【Parisian Brasserie Simulator】レビュー:パリの街でブラッスリーを開きウェイターとしてお店の経営をするゲーム

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Steamで開発中の一人称経営シミュレーションゲーム「Parisian Brasserie Simulator」(※デモ版)を一通りプレイしてみましたので、その感想・レビュー記事となります。

このゲームはフランス・パリの街でブラッスリーを経営し、街で一番人気のお店に成長させていく経営シミュレーションゲームとなっています。

プレイヤーはお店の経営として、主にウェイターとして働きつつ、在庫管理などを行ってお店を経営していきます。

※開発者の方からデモ版を提供していただけましたの。
当記事の内容は、デモ版(Ver 0.0.4.10~0.0.5.0)の内容となります。
現在もアップデートが高頻度で行われており、最新版の内容と異なるものがあるかもしれません。

※日本語対応で、やや変な表現はありますがプレイできないような誤訳はありませんでした。
ただ、タイトル画面や目標といった一部のフォントに読みづらいものが使われています。

目次

「Parisian Brasserie Simulator」について

「Parisian Brasserie Simulator」(パリジャン ブラッスリー シミュレーター)は、タイトル通り、フランス・パリの街でブラッスリー(カフェやレストランのようなお店)を経営していくゲームです。

プレイヤーが経営することになるブラッスリーは、入口から外を見るとすぐエッフェル塔が見える好立地のお店で、パリらしくおしゃれなお店を経営できます。

内容的には一人称視点でお店の在庫管理等を行いながら、ウェイターとしてお客さんの対応をしていくもので、「Supermarket Simulator」といった系統のゲームの飲食店版といった感じです。

パリで自分のブラッスリーを経営し、人気スポットに育てましょう!メニューを作り、お客様にサービスを提供し、細部にまでこだわってレストランを成長させます。仕入れを管理し、最高のサービスを提供して、光の街で名店を築きませんか?

Steamストアページより
開発元・パブリッシャQuark Studios
リリース日未定(2025年内)
対応機種PC(Steam)
ストアページSteamストアページ
ジャンル経営シミュレーションゲーム
販売価格未定

プレイしてみての感想

最初は、チュートリアルに従ってこの手のゲームでおなじみのお店の掃除と家具の配置、材料の仕入れから始まります。
その後、お客さんが来店するので、プレイヤーはウェイターとしてお客さんを席に案内し、注文に合ったドリンクや食事を運び、食べ終えた食器を片付け、会計を行ってお金を稼いてお店を経営していきます。

一通りのお店の作業があり、混んでくると忙しくて大変ですが、それぞれの作業は程よく簡略化されているので、お仕事をしている感覚が楽しめて、かつ面倒過ぎないちょうどいいバランスでした。
(会計はお金を受け取ったらおつり不要でレジをクリックすれば終わり、食器洗いは食器をシンクに入れて終わり など)

お店の営業時間(10:00~0:00)が終わったら(もしくは翌日の朝)、汚れた床を掃除して終業となり、翌日に進みます。
この営業開始前と終了後は時間が止まり、掃除以外に材料の仕入れも効率的に行えます。
汚れはプレイヤーやお客さんなど、人が歩いたところに汚れがたまっていくので、導線を考えた配置にすると効率よくお掃除ができるかもしれません。

お掃除はやや面倒な作業ではありますが、汚れが緑色にハイライトさせることができ、どこが汚れているのかわかりやすくなっています。
細かなところは自動できれいになるので、95%程度の掃除で十分なのはストレスなくできていいと思いました。

お客さんがオーダーしたら、持っているタブレットを使ってシェフに注文を伝え、完成したものをお客さんまで運びます。
ドリンク系は一部は機械を使って、それ以外は自分で注いで(※注ぐのは自動)提供することになります。

出てくる料理はそれぞれ綺麗なグラフィックで表示され、結構おいしそうな見た目をしています。
種類も豊富で、最初はリブアイステーキとデビルドエッグのようなものしかメニューにありませんが、2日目を終えるあたりで一気に種類が増えます。

