【大海賊クエスト島DX】感想・レビュー:海賊となって世界を開放し船員と島の両方を育てていくゲーム!

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Steamで「大海賊クエスト島DX」がリリースされていたので早速遊んでみました。

このゲームは、iOS/Android用の基本無料で遊べるアプリ「大海賊クエスト島」買い切り版となっていて、ゲーム内広告や課金要素、ソーシャル要素をなくしたオフラインで遊べるバージョンになっています。

そのため、基本的な内容としてはアプリ版とほぼ同様の内容になっています。

このゲームは、自分の海賊団を結成し、マップ中の島々を巡ってクエストをクリアし、島を開拓して勢力を拡大していくという内容のゲームで、カイロソフトのゲームとしてはちょっと珍しい、建築よりも戦闘がメインの内容のゲームになっています。

そんな、「大海賊クエスト島DX」を中盤くらいまでプレイしてみたので、その感想とレビューをしていきたいと思います。

目次

はじめに

基本情報

販売カイロソフト
公式サイトゲーム紹介ページ
リリース日2013/02/28(アプリ版)
2023年8月30日(DX)
対応機種iOS/Android(基本無料)、Nintendo Switch、Steam
ジャンル海賊大冒険シミュレーションRPG
販売価格基本無料(アプリ版)、1350円(Switch)、1280円(Steam)

「大海賊クエスト島DX」はどんなゲーム?

クエストでの戦闘は画面下で小さく行われます。

このゲームは、海賊となって自分の海賊団を結成し、メンバーの育成や海賊船の内装などを整備しながら、近海の島々を巡ってクエストをこなし、最強の海賊団を目指していくゲームです。

カイロソフトらしく、単にメンバーをレベルアップや装備を充実させて育成していくだけでなく、海賊船の内部の設備(船室、倉庫など)を自分で配置したり、島の建物の建築を行ったりといった建築系の要素が入っています。

ゲームの主な内容(ストーリー、目的?)としては、自分の国の王様の要望に応えながら、海賊団を強くしていき、近海の島々を占領していた海賊や海賊船、モンスターと言った敵対するものを倒し、自分の王国の勢力を拡大していくことになります。

メインとなる戦闘はオートで行われる仕様で、戦闘に関してプレイヤーが行えることはほぼ0で、チームに分けられている、戦闘/クエストを行うメンバーの編成だけでOKのシンプル設計になっています。
(途中からプレイヤーが戦闘に一部介入できる「声援」というコマンドが使えるようになります)

戦闘システム的にはアクティブタイムバトルを簡略化したような感じで、ターン制ではなく、素早さ依存のゲージがたまったキャラから順番に自動で攻撃を行うようになっています。

元が基本無料で遊べるように開発されたアプリなので, カイロソフトのゲームとしては珍しく、ゲーム内〇年が経過したらクリアといったものはありません。

ただ、クリア自体はなくても引継ぎ要素はあり、一定のランク以上になると一部を引き継いで再スタートすることも可能になっています。

DX(買い切り版)とアプリ版の違い

大海賊クエスト島DX(買い切り版)大海賊クエスト島(アプリ版)の違いは、一番は課金要素がなくなり、オフラインでも遊べるようになったことです。

アプリ版ではゲーム内で限られた方法もしくは課金することによって手に入るメダル(いわゆるゲーム内仮想通貨)が、ゲーム内の戦闘などで手に入る通貨で購入できるようになっています。

他にも、広告表示がないフレンドに関わる機能(オンライン対戦、フレンドと協力して行うモンスター討伐)がないなど、オフラインの環境でもプレイできるようになっています。

