で建築可能です。

  • Latrine(野外トイレ):膀胱の欲求を満たす
  • Water tub(水の桶):衛生の欲求を満たす

とりあえずこの2つを設置し、最低限の欲求を満たせる状態にしましょう。
(近くに水源がない場合はPrimitive Well/原始的な井戸も地下水のある位置に設置しましょう)

次に説明しますが、通常のToiletやShowerは設置自体は可能ですが水の配管がないと機能しないため、最初から設置するのはおすすめしません。

なお、これらの設置場所はどこでもOKですが、使用時に他人に見られると心情にマイナスがつくので、上の画像のように小さくてもいいので壁で囲うことをおすすめします。

Latrineは、使うたびに[Pit](内容量)が増えていき、ある程度溜まったら中身の「Fecal Sludge」(アイテム扱い)を取り出して廃棄する必要があります。

Fecal Sludgeの処理方法

左側がBurn Pit/右側がBiosolids composer

「Fecal Sludge」はBurn Pitで燃やす(燃料扱い)か、そのものを選択して「Kick over」(蹴り倒す)で周囲に散らして消すことができます。

どちらにしても周囲が汚染され、近くを通った際に病気になるリスクがあるため、処理するための設備が作れない序盤はできるだけ遠くで処理するようにしましょう。
(燃やす場合は地面の汚染が発生しません)

なお、研究「Sewage Sludge composting」で建てられるようになる「Biosolids composer」は、Feecal Sludgeを入れることで時間はかかりますが堆肥化し、農場用の肥料として使うことができるようになります。

水洗トイレとシャワーの設置

中央にトイレとシャワー・洗面所/上に温水用タンク/下にボイラー

シナリオを「不時着」でプレイしている場合であれば、水回りの設置に必要な最初の研究「Plumbing」(配管工事)が完了した状態で始まりますので、素材や人手に余裕があるのであれば、早いうちに水回りを使えるようにしましょう。

Latrineの上位設備であるToilet(トイレ)水洗でのみ使用可能な為、水道管のラインを引く必要があります。
(※水道管のラインについては次の項目で解説します)

衛生回復用のShower(シャワー/Simple Showerも同じ効果)Bathtub(バスタブ)も同様に水道管のラインが必要なので、トイレ設置のタイミングで同時に設置・配管してしまうのがおすすめです。

Basin(洗面所)はトイレ使用後、手を洗うのに使いますが、別になくても大きなデメリットはないので最初は設置しなくてもOKです。

バスタブとシャワーとの違いは一度に使用する水の量・衛生の回復にかかる時間と、使ったことによる心情の変化です。

さらに上位のトイレ・シャワーは研究を終えることで使用可能となり、性能がアップする代わりに電力を消費します。

  • Smart Toilet(スマートトイレ):75Wの消費電力がありますが1回あたりに使う水の量が少なく詰まることのないトイレです。
  • Power Shower(パワーシャワー):75Wの消費電力がありますが2倍速く体を洗えます。

どちらも有用な設備なので、研究が終わったら早めに交換することをおすすめします。

なお、トイレなどは個別にベッドとリンク(実質的に持ち主の設定)させたり、使える属性(性別や入植者・囚人など)の設定も行えます。

「不時着」の3人であれば、基本は共用のトイレとシャワーの1セットがあれば十分ですが、拠点サイズや人数が増えた場合はそれに応じて増やしていきましょう。

囚人部屋を作っている場合は、部屋の中にも1セット作らないと、衛生欲求が回復できず囚人の心情が悪くなるので注意です。

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水のくみ上げ~排水までのラインについて

「Dubs Bad Hygiene」で水を使うには、給水用ポンプ、給水用の動力、水タンク、下水の排水口の4つの設備が最低限必要です。

なお、設置可能なパイプは1種類(plumbing)しかありませんが、上下水道は分かれている設定(?)のようで、パイプラインがどこかで各設備に繋がってさえいれば、設置している場所がどこであっても問題なく機能します。

水のくみ上げについて

水のくみ上げには、まずくみ上げるためのWater Well(井戸)を設置しましょう。
(※手動タイプの井戸Primitive Wellは不可)

設置しようとすると、マップ上に地下水を表す表示になる(上の画像参照)ので、できるだけ水の豊富な青色の濃い場所に設置しましょう。

井戸の設置が終わったら、水をくみ上げるためのポンプとなるWind pump(風力ポンプ)か、Electric pump(電動ポンプ)を設置しましょう。
(風力は電気不要ですが不安定、電動ポンプは250Wの電気を消費するので好みの方を選びましょう)

