【Delivery INC】感想・レビュー:実在の街・地図で次々と来る配送依頼をドライバーに指示を出してこなしていくゲーム!

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Steamのゲームを見ていて、面白そうな配送系のシミュレーションゲームがあったので購入してみました。

今回プレイしたのは、「Delivery INC」(デリバリーインク)という、Uberのような会社を経営し、実在の街の地図を見てお客さんや荷物などの依頼が来たら乗り物を向かわせるという、「911・112 Operator」の運送会社版といった感じのゲームです。

そんな、「Delivery INC」を、大型貨物のDLC(Large Cargo DLC)を入れた状態で一通りプレイしてみたので、感想やレビューをしていきたいと思います。

※日本語非対応です。

目次

はじめに

基本情報

開発DIGIFOX
パブリッシャーGames Operators
公式サイトSteamストアページ
リリース日2023年7月28日
対応機種PC(Steam)
ジャンル配送会社経営シミュレーションゲーム
販売価格1,700円

「Delivery INC」はどんなゲーム?

「Delivery INC」(デリバリーインク)は、タイトルそのままの意味(配送会社)からもわかる通り、配達系の仕事を請け負って、雇ったドライバーに指示を出し街中の様々なところへ人や物を配送していく、配送指示がメインのシミュレーションゲームです。

運ぶものは、タクシー的なお客さんだけでなく、一般的な荷物や割れ物、ファストフードなどの食品や大型貨物など様々です。

プレイヤーは、配送に使える乗り物(車やバイクだけでなく、ヘリコプターもあります)の種類や依頼のあった場所の距離などから、どの乗り物を使うか考え、遅れないように依頼をこなしていく必要があります。

好きな街を選んで(チャレンジと言う目標はありますが)自由にプレイできるフリーモードと、ちょっとしたストーリーやイベントがあり、決められた目標を達成するキャンペーンモードもあり、こちらはニューヨークやパリ、東京などの都市が舞台となっています。

ただ運送するだけでなく、進めているうちにランダムイベント(事故や商品の破損など、キャンペーンモードならストーリーに沿ったものも)も起こり、どう対処すればいいのかプレイヤーにチャットという形で連絡が入ります。

そのメッセージを読んでリアルタイムで減っていく時間内に選択肢を選ぶ必要があり、少し焦らされる場面もあります。

次々と入る依頼を時間切れにならないようにこなしていき、人気の高い配送業者を目指して頑張りましょう。

ゲームの流れ

ゲームは、大きく分けて2つのパートに分かれて進行します。

1つ目は、その日に使う乗り物やドライバーなどの設定を行うパートです。

最初からある程度の乗り物が用意されているので、最初はそこまで悩まないところだと思います。

売られている乗り物を購入したり、ドライバーを新たに雇ったり、乗り物の修理をしたりと言ったこともこのタイミングで行います。

車のラインナップは日付と共に変わり、一部を除いて購入時もリースやローン、一括の3つの購入方法が選べるので、タイミングや用途に合わせてうまく乗り物を準備していく必要もあります。

2つ目は、メインとも言える、地図を見て乗り物に指示を与え、配送をこなしていくパートです。

キャンペーンモードの場合、この時にメッセージが入り、何らかのストーリーが進行するイベントが発生することがあります。

実在の街の地図上に、時間経過とともに次々とお客さんからの依頼が吹き出しで出てくるので、それらの依頼に合った車両に移動の指示を出し、時間切れにならないように依頼をこなしてお金を稼いでいきます。

目的地は複数設定可能で、空きがあるのであれば一度に複数の荷物を積んで運ぶということも可能になっています。

また、急がせる(Rush)ことも可能で、交通ルールを無視させて(?)速く配達することが可能になりますが、割れ物の場合は壊れる可能性や、警察に見つかると捕まるといったリスクがあります。

時間はほぼリアルタイム経過で進行しますが、一時停止や倍速などに変更可能なので、RTSが苦手でもプレイできるようになっていました。
(メッセージのやり取り中のみ強制で時間経過するようです)

1日が終わると、その日の配達のレビュー(☆5段階)や収支などの結果が表示され、再び設定パートへ移行します。

この2パートを繰り返して、ゲームが進んでいきます。

簡単評価

総合評価
ストーリー
ゲームシステム
おもしろさ
難易度
きつねちゃん

地図上で指示を出して次々と来る配達依頼をこなしていくゲーム!
ゲームが進むと思ったよりも忙しくて大変だけど一時停止があるから安心。

プレイしてみての感想

DLCの舞台はスウェーデンの首都・ストックホルムです。

実在のマップを使って乗り物に指示を出していくという、「112 Operator」に似た感じのゲームで、題材が運送ということで、内容的には取っつきやすくて思わずはまってしまいました。

プレイ画面だけだと最初から最後まで地図メインでほとんど動きがないので、一見地味ですが、実際プレイしてみると意外と忙しく、次々と車を動かして全ての依頼をこなせたときにちょっとした達成感もあります。

これ系のゲームとしては時間を止められるのも、一気に依頼が入ってきた時に一旦考えられるのでいい点だと思います。

メインとなるモードがどちらなのかわかりませんが、経営シミュレーションっぽさを楽しみたいのであれば、フリープレイモードの方をおすすめします。

キャンペーンモードはストックホルム以外は全体的に短く、5日間で収支は赤字にならないようなギリギリで目標を達成できるようにプレイするタイプ、かつ各イベントでお金が結構増減することが多いので、こちらはパズルっぽい要素強めであまり経営シミュレーションっぽい感じではありませんでした。

どちらのモードもそれぞれ違った楽しみ方があり、面白かったです。

キャンペーンモードはイベントに沿ってプレイするのが楽しく、ストーリー展開も運送関係を任される点は同じですが各都市で大きく違っていてワンパターンではないので、次はどうなっていくのか、早く進めて続きを見たいと思ってしまうほどでした。

一部のキャンペーンは難易度がちょっと高く、クリア後の☆がもらえる条件にもクリアが難しいものがあって、やりがいのあるものなのも(高難易度が嫌な人もいると思いますが)よかったです。

地図を見て指示をするタイプのゲームが好きな方は気に入るようなゲームになっているかと思います。

プレイ中にちょっと気になったこと

東京のキャンペーンモードでは小池都知事も登場

大きなバグなどはなく、特に問題なく最後まで遊べました。

街(場所)によって道路の密度や一方通行の設定あたりの関係で、難易度が変わる点は気になりますがこれ系の地図データを使うゲームでは仕方がないことかもしれません。

ドライバーからのトラブル(ランダムイベント)が度々発生するのですが、そのイベントの種類が少ないのか、同じ内容のものがプレイし続けていると何度も発生したうえ、同じ選択肢を選ぶと同じ展開になるので、もう少しランダム性があった方がいいかなと思いました。

また、ストーリー系の荷物(キャンペーンモード)を運んでいる車にランダムイベントが発生し、車がイベントによりなくなった場合は強制的に失敗になるので、運次第ではありますがそこはイベント発生率を下げるなど何か工夫が欲しかったです。

まとめ

どの乗り物を買うか、ドライバーを誰にするのかといった編成をしましょう。

ここまで、「Delivery INC」の内容や、感想とレビューを紹介してみました。

見た目は地味ですが、やってみると色々とやることが多く不思議と達成感のあるゲームになっています。

ある程度の大きさの街であれば舞台に設定することもでき、好きな街や自分の住んでいる街で遊んでみるのも楽しいかと思います。

ちょっと値段は高めですが、割と頻繁にセールを行っているようなので、これ系のゲームが好きな方は遊んでみてはいかがでしょうか?

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