残念ながら、メニューのアンロックされるスピードに対して稼げる金額は少なく、お金が足りなくてすぐに材料を仕入れられないためしばらくの間は初期のメニューを出すことになってしまいましたが、ここは何かバランス調整が入ったらいいなと思います。

PCからはメニュー価格設定や食材などの仕入れ、家具の購入などが行えます。
仕入れを行うとある程度時間が経ってから、お店の外にトラックが来て箱を搬入するシステムです。
(※トラックのせいで後続が渋滞するのがちょっと気になります)

今のところPCからできるのは価格設定や提供するかしないかの設定、食材・家具の注文くらいですが、おそらくこれから従業員の管理なども増えるのだと思います。

お店の外にも大行列

前述のとおり、現在はお金があまり稼げず、材料代を支払うのが精いっぱいなので、座席を追加することも大変です。
お客さんは外に行列を作っており、初期の座席の数では追いつかないので、やはりお金のバランスやタスク達成報酬で座席がもらえるなどがあればいいなと思いました。

お金周りのバランス調整や作業の効率化につながる要素がないなど、まだ開発版ということもあって微妙ですが、これらが改善されれば似た系統のゲームの中でも特徴のあるゲームになって面白いと思います。

正式版で期待したいこと

今のところ、デモ版なので仕方ないとは思いますが、まだ基本的な要素しかありませんでした。
これだけでも十分面白いのですが、正式版で以下のような要素があるともっと楽しくなるかなと思いました。

ちょっと期待を込めていろいろ盛り込んでいますが、最低限従業員の追加かスキルレベルなどで各作業の効率を上げる方法があればいいかなと思います。
一応、ストアページにも食材の品質やチーム(従業員?)といった要素の説明があるので、下記の一部は追加する予定がありそうです。

  • 様々なアップグレード要素
    ※現状、目標達成でのトレーのアップグレードしかないので、移動速度アップやお店のサーバーや調理器具のアップグレード要素があれば、効率が上がりゲームを続けるモチベーションに繋がりそうです。
  • 従業員の雇用
    ※現状、プレイヤー一人でお客さん全員の対応をする必要がありとても大変なので、追加で清掃やウェイターといった従業員が雇って増やせたら遊びやすくなっていいと思いました。
  • お店のカスタマイズ・飾り付けアイテムの追加
    今のところ、そのままでもおしゃれな感じですが、座席のデザインは1種類だけで、お店自体の装飾品などはなくカスタマイズ要素がないので、評判アップなども兼ねて色々なデザインの家具を置けたら楽しくなりそうです。
  • バランス調整
    現状料理のアンロックスピードに対してお金が稼ぎにくく、せっかく追加されたメニューを出せるのが後になってしまいます。
    メニュー追加をもう少し遅くする、材料費や収入のバランスを変えるなどで、新要素が楽しみやすくなったらいいなと思います。
  • 細かな遊びやすさに繋がる要素の改善(文字関係)
    現状、日本語フォントがやや読みづらいうえ、文字が小さく見づらいです。
    また、お客さんの注文も遠いとアイコンで判断するしかなく、文字は近づいて読める程度なので、何かキーを押している間だけ拡大されるなどの補助があってもいいかなと思いました。
  • グラフィック関係の改善
    低スペックで遊んでいるからかもしれませんが、空のグラス系が見えづらく、テーブルやトレーに乗っているのか判断が難しかったです。
    グラス自体のグラフィックを少し見やすくできるオプションや、トレーに乗っている個数を表示などがあればいいかなと思いました。

まとめ

「Parisian Brasserie Simulator」はデモ版ながら、ベースとなる部分はしっかり作られていて、面白く遊ぶことができました。
これ系のゲームはどれもかなり忙しいものが多いですが、本作は作業も無駄にミニゲームが多くて大変ということはなく、少なくともプレイした範囲ではちょうどいい忙しさでお店のウェイター気分が味わえます。

いろいろな経営シミュレーションゲームがある中、パリの飲食店経営シミュレーションゲームというのはオリジナリティがあり、よくあるゲームで終わらず独自の要素が増えてこれからもっと面白くなっていくことを期待しています。

最後に、デモ版の提供をしてくださったQuark Studios様 ありがとうございました。

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