【Boba Simulator】感想・レビュー:シンプルながらも試行錯誤が楽しい黒猫のタピオカ屋さん経営ゲーム!

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ブラウザでデモ版が遊べる、黒猫が経営するボバティー(タピオカティー)のお店経営シミュレーションゲーム「Boba Simulator:Idle Shop Management」をプレイしてみました。

ゲーム内容的には、懐かしいと感じる人もいるかもしれない、Flashゲームの「Sim Lemonade」とよく似ています。

経営シミュレーションと言ってもそこまで難しい要素はなく、気軽にプレイできる難易度になっています。

そんな、「Boba Simulator:Idle Shop Management」について、プレイした感想とレビューをしていきたいと思います。

※バージョンについて:2023年7月28日時点でのアーリーアクセス版でプレイしています。

目次

はじめに

基本情報

開発元・パブリッシャNapas Torteeka
公式サイトSteamのストアページ
リリース日2022/12/01
対応機種PC
ジャンル経営シミュレーション
販売価格470円(Steam)

「Boba Simulator」はどんなゲーム?

最初は小さなお店からスタート

「Boba Simulator:Idle Shop Management」は、タイトルにもある通り、ボバティー(日本で言うタピオカティー)のお店を経営し、お金を稼いでいく経営シミュレーションゲームです。

なぜかIdle(放置ゲーム)とタイトルには入っていますが、放置ゲーム要素はほぼありません。
(しいて言えば、序盤の方のボバティー販売中は短時間ですが放置することになります)

登場する店員やお客さんは全員黒猫のキャラになっており、人間は登場しません。

やることはシンプルで、基本的には販売するボバティーのレシピ(紅茶・砂糖・ボバ(タピオカ)・値段)を変えてお客さんの満足してもらえるレシピを見つけ評判を高めてたくさん売ってお金を稼ぐことです。

稼いだお金でアップグレードを行い、よりたくさん売ってお金を稼いで…という繰り返しで、目標を達成できるようにお金を稼いでいきます。

難易度的にはそこまで難しいものではなく、短時間(日数)でクリアしようと思うと少し頭を使いますが、ただクリアするだけなら制限時間もないため、そんなに難しくなくプレイすることができました。

今後もアップデートでステージ数が増える予定らしいので、個人的には期待しています。

ゲームの流れ

段々と行列のできる人気店に成長!

ゲームは、まずその日の売るボバティーのレシピの変更や材料を入荷し、1日を開始します。

その日の販売が始まると、ボバティーの販売やボバティー作りなどは完全にオートで行われ、在庫切れか営業時間終了までどれだけ売れるかを見ているだけになります。

1日の営業が終わったら結果が表示されて次の日となり、その日の売り上げやお客さんのレビュー等の結果を見て、設備などのアップグレードを行ったり、またレシピを練り直したり、入荷数を増やしたりしてより売り上げを伸ばせるようにしていきます。

ステージが進むとできることが徐々に増えていきますが、基本的な流れはほとんど同じです。

アップグレードもあり、ボバティーの作成速度アップや、マーケティング(来客数アップ)、追加トッピングメニューの追加などが行えます。

アップグレードをどの順番でするかなどをうまく考えながら、よりたくさん稼げるようにお店を経営していきます。

各ステージにはクリアとなる為のゴール目標(所持金や1日の売り上げなど)が設定されており、その目標を全て達成することでステージクリアとなります。

クリアまでにかかった日数が短いほどハイスコアとなりますが、制限時間(日数)はないため、スコアを気にしなければ自分のペースでのんびりとプレイすることができます。

簡単評価

総合評価
ストーリー
ゲームシステム
おもしろさ
難易度
きつねちゃん

お客さんに満足してくれるレシピを試行錯誤するのが楽しい!
全体的に難易度は高くないけど後半はやれることが増えてちょっと忙しくなる感じだった!

プレイしてみての感想

使う紅茶やシロップなども決められるように!

昔ハマっていた「Sim Lemonade」と似た感じで、商品の材料の配分を決めてお客さんの反応を見ながらおいしいレシピを作るという点は個人的には好きだったので本作も楽しめました。

ゲーム画面自体はやや単調で、動きは行列ができてそれが捌かれていくくらいですが、アップグレードで行列がすごい速度で捌かれていき、お金がたまっていく様子は見ていて面白いと感じました。

ステージが進むと, 店員さんを雇えるようになったり、デリバリーが開始されたり、支店を持てるようになったりとただカウンターだけで売るのではなく、それぞれの特徴を踏まえて決めないといけないことが出てくるので、難易度自体はちょっと上がりますが、それはそれで考える楽しみがあり面白かったです。

1つステージが進むと1つできる要素が増えるという感じで、一気にいろいろできるようにならず段々と慣れながら新要素を遊べるのもよかったです。

ゲーム全体を通して、ある程度共有した進め方のコツはあるので、それに沿って進めていけばそこまで難なくクリアできる程度の、ちょうどいい難易度になっていて遊びやすかったです。

プレイ中にちょっと気になったこと

VIPも来店するようになった!

バグや詰み要素もなく、日本語訳は理解できないような変なところがなかったので、プレイしていて特に気になることはありませんでした。

ただ、1点、後述の各ステージのプレイ途中でセーブができない点が気になりました。

途中セーブができない

このゲームは、前述の通りステージクリア式になっています。

各ステージをクリアすると、そのスコアと共に進捗のデータは保存されるのですが、ステージをプレイしている途中でやめようと思っても、保存機能がないため最初からやり直しとなってしまいます。

この問題のせいで、序盤の方は1ステージ10~20分もあればクリアできる程度なのでいいのですが、後半になってくるとやることが増えてクリアまでにかかる時間が長くなってしまうので、ちょっと改善してほしいなと思いました。
(一応、ゲームをやめる前に途中のデータは保存できないという旨の警告メッセージは出ますが…)

途中セーブ機能ぐらいついていてもいいんじゃないかなと思いました。

デモ版について

本作は、デモ版が2つあります。

1つは、Steamのストアページにあるデモ版です。
(私は未プレイなので詳細は不明です)

もう1つは、ブラウザでプレイできるデモ版です。

こちらは、無料でインストール等不要で遊べるので、試しに遊んでみるのもありだと思います。

序盤の方のステージをほぼ制約なくプレイできるので、買うまでではないけど遊びたいという方にもおすすめです。

ブラウザのデモ版はこちらからプレイ

まとめ

タピオカ山盛りで販売することもできる

ここまで、「Boba Simulator:Idle Shop Management」についての紹介・レビューをしてきました。

レシピを試行錯誤して、人気のあるレシピを作って提供するという流れのゲームは、もしかしたら昔フラッシュゲームの「Sim Lemonade」をプレイしたことがある人にとっては懐かしいと感じるかもしれません。

ステージクリア型になっているので、途中セーブができない問題こそありますが、30分ぐらいちょこっと1ステージだけ遊びたいという時にも向いています。

登場するキャラクターはかわいいデフォルメされた黒猫ちゃんたちで、音楽など含め、全体的にのんびりした雰囲気のゲームになっています。

そんな感じの気軽に楽しめるシミュレーションゲームになっているので、気になった方はぜひ遊んでみてはいかがでしょうか?

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