ポンプの設置場所は井戸から遠くてもパイプさえ繋がっていればOKです。

また、水を溜めておくためのタンクであるWater Tower(給水塔)も設置し、それらをパイプで結べば水のラインが完成します。

うまく取水が機能しているか確かめるには、Water Towerを選択し、「Water Stored」の項目が増えていっていればOKです。

研究を進めることで、上位の井戸「Deep Water well」(地下水の分布が異なり汚染の影響を受けない)や、より溜められる水の量の多い給水塔「Huge water tank」、汲み上げ量の多いポンプ「Pumping Station」も使えるようになっていきます。

お湯について

赤いゲージが出ているのがHot water tankです。

シャワーなどを使用した際、十分なお湯がタンクにない場合、使用後に冷たい水ということで心情が多少悪化します。

これを防ぐには、お湯を沸かしてお湯用のタンク(Hot Water tank)に入れておく必要があります。

お湯を沸かすには、ボイラーを設置し、ボイラーとタンクをパイプで水のラインに繋ぐ必要があります。
(こちらも繋がってさえいれば離れていてもOKです)

ボイラーの種類は複数あるので好きなものを使いましょう。

Log Boiler:木材を燃料として使うボイラー
Gas Boiler:バイオ液化燃料を燃料として使うボイラー
Electric Boiler:電力を使うボイラー
Solar Heater:太陽熱を使うヒーター(ボイラー)
Geothermal Heater:間欠泉の上に作ることが可能なヒーター(ボイラー)

問題なくお湯が作られているのかを確認するには、ボイラーを選択し、「Connected demand/capacity」の項目で100.00%になっていればOKです。
(もしくはタンクに表示される赤いゲージが伸びきっていれば問題なく機能しています)

Electric Boilerに限り、選択時のコマンド「Increase Power」・「Reduce Power」で消費電力が変わりますが出力を調整可能なので、使う熱量に応じて変更しましょう。

また、このボイラーによる熱システムは後述の空調システムを使用する場合にも使います。

下水について

下水の排水場所として、Sewage outlet(下水の排水場所)があり、これは基本的に川のすぐ横に設置するのがおすすめです。
(下流が汚染されますが特に何もありませんでした)

下水は平地など、どこにでも流せますが、病気リスクを考えると、少なくとも拠点から遠い場所にした方が無難です。
(平地に設置した場合、廃液はFecal SludgeをKick overしたものと同じタイプの汚染になります)

下水の処理について

「Septic Tanks」の研究で設置可能になる「Septic Tank」(腐敗槽)を設置すると、一旦そこに下水がたまり、排出される下水が浄化されるようになりますが、浄化速度が遅く溢れた分はそのまま排水されます。

浄水の上位技術である「Sewage Treatment」の研究で設置可能になる「Sewage Treatment」(下水処理槽?)は、下水の浄化速度が速く、ある程度の人数がいても対応可能となりますが、500Wの電力消費があります。

なお、どちらも設置する場所は水の配管が繋がっていればどこでもOKです。

水のコンタミネーションについて

後から水処理施設を作っても先にDrainしないと解消されません。

Water Wellの効果範囲に、何らかの汚染物質やその原因となる設備がある場合、水が汚染されコンタミネーションが発生します。

右下のお知らせに「Contaminated Water Tower」が出ている場合、どこかの給水塔にコンタミネーションがあります。
(コンタミネーションのある給水塔にバイオハザードマークが表示されています)

コンタミネーションの発生した水は、病気になるリスクが高まるため、できるだけ早急に対処しましょう。

対処法は、原因となるものを取り除いた後、給水塔を選択して「Drain」を実行すれば解決されるはずです。

なお、コンタミネーションの発生する主な原因は汚染物質があるところからの取水で、ポンプを設置した水源付近に深部ドリルマシンなどを設置しても発生するので気をつけましょう。

原因は右下のお知らせ「Contaminated Water」のメッセージ内容に書かれています。

研究の「Water filtration」で設置できるようになる「Water treatment」(水処理施設)があれば、どこから取水してもおそらく大丈夫になります。

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空調システムの使い方

このMODでは、水道関係と併せて空調関係のシステムも追加されます。

少しわかりづらいところもあるので、その点を解説していこうと思います。

ラジエーターのシステムについて

研究の「Central Heating」を行うことで、ラジエーターを使った暖房の空調システムが使えるようになります。

暖房として使える、ラジエーター(Radiator/Large Radiator)には、水の配管を接続する必要があります。

ラジエーター用の熱源はシャワーなどで使う温水と同じで、ボイラーとタンクが必要となります。
(お湯関係については前述の項目を参照ください)

