
パズル系街づくりシミュレーションゲーム「Urbek City Builder」(ウーベック シティビルダー)の、温帯クリア後にプレイできるようになる、実質次ステージのバイオーム「バルディビアン温帯雨林」・次のバイオーム「遺跡」についてまとめてみました。
何かプレイの参考になれば幸いです。
なお、バイオームが違ってもゲームの基本的な事やベースは「温帯」と同じなので、そのあたりは別記事を参照ください。
「バルディビアン温帯雨林」バイオームの進め方

マップの大半が撤去できない森で覆われているバイオームです。
(細い1本だけの木は撤去可能)
最初にチュートリアルでは教えてくれませんが、実のなる木の近くよりも、ある程度平地の広がったところから街づくりを始めることをおすすめします。
(人口が増えないと建物もアンロックされない為、狭いところから始めると不利です)
なお、難易度的には森の対処方法さえわかってしまえば、温帯のような砂漠や雪といった使いづらい地形がないので、開拓すれば簡単な方です。
ただし、森がなくなって何度もランバーキャンプやスラッシュ&バーンを立て直す必要があるので、結構面倒なバイオームでもあります。
ちなみに、バルディビアン温帯雨林とは、南米チリ・アルゼンチンにある気候・地域とのことです。
森の伐採

最初は、「ランバーキャンプ」で地道に森を開拓していきましょう。
道路接続が必要なので、遠くの開けたところは諦めるか、「監視塔」などを使って設置しましょう。
「町内会」や上位の市役所等のポリシーで「木材の乱開発」をONにしておくと、効率よく開拓できるはずです。
学校が建てられるようになれば、「スラッシュ&バーン」でより効率よく森を開拓できるようになります。
また、「スラッシュ&バーン」は道路接続不要なので、遠くの道路の繋がっていないところに設置しておくことも可能です。
中盤以降は、木材用の森を残して、「スラッシュ&バーン」をたくさん作っておけば、時間を有効活用できます。
森は切りすぎるとなくなってしまいますが、大学の工学部・植物学部が作れるようになれば「植林地」が建てられるようになるので、最終的に森がなくなっても木材の生産は可能です。
※ちょっとインチキっぽいですが、街から繋がっていなくても、道路だけ引いてその周りに「ランバーキャンプ」を建てていけば、その周辺の森の伐採が進みます。
当然、「!」と「主要な道路網から切り離されています」という警告が出て時間経過で道路が壊されてしまいますが、結構消えないので定期的に道路を引き直せば伐採を早めることができます。
監視塔について

上の画像のように、「監視塔」の有効範囲同士を塔で結び、道路を隣のマスから引きましょう。
メインの道路を監視塔の真横に作り、相手側の監視塔の真横から道路を引かないとうまく接続できないので、気をつけましょう。
住宅の成長

基本は温帯と同じ条件でアップグレードされていきます。
ただ、最初は森が広がっていて土地が狭いため、人口を増やすことが難しく、固めて設置するのも難しいため上位のアップグレードを狙えるのは中盤以降になります。
終盤は森の開拓が進むので、他のバイオームよりも簡単に住宅街を開発することができます。
また、「バルディビアン温帯雨林」特有のアップグレードとして、「黄色い種子の採取装置」(黄色い実の木付近に設置可能)があれば2段階目くらいで「大きな木の家」にアップグレードされますが、食料消費量が多いデメリットもあり、その後の「郊外の家」以降は同じアップグレードになるので、無理して狙う必要はあまりありません。
食料について

食料は、「赤い果実の木」があれば、隣に「赤い種子の採取装置」を設置し、「赤い果樹園」をアンロックすることで、序盤から高効率の果樹園を使えるようになります。
中盤くらいまでは赤い果樹園で食料は賄えるかと思いますが、終盤はさすがに足りないor「仕事」不足で建てられなくなってくるので、温帯でもそうだったように大学の植物学部→街中に「食品研究センター」で食料不足を解消しましょう。
木材他資源について

森が広がっている関係上、木材の産出量は比較的簡単に増やせます。
「ランバーキャンプ」は一定の間隔を開けないと設置できませんが、広範囲に設置すれば木材は余るほどになるかと思います。
他の資源は、基本木材を消費して生産することができます。
「バルディビアン温帯雨林」では炭鉱(※正確には代わりの炭の山)や鉄鉱山はどこにでも設置可能ですが、代わりに木材を消費する特徴があり、無駄に建てすぎると木材消費が多くなってしまうので気をつけましょう。
商品工場は、このバイオームにしかない黒い実のなっている木「黒木の木」の隣に「黒い種子の採取装置」を1つ設置しないとアンロックされません。
「遺跡」バイオームの進め方