オンライン対戦だった要素は「Free対戦」という名前になり、ほどほどの強さの敵(NPC)と対戦形式で戦えるように変更されています。

ログインボーナスや、曜日・日付によってもらえるボーナスはアプリ版と同じです。

残念ながら、リアルタイム経過で進む待ち時間はアプリ版と同じく存在し、DXの方でも同じ時間(スタミナ回復のみ2分に短縮)を待たなければいけないようです。

ゲームの流れ

最初はチュートリアルも兼ねて、酒場で仲間を集め、自分の国のすぐ近くにある海賊のアジトのクエストを進めるところから始まります。

その後、自分の海賊船をもらい、自由に近海を移動できるようになるので、近くの島々のクエスト海域の探索(測量)を行っていくことになります。

基本的に行ったことのない島は敵対する海賊たちが占拠しているため、クエストを進めて島を開放していくことが一つ目的になります。

解放された島には村がある場合があり、その島を開放する(ボスを倒す)事で物資の補給や勢力(国力的なもの)を増やすこともできます。

この勢力を増やしていくことも、このゲームの主な目的となります。

敵はクエスト中だけでなく、移動中や停泊中でも場所によっては船に敵が乗り込んでくるため、油断できません。

自分の海賊団のメンバー達は、RPGにありがちなことですが、様々な職業があり、それぞれ得意武器スキル特殊能力などが異なります。

あまり戦闘向きでない職業もありますが、お店を開いてお金を稼ぐことができたり、メンバーにいるだけでスタミナ消費量が減ったりと何らかの役に立つ能力を持っています。

また、転職も可能で、職業をマスター(レベルをMAX)する度にマスターボーナスでステータスが上がってより強くなるので、転職を繰り返して強いキャラクターを育成していきましょう。

行ける範囲のクエストをこなし、ある程度クリアすると次の海域などが出現するので、次はそこのクエストを進めていく、というのがゲーム全体の流れです。

国の勢力を広げつつ海賊団を強化し、国と海賊両方を育成して、強い海賊になれるよう進めていきましょう。

簡単評価

総合評価
ストーリー
ゲームシステム
おもしろさ
難易度
きつねちゃん

アプリ版の仕様がほぼそのままで一気に進められないところは気になるけど、仲間を育てて戦利品で更に強くなってどんどんクエストを進めていくところは楽しい!
海賊船内に建てる施設の配置を考えて効率を上げる要素も面白いと思った!

プレイしてみての感想

測量中に海賊船に乗り込んできた敵とも戦います。

今作はベースとなるアプリ版自体のリリースは昔のゲームですが、今プレイしてもおもしろく、ハマれるゲームになっていました。

後述のリアルタイムの待ち時間問題はありますが、そこを除けば全体的に楽しくプレイできました。

いつも通り最初はできることが少ないですが、今作は探検をしてマップが広がったり、クエストなどの結果次第では島が解放されたり、新たにできることが増えたりと、段々とやれることが増えていくのは楽しいです。

従来の買い切りのカイロソフトのゲームは一定時間の経過(ゲーム内の時間)で解禁される要素がありますが、今作は基本的にクエストや探索の進み具合で要素がアンロックされるため、もっと強くなってより高難易度のクエストをクリアしたいという気持ちが出ました。

装備や転職システム「冒険ダンジョン村」に近く、それにスキルなどの要素が増えている感じで、たくさん職をマスターすることでどのキャラも強くなれる点はいいと思いました。

船内の施設の配置も、いつもの施設同士の相性があるので、ある程度ゲームが進んだら配置に悩んで考えられるパズル的な要素もあり、全体的にやること(やれること)がたくさんあって、今からプレイしてもまだまだ楽しめるゲームになっていると思いました。

プレイ中にちょっと気になったこと

どんどん敵の海賊から島を開放していきましょう!

一番プレイしていて気になった点は、時間の経過で回復するスタミナ制になっている点や、建築・アップグレードなどの際に生じる待ち時間といった、基本無料のアプリゲームにありがちなリアルタイムの待ち時間要素です。

アプリ版の方は基本無料のゲームなのでまあ仕方ないかなと思えるのですが、PCでプレイしていて建物を建て終わるのにリアルタイムで〇時間待つ、クエストを進めたいがスタミナが足りないために回復を待つといった点がそのままだったのはちょっとマイナスでした。

買い切り版にするにあたり、全体的にかかる時間を短縮するなど、何か変更されていればよかったなと思いました。

最も、ログインボーナスなどもあるので一気に遊ばずのんびり長く遊んでほしいということなのかもしれませんが…

これ以外の要素で個人的には特に気になるところはありませんでした。

まとめ

敵の海賊船とバトル

ここまで、「大海賊クエスト島DX」をプレイしてみた感想や内容などについて書いてみました。

ゲームのベース自体はちょっと古いゲームでありながら、やれることやもっと進めたいと思えることも多く、それだけにスタミナ制などの時間経過が関わる部分がちょっと残念でした。

序盤に進め方を誤ると詰むようなこともなく、やりこみ派でなければ攻略情報なしでのんびり進めても問題なさそうな点もよかったです。

グラフィックもいつものドット絵で、自分の海賊船でキャラが動いて戦っていたり、何か作業をしていたりする様子を眺めていても楽しいです。

今回は買い切り版の方をプレイしてみた感想でしたが、基本無料のアプリ版の方もまだプレイ可能ですので、気になった方は遊んでみてはいかがでしょうか?

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