
中国で「ジェイコブ」という名前の、ライチの形をした皮を剥いて食べられる面白い作りのグミが売っていたので購入して食べてみました。
見た目は果物のライチを模していて、中身と外の皮部分で味や食感が異なるという、グミとしては凝った作りとなっています。
そんな中国のグミ「ジェイコブ」がどんな味なのか、実際に食べてみた感想を紹介したいと思います。
「ジェイコブ」とは?

「ジェイコブ」は、中国の皓嘉进出口有限公司が販売するグミです。
商品名は日本語(カタカナ)で書かれており、その下の中国語には「荔枝味啵皮软糖」(ライチ味の”啵皮”ソフトキャンディ)と書かれています。
「啵皮」の意味はよく分かりませんでしたが、商品検索してみると皮をむけるグミをこう呼ぶようでした。
後から気づきましたが、中国で売られている「啵皮软糖」というお菓子(グミ)には中国製ですが日本語が書かれているものが多いようです。
日本にモデルとなったグミがあるのかと思いましたが日本で売っている「皮の剥けるグミ」は中国製が多いようなのでどちらが先なのかは不明です。
「ジェイコブ」のフレーバーは3種類あり、ぶどう・ライチ・マンゴーの3つの味がありました。
今回は、その中からライチ味を購入してみました。
パッケージのデザインも巨大なライチと「ライチ味のグミ」と日本語で書かれているので、日本向けではないかと思われますが日本人でも一目でどんな商品なのかが分かりやすいです。
1袋が440gと大きく、袋自体もA4サイズの紙を袋にしたくらいのサイズ感です。
中のグミは全て個包装になっていました。
中身のグミはそれぞれの味の果物を模した形をしていて、ライチ味であれば2層構造のグミになっていました。
外が赤い皮の部分で少し硬い噛み応えのあるグミ、中は白くて柔らかめのグミです。
果汁含有量が36%以上と、含まれている果汁量が多いことも特徴となっています。
簡単評価
2層構造になっているのが面白く、味もライチの風味がしっかり感じられるおいしいグミでした。
見た目だけでなく、中と外で味や食感を変えているのも凝っていてよかったです。
基本情報

| 商品名 | ジェイコブ ライチ味 |
| 内容量 | 440g |
| 製造者(委託会社) | 皓嘉进出口有限公司 |
| 原産国 | 中国 |
| 価格 | 18.9元 |
麦芽糖水飴、白砂糖、トレハロース、濃縮ライチ果汁(還元果汁量≧36%)、食品添加剤(ソルビトール溶液、カラギーナン、ペクチン、クエン酸、クエン酸ナトリウム、塩化カリウム、クエン酸カリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、寒天、乳酸カルシウム、モノグリセリルおよびジグリセリル脂肪酸、アルラレッド、二酸化チタン、カプリル酸およびカプリン酸グリセリド、カルナウバロウ)、食品用香料
栄養成分等
100gあたり
エネルギー:1404kJ(335.6kcal)
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:82.6g
ナトリウム:185mg
「ジェイコブ」を食べてみた感想

中身のグミの見た目は、ライチを模した形をしていて、赤くて上部分が少し欠けた卵型をしています。
よく見るとグミ自体に十字の線が入っていますが、単に製造上の都合でついているだけで特に意図したデザインではなさそうです。
袋を開けると結構強めなライチの香りが広がります。
噛んで切ったり、グミの十字の線から切ってみると、中身のライチの果肉をイメージした白いグミが出てくるという、2層構造になっていました。
「皮を剥けるグミ」というカテゴリーですが、最初の状態から手で皮(赤い外側のグミ)を剥こうとするとグミ自体が伸びて剥きづらいので、噛み切った方が簡単です。
外の赤い皮部分は少し硬めの食感になっていて、ここだけ食べると味は普通のグミのような感じです。
中の白い部分は柔らかめの食感になっていて、こちらの味は果汁感の感じられる、ライチの風味の強いグミです。
単にライチの形のグミではなく、しっかりをした
「ジェイコブ」はどこで売ってる? どこで買える?
今回は中国の淘宝から購入しました。
今回紹介したものと同じ商品は日本では売っていないようでしたが、「剥くグミ」という似たようなコンセプトの商品が売られているようです。
(日本で売っている「剥くグミ」の中身は透明のようなので、全く同じ商品ではなさそうです)