【Little Lives】感想・レビュー:車の運転もできるSims系の街で生活してスキルアップしていくゲーム

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人生シミュレーション系のゲームで面白そうな「Little Lives」というゲームを見つけたのでプレイしてみました。

これ系のゲームとしては「The Sims」シリーズが有名ですが、似ているようで似ていない意外とオリジナリティのあるゲームになっていて、楽しく遊べました。

そんな、「Little Lives」(リトルライブス)をある程度までプレイしてみましたので、ゲームの紹介や感想とレビューをしてみたいと思います。

※日本語非対応です。

目次

はじめに

基本情報

開発・パブリッシャHoundstooth Games
公式サイトSteamストアページ
リリース日2024年3月8日
対応機種PC(Steam)
ジャンルライフシミュレーションゲーム
販売価格1,500円

「Little Lives」はどんなゲーム?

「Little Lives」(リトルライブス)は、主人公を操作して自由に生活をしていく人生シミュレーションゲーム(ライフシミュレーション)です。

最初に主人公となるキャラを作った後、舞台となる街「Littleton」に車でやってくるところから始まります。

最初のチュートリアルを進めて(※スキップ可)職に就き、後は自宅を借りるなどをして自由に生活を楽しむことができます。

街では色々な事ができ、持っている車を運転して街中を移動し、仕事だけでなく、スキルアップの為に学校で授業を受けたり、車や家具、食料などを買ったり、住民たちとの交流をしたり、大会に出てお金を稼いだりといったことができます。

自宅は収入に見合ったものを選んで、ホテル暮らしからアパート、一戸建てまでと自由度は高めです。

これ系のゲームあるあるですが、ゲームクリアとなるような条件は特にないので、自分なりに目標を立てるなどして好きなように遊びましょう。

ゲームの流れ

知人との会話は下からカードを選んで進めていくシステムです。

まずは主人公となるキャラクターを作ったら最初のチュートリアルに従い、何らかの職に就職するところまで進みます。

その後は、特に決められた遊び方はないので、好きなように生活をしていきましょう。

一応、他のゲームでいうクエスト的な目標(Objectives)という、達成することでお金のもらえるものはあります。

目標はありませんが、基本的には就いた職で昇進し、トップを目指してスキルアップなどを行っていくことがメジャーなプレイスタイルかなと思います。

生活面では、主人公の解消しなくてはいけない欲求を満たしつつ、空き時間で知人との交流やイベントを進めたり、スキルを磨いたりといったことをしていきます。

満たすべき欲求は少な目で、睡眠(体力)・食事・衛生・交流の4つだけ+たまに病気になることがあるので治療が必要なくらいです。

何をするにもほぼ必須な街での移動方法は2種類あり、自分で車を運転して移動する方法と、マップ上で行き先を選んで自動で移動する方法です。

オートの方が楽ですが、交通ルールを守って移動するため、所要時間が長引くデメリットがあります。

なお、この記事を書いた時点では徒歩などの車以外の移動手段は使えません。

簡単評価

総合評価
ストーリー
ゲームシステム
おもしろさ
難易度
きつねちゃん

街に引っ越してきて生活をしていくゲームだよ!
最初の方は厳しい生活だけど、乗り越えて色々できるようになった時の達成感がいいね。
車を自分で運転して移動できるのも珍しくて面白い。

プレイしてみての感想

自宅の模様替えはあまり詳しくできません。

一見、生活系のシミュレーションゲームということで、「The Sims」っぽさを感じてしまいますが、意外と差別化がされていて楽しく遊べました。

どの職業でも昇進が結構難しいですが、その分次々と昇進していけてしまう「Sims」よりも歯応えのあるのでここは個人的には好みです。

お金が稼げるようになってくると、いい家具を買い、睡眠や学習の効率を上げて生活が楽になって成長を感じられるという、これ系のジャンルの醍醐味もしっかり味わえます。

ただ、難易度は高めに設定されていて、お金のない序盤は特にシステムや街の施設をあまり理解していない中、仕事と昇進のための勉強に追われ、なかなか自由に行動できないところもありますが、このあたりを乗り越えた時の達成感はよかったです。

働く会社によって要求されるドレスコード的なパラメータがあり、それに合った服装をしないといけないのですが、面白いシステムだと思う反面、主人公のファッションを好みにできないのはちょっと残念でした。
(最も、そんなに選べるファッションアイテムはありませんが…)

街での移動もオートと自分で運転するという2種類の好きな方、もしくは両方を使い分けることができ、どちらにもメリット・デメリットがあるこのシステムはいいなと思いました。

生活要素としては、自宅の飾りつけなどは置くだけの簡素なシステムで、主人公も家具を使う動きはなく、ちょっと物足りない感じはありましたが、主人公のスキルアップや昇進などの育成がメインのゲームだと思えば楽しめます。

プレイスタイルにもよりますが、リアルで真似できないほどひたすらストイックに自分の成長だけを目標に頑張っていく姿はプレイヤーも見習いたいところがありますね。

プレイ中にちょっと気になったこと

病気はすぐ治りますが結構お金がかかります。

バグなどの問題は特になくプレイして楽しめました。

割と全体的な難易度は高めで、特に序盤はお金が稼ぎにくいのでギリギリの生活を続けていくことになる点はリアリティがあるかもしれませんが、もうちょっとお金関係は全体的に安くするか、難易度設定などで低難易度モードのようなものを選べるといいかなと思いました。

買った家具は使っていると壊れる可能性があり、昇進しようにもスキルを学ぶための家具がなかなか買えないという序盤を切り抜けるまでが大変です。

誰かとの会話は、毎回カードを選んで進めていくタイプなのですが、これがちょっと面倒だなと思うことが多々ありました。
会話はカード形式を毎回ではなく、何か適当に話してくれる選択肢があってもいいんじゃないかなと思ってしまいます。

時折発生するミニゲームは、英語での知識が必要なものが多く制限時間も短いため、正直クリアするのが難しいです。

これも、パズルっぽいものに変えられるようにするなど、もう少しクリアしやすいものにできるといいかなと思いました。

まとめ

自分で運転する方が目的地に早く辿り着けることが多いです。

ここまで、「Little Lives」について、紹介と感想・レビューをしてみました。

日本では全然知名度のないゲームですが、(ミニゲームを除いて)そこまで難しい英語が出てくるわけではないので、英語が多少読める方であれば楽しめるかと思います。

「Sims」と比べると建築は簡素で生活を楽しむよりもプレイヤーキャラの育成がメインに感じますが、そういったゲームが好きな方であれば楽しく遊べるゲームになっているかと思いました。

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