最後のバイオームである「遺跡」は、名前に反してまるでポストアポカリプスのような感じで、何らかの災害で廃墟と化した街のあったところが舞台です。
そのため、他のバイオームと攻略方法も雰囲気もかなり異なります。
最初から建てられるものが大幅に異なるため、資源の生産も方法を覚えるまでが難しい、設定の難易度%からもわかる通りの高難度バイオームになっています。
ただし、高校を建てるところまでが難関で、それ以降は温帯と同じ感覚で進められるようになるので、中盤までが高難度です。
序盤の復興(街作り)

チュートリアルにもある通り、最初は他のバイオームと違って廃墟の近くに「サバイバルハウス」を建てて、「仕事」の生産(+人口も増えます)をします。
食料も「食品廃棄物処理業者」を廃墟の固まっているエリアに置いて、少しの食料の生産ができるようになります。
合わせて、木材を増やすために枯れ木付近に「ランバーキャンプ」を、エネルギーの為に「木こり小屋」を建てましょう。
次の段階で、より多くの食料を確保するために「廃墟になった農場」をアップグレードしましょう。
廃墟の農場の近くに10マス以上の「村の家」(かそれ以上)が半径2マス以内に必要なので、1つ目をアップグレードするだけでも結構大変ですが、農場が固まっているところから始めれば残りの農場のアップグレードは簡単です。
これを繰り返して、序盤はとにかく廃墟の農場をアップグレードして食料を確保しつつ人口を増やしていきましょう。
(「廃墟になった農場」は撤去可能なのでうっかり壊さないよう注意)

「町内会」でポリシーを設定できるようになったら、畑より先に公園が建てられるようになるので、食料確保のために一時的に「一般的な庭園」を有効にするか、「サバイバルハウス」で食料生産ができるようになる「組織化された生存主義者」(1軒で食料+20)もおすすめです。
人口1700人以上になり、「鉄粉除去装置」で鉄の生産を行い、「学校」を建てられるようになれば、「荒れ地」と言う名の畑(誤訳?)が荒れ地に作れるようになるので、第一関門突破です。
学校が建てられるようになってから

畑が作れるようになったことで、ある程度食料を確保できるようになっているかと思います。
本作はこれまでもそうだったように、移動の概念がないため、もし畑用の荒れ地が見つからなかったら遠くへ道路を引いて畑を作りましょう。
なお、これまでかなり有用だった漁港関係(ドックなど)は遺跡バイオームで利用できません。
ここまで進めれば、住宅地も開けた土地に固めて作っても問題ないかと思うので、セオリー通りに10×4、もしくは廃墟で土地がないのであればもう少し小さく区切った住宅街を作ることをおすすめします。
(廃墟自体は畑が作れるようになれば利用価値がないので後述の倉庫系以外は撤去してもOKです)

鉄の生産だけは高校が作れるまで「鉄鉱山」が作れない為、よく見ないとわからないですが「鉄スクラップ」がある廃墟(倉庫など)の近くに「鉄粉除去装置」をいくつか建設して確保しましょう。
高校が1つでも建設出来たら、「広場」(※どこでも設置可能な畑)や、「鉄鉱山」がアンロックされるので、ここからは温帯バイオームの時と同じように街づくりができるようになります。
廃墟を撤去した後は、広大な敷地を使って農場や住宅街を作っていきましょう。
(ただし、畑などはあまり気にするほどではありませんが若干設置・消費されるものが違うので注意)
終盤の進め方

中盤から終盤にかけて、目標は「原子力発電所再建」です。
エネルギー不足でないならいらないように思いますが、太陽光発電や上位の住宅をアンロックするのに必要な「空港」のアンロック条件になっている為、やらざるを得ません。
大学が作れる頃になったら、「放射能除去装置」が設置できるようになるので、原子力発電所の廃墟の周りにある放射性物質を取り除いていきましょう。
(かなり時間がかかるので、資源生産に余裕があるのであればたくさん置くことをおすすめします)
廃墟の周囲2マス以内に倉庫を8つ建てられれば、再建できます。

原子力発電所が再建出来たら、あとは温帯の時と同じように、空港を設置し、街を一気に発展させていきましょう。
当然、食料とエネルギー不足(こちらは原発のおかげで起きにくいですが)の問題も起こるので、農場を広げて食料を確保し、最後の実績クリアを目指しましょう。