
Steamで正式版になっていた、放置系ライフシミュレーションゲーム「My Little Life」(マイリトルライフ)を遊んでみました。
このゲームの大きな特徴は、横長・縦長の小さくて細長い画面で、画面の端で基本放置して、お金がたまったらちょっと遊ぶというような、ながら遊びに向いているゲームです。
Simsなどのゲーム程複雑な要素はなく、シンプルで2Dの世界で気楽に住民たちを眺めて楽しめるゲームになっています。
ゲーム開始と基本的なこと

最初は1人と最低限の小さな小屋だけでゲームが開始します。
マップは2つあり、風景や画面のサイズ(横長か縦長)・建物の高さの上限などが異なりますが、進め方などはほぼ同じです。
なお、初期の住民及び追加できる住民は、名前の変更は可能ですが、見た目は自動的に決まって変えられないようです。
様々な機能は右の「F」タブのチュートリアル(というよりミッション)を進めていくことでアンロックされていきます。
チュートリアルを進めるとトイレを置くことになりますが、それ以外に最初の小屋には空腹・衛生・娯楽の回復できるものが置かれていないので、追加でこれらを置くことを忘れないようにしましょう。
住民の欲求は電球タブで確認でき、下がってくると回復できる家具を勝手に使って回復してくれます。
高価な家具だと回復量が大きく、欲求ゲージが全体的に高くなることで仕事効率(収入)が100%以上になります。
逆に満たされていない(ゲージが減っている)ものが多くなると仕事の効率が下がってしまいます。
なお、操作方法は設定などにも書かれていませんが、おそらく以下の操作だけです。
- クリック:選択
- 家具を右クリック:向きを反転
- 住民をドラッグ:強制的に移動
- 右クリックでドラッグ:画面移動
- Escキー:メニュー表示
放置について

本作は、放置ゲーム的な面もあり、お金稼ぎなどにある程度時間がかかるので、のんびり遊ぶのがおすすめです。
放置の際、住民を就職させ、最低限欲求を満たせる家具を置いておけば、欲求0になる心配はないので安心して放置できるかと思います。
一応、欲求が0になっても大きなデメリットは起こりませんが、効率も落ちなんだかかわいそうなので置いてあげましょう。
なお、本作は食費などの経費は発生しないため、働いて稼いだお金は全て建築や家具の購入に使えます。
家具・建物について

家具は、左のメニューからお金で購入して、家や屋外に設置することができます。
半透明の家具はFPを消費してアンロックできます。
鍵アイコンの家具は職業の昇進などでアンロックされます。
家具を設置後、配達されるまでは半透明で、購入してもすぐに設置されません。
配達ゲージがいっぱいになると、左端に段ボールが届いて住民が設置してくれます。
夜間は配達ゲージは増えていきますが、夜明けになるまで荷物は届かないようです。
説明欄には、後述する住民のスキルポイントも書かれており、フィルタリングして特定のスキルが上がる家具のみ絞り込んで表示させることができます。
フィルタリングは、漏斗マーク(右上)を選んで、特定の欲求・スキル・設置場所などのみに絞り込めます。
壁は実質家の建築で、壁を置いていくことでお家を大きくできます。
壁は配達式ではなく、設置すると住民が建築してくれます。
階段は上下同じ位置に2つ以上置くことで機能するため、2階を作るのに必要な金額は序盤だと結構高い(安い階段でも400C x2 で800+壁代が必要)です。
住民のスキルアップと職業

「Sims」などの生活系のゲームと異なり、本作の住民のスキルは少し変ですが、置いている家具や装飾品のスキルポイントの合計になるようです。
家具を使うことでスキルレベルがアップすることはなさそうです。
職業に対応しているスキル(スキル画面で緑字のもの)のみ、仕事による時間経過で上がっていきます。
住人が2人以上になった場合は、各住民のエリアに置いた家具のスキルポイント合計値がその住民のスキルとなります。

職業は右の「C」タブから各職業に対応する家具を置いている場合、就職させることができます。
住民が複数人いる場合は、同じ職に2人以上就職させることはできないようです。
仕事は24時間可能らしく、欲求が満たされていれば夜中でもお金を稼いでくれます。
職は必要な家具を全て設置したうえで、要求スキルを満たしていれば昇進させることができます。
昇進することで、給与が上がり、FPボーナスと家具がアンロックされます。
昇進は自動ではなくプレイヤーがボタンを押す必要があります。
なお、職は途中で辞めさせることはできませんが、最後までキャリアを昇進させることで、リセット(転職)することができるようになります。
住民が複数人になった場合の注意点

少しゲームを進めると、住民(設定上は友達・ルームメイト?)を増やすことができるようになります。
住民の要求している壁や家具を3つ揃えると、住民として誘って人数を増やすことができます。
2人以上になったら、パーソナルエリアの設定をしましょう。
そのエリア内に置いているものは対応する住民のスキルが上がり、家具類はエリアに設定した住民のみ使える(?)ようになります。
(※ベッド・娯楽・椅子以外は他人のエリアにあっても共有されるようです)
住民の情報の切り替えは、右のウィンドウの上にある左右の矢印から行えます。
ただ、欲求の回復は家具までが遠いとあまり使ってくれないように思ったので、できるだけ各住民にトイレなども一式揃えてあげる方がいいのかもしれません。
住民同士が出会うと会話することがありますが、人間関係的なものはないようで、雰囲気以外に意味はないようでした。
ペットについて

ペットも、住民の追加と同じで、ペットを呼ぶために必要なアイテムを2つ置くことで、呼び出すことができます。
ペットは特定のエリアの設定や住民と一緒にするような感じではなく、自由に家中を歩き回ります。
ペットクリックで鳴き声が聞けて、ハートを出せます。
街のレベルアップ

かなり地味でわかりづらいですが、左メニューの「!」から、街レベルを上げる項目があります。
ここからタウンシップクエストという、ミッション的なものが確認でき、これら全ての条件をクリアすることでレベルを上げることができるようになり、多数の家具と職業(最初のレベルアップで全てアンロック)がアンロックされます。
2段階目、3段階目のレベルアップもありますが、使える家具が増えるくらいの変化しかないため、ゆっくり住民の要望に応えつつ、クエストの目標を進めていきましょう。