ラジエーターはそれぞれ選択すると通常の暖房同様に温度の設定ができ、設定温度に合わせて自動的に出力が調整されます。

ボイラーの出力が十分でタンクにあるお湯が足りていれば、ラジエーターは暖房として機能します。
(ボイラーのdemandがcapacityを上回らないように出力調整・足りなければ増設しましょう)

エアコンのシステムについて

研究の「Multi-Split air conditioning」を行うことで、室外機と室内機で分かれたエアコンを設置できるようになります。

通常のRimWorldのエアコン(クーラー)は設置した場所の片方が冷却、反対側から熱が出るシステムですが、この研究で作れるものは現実のエアコンのように、室外機を外に、室内には室内機と場所を分けて設置できるメリットがあります。

エアコンは室内用の「Air-con Indoor unit」と、室外機の「Air-con Outdoor unit」、及びエアコンの配管が必要です。

このMODで追加されるエアコン用の配管は「Air-con pipe」という独立したものになっているので、新たに引き直す必要があります。

室内機はそれぞれ選択すると通常のクーラー同様に温度の設定ができ、設定温度に合わせて自動的に出力が調整されます。

こちらも熱システムと似たような感じになっていて、室外機を選択すると出力を調整でき、もし足りなければ増設してdemand以上のcapacityになるようにしましょう。

ただ、室外機は外気温が高いとオーバーヒートし、多少効率が落ちる仕様となっているようです。

その他の追加される設備について

基本的な2つの欲求を回復するためのやり方は上記の説明通りですが、他にもいろいろな設備が「Dubs Bad Hygiene」導入で追加されます。

どれも関連する研究を終える必要があり、あれば便利なものが多く揃っています。

もしMOD「Hospitality」を導入しているのであれば、アドオンMOD「Hospitality: Spa」を導入することで、プール・サウナ・ホットタブの使用料金を設定できるようになります。

Sauna(サウナ)

サウナは娯楽として機能します。

必要なものは小部屋にサウナ用ヒーター(燃料式のFueled Sauna Heaterか電気で動くElectric Sauna Heater)と、座席(Sauna Seating)です。

設置してサイズに問題がなければ勝手に入植者たちが使用し、娯楽の欲求が回復します。

説明的には心臓発作の確率を下げるとありますが、その効果はわかりませんでした。

Swimming Pool(プール)

プールは設置すると娯楽施設として機能します。

設置後、大量の水(36000L)が必要となるので、生活用水までなくならないよう気をつけましょう。
(プール選択で出るコマンドで注水量の調整が可能です)

水が十分に貯まっている場合は、勝手に入植者たちが使用し、娯楽の欲求が回復します。

Washing machine(洗濯機)

使うことで各装備品の霊属性を消すことができます。
(保管場所扱いのようです)

洗濯機には電力と水が必要なので、忘れずに接続しましょう。

通常の衣類に対しては使用できず、特に効果がありません。

Hygiene Bionics(衛生生体工学?)

研究を終えることで、コンポーネント工作台から衛生関係の欲求を上がりにくくするものを作れるようになります。

Bionic bladderは、膀胱と喉の渇きの欲求の上がりやすさが-50%となります。

Hygiene Enhancerは、衛生欲求の上がりやすさが-50%となります。

スプリンクラー系

「Irrigation」(灌漑)の研究を終えると、「Irrigation Sprinkler」(灌漑用スプリンクラー)が建てられるようになります。

設置すると、水の容量(範囲MAXで1回1000L)が足りていれば範囲内に水を撒き、肥沃度を一時的に上げてくれます。

範囲はスプリンクラーを選択すると表示されるコマンド「Decrease radius」・「Increase radius」で変更可能です。

もう一つのスプリンクラーは「Fire suppression」(消火)の研究を終えると、「Fire Sprinkler」(火災用スプリンクラー)が建てられるようになります。

こちらは、農地用のものを基本的に同じですが、散水するタイミングは範囲内に火がある場合か高温の状態の時のみとなります。

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オプション設定について

オプションのMODオプション→Dubs Bad Hygieneから一部の設定の変更が可能です。

基本的にはそのままでいいかと思いますが、欲求の上昇レートなども変えられるので気になる人はここで調整しましょう。

Thirst(喉の渇き)について

デフォルト設定ではOFFになっていますが、オプションからThirst need(喉の渇き)にチェックを入れることで渇きの欲求も追加することができます。

喉の渇きを癒すには、川などの水源の他、汲み上げた水を水道やfountainなどから飲む必要が出てきます。

渇きONの場合、他の食料品同様、入植者たちは水を持ち物に入れて持ち運ぶようにもなります。
(Pack water bottlesがONの場合)

また、MOD「Dubs’ Bad Hygiene – More Drinkables」を導入することで、対応していれば他のMODで追加された飲み物でも回復することができるようになります。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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