
沖縄の伝統のおやつ「ちんびん」を簡単に作れるミックス粉「ちんびんミックス」を買って作ってみました。
黒糖を使ったクレープのような感じで、焼いたものを巻いて食べるのが一般的とのことでした。
そんな、沖縄のクレープのような「ちんびん」がどんな味なのか、実際に作って食べてみた感想を紹介したいと思います。
「ちんびん」とは?

「ちんびんミックス」は、沖縄製粉株式会社が販売するミックス粉(製菓材料)です。
「ちんびん」とは、沖縄伝統のお菓子で、黒糖を使ったクレープのような感じの生地を丸めたものです。
沖縄の伝統的おやつ「ちんびん」が、水で溶くだけで簡単に作れるミックス粉です。
ちんびんとは、中国から伝わった沖縄風黒糖クレープで、沖縄では旧暦の5月4日(ユッカヌヒー)に、子供たちの成長と無病息災を祈る為に神仏にお供えした伝統的なお菓子です。
沖縄製粉公式商品紹介ページより
パッケージにも「沖縄風黒糖入りクレープ」と書かれておりますが、クレープのように中にクリームなどの具材を入れて食べることは調べてみた限りでは少なそうでした。
似た沖縄の食べ物に「ぽーぽー」というものもあり、見た目は似ていますが黒糖を使わず味噌などを使った甘くないもののようでした。
(ただ、このちんびんも地域によっては「黒ぽーぽー」と呼ばれることがあるそうです)
今回紹介する「ちんびんミックス」は、その「ちんびん」を簡単に作ることができるミックス粉となっています。
作り方は粉を水と混ぜて焼くだけと簡単で、お手軽におやつが作れる便利なアイテムでした。
簡単評価
簡単に作れて、黒糖の甘みともちもち食感がおいしい、沖縄のおやつでした。
有名なのか結構お店でも見かけ、買いやすいので気になった方は作ってみてはいかがでしょうか?
基本情報

商品名 | ちんびんミックス |
名称 | 製菓材料 |
内容量 | 350g |
製造者 | 沖縄製粉株式会社 |
価格 | 250円(税込) |
小麦粉(国内製造)、砂糖、黒糖、もち粉、食塩/ベーキングパウダー
栄養成分等

100gあたり
エネルギー:367kcal
たんぱく質:6.4g
脂質:1.3g
炭水化物:82.5g
食塩相当量:1.2g
「ちんびんミックス」を使ったちんびんの作り方

パッケージの裏面に書いてある作り方は以下の通りです。
★材料
- ちんびんミックス:1袋
- 水:350cc~400cc
- サラダ油:適量
★作り方
- ちんびんミックスに水350cc~400ccを加え、泡立器で粉気がなくなるまで軽く混ぜ合わせ、生地を作ります。
- フライパンを火にかけ、サラダ油を薄くしき、中火くらいの火かげんで、お玉八分目くらいの生地を流し入れ丸く平らに焼きのばします。
- ②の生地の表面にブツブツと穴ができ、表面が乾いてきたら裏返して軽く焼き上げます。
- ③をフライパンから移し、さめたところで手前からゆるやかに巻いていきます。

使っているフライパンにもよると思いますが、くっついていてひっくり返すのが少し大変でした。
焼き方の問題かと思いますが、結構薄く伸ばさないと巻いたときに大きくなってしまうので、薄く広げて焼きましょう。
(水多めにして生地自体の粘度が薄くなるようにした方が簡単かもしれません)
また、糖分が多いので、焼くときに焦げやすいので気をつけましょう。
「ちんびん」を食べてみた感想


見た目の色は、黒糖を使っているので茶色く、焼くと表面にプツプツと穴が開きました。
(うまく焼けず少し焦げてしまいました)
上の写真は巻いた状態ですが、焼きあがって少し冷ましたものをロール状に巻きます。
焼いている間、黒糖らしい甘いいい香りがします。
食べてみると、黒糖の香りがいい、ちょっと甘めなクレープという感じで、シンプルながらもおいしいです。
そのまま食べても十分甘みがあり、基本的にそのまま食べるもののようですが、クリームなどをつけてアレンジする方もいるようでした。
生地はモチモチしていて、少し厚みのあるクレープといった感じで食感も良いです。
粉を混ぜて焼くだけで簡単に作れておいしいので、モチモチ生地や黒糖が好きな方は気に入るかなと言う味で満足でした。
「ちんびんミックス」はどこで売ってる? どこで買える?
今回は沖縄の食材を扱っているお店で購入しました。
沖縄県のお店で買えるほか、沖縄以外であれば沖縄物産展や、沖縄フェアのようなイベントの時に売っているかもしれません。
沖縄の食材でもメジャーな方なのか、割と沖縄系の催し物でも売られているイメージがあります。
ネット通販でも購入でき、探すのが面倒な場合はこちらで購入してもいいかもしれません。