
ベトナム食材を売っているお店で、目を引くパッケージのお菓子があったので購入してみました。
見た目からはフィリング入りのスポンジケーキ系のお菓子であることしかわからず購入してみましたが、ちょっと独特な味わいでおいしいお菓子でした。
そんな、「C’est BON」がどんな味なのか、実際に食べてみた感想を紹介したいと思います。
「C’est BON!」とは?

「C’est BON!」(セボン)は、Công ty TNHH Thực phẩm Orion Vina(ベトナムオリオン)が製造・販売するスポンジケーキのお菓子です。
ベトナムのお菓子ですが、商品名の「C’est bon」はフランス語で「おいしい・良い」といった意味の言葉です。
製造メーカーは韓国のお菓子などで有名なオリオン社のベトナム支社のようです。

袋状のパッケージになっており、インパクトのある黄色と赤の色と指の絵が描かれています。
中身は袋の大きさに対して思ったよりも少ない、個包装の5個入りでした。
ベトナムらしい、「Chà bông gà」と呼ばれる糸状のお肉(中国で「肉松」と呼ばれているものとほぼ同じ)が生地に練りこまれているという、他ではあまり見ないタイプのスポンジケーキです。
「Phô mai」とあり、中にはチーズのフィリングも入っています。
簡単評価
一見普通のチーズケーキのお菓子かと思いきや、お肉が入っていることで独特な食感が味わえるお菓子でした。
味的にもお肉による変な味はせず、程よい甘さでおいしく食べられました。
基本情報

商品名 | C’est BON Phô mai |
内容量 | 101.5g(5個入り) |
製造者 | Công ty TNHH Thực phẩm Orion Vina |
原産国 | ベトナム |
価格 | 300円 |
卵(21.4%)、砂糖、小麦粉、植物油、鶏フレーク(肉松)(3.6%)(新鮮な鶏むね肉、砂糖、調味料(621)、魚醤、醤油、グルコース麦芽、植物性脂肪、乳化剤(477、471、475)、膨張剤(322(i)、473、491、470(i))、チーズパウダー(1.9%)、粉乳、卵白、食用アルコール、保湿剤(420(i))、1520、422)、イソマルトオリゴ麦芽、重曹(500(ii))、重曹(500(i))、炭酸カルシウム(0.3%)、安定剤(415、412)、合成香料(牛乳、チーズ)、ヨウ素添加塩、膨張剤(575)、チキンパウダー、合成チーズパウダー(チーズパウダー、パーム油、牛肉からの繊維)、粉末(1100(iii))、唐辛子抽出物
栄養成分等
100gあたり
エネルギー:430kcal
脂質:24g
ナトリウム:280mg
炭水化物:45g
たんぱく質:8g
カルシウム:180mg
「C’est BON」を食べてみた感想

中身の見た目は、「Twinkies」のような黄色い、楕円形のスポンジケーキの形をしています。
袋を開けてみると、少し焦がしたチーズっぽい香りがします。
食べてみると、普通のスポンジケーキよりも少し噛み切るのに力のいる、繊維っぽい感じのある硬さでした。
後述のお肉が入っていることがこの食感を作っていると思われます。
甘さはほどほどで、塩味も結構感じるような味でした。
中のチーズフィリングはチーズらしさは強くはないですが、チーズケーキっぽさは感じられる味です。

噛んでいると、ベトナムなどによくある糸状のお肉(成分を見る限り鶏肉)の食感と塩気のある味を感じられます。
普通のチーズ系のお菓子にはない味わいで、食感も柔らかいだけではない、いいアクセントになっていておいしいです。
全体的に、味はチーズケーキに塩味が強めになった感じでしたが、食感はなかなか食べたことのない感じで、おいしく食べられました。
「C’est BON」はどこで売ってる? どこで買える?
今回はベトナム食材を扱っているお店で購入しました。
日本で販売していましたが、ネット通販などの利用しやすいお店で取り扱っているお店はなさそうでした。