【2025年】アメリカの転送サービス 7社比較 安くて信頼できる会社のおすすめ3選

本ページはプロモーションが含まれています。

アメリカ国内限定で、日本へ通常発送を行っていないお店から何か買いたいというときに、お世話になるのが荷物を日本へ送ってくれる「転送サービス」または「購入代行サービス」です。

ただ、「アメリカ 転送」などで調べると様々な会社があり、どこが信頼できるのか安く送ってもらえるのかが分かりづらいかと思います。

そんなアメリカから日本への転送代行サービスを行っている会社の中から7社を比較し、実体験やレビュー、料金などをもとに安心で安く発送してくれるおすすめの会社3社に絞って紹介しています。

日本への発送を行っていないアメリカ限定のお店は、以下のようなところがあります。

※本記事の内容は、個人輸入を対象にしています。

目次

比較した会社と比較ポイント

今回比較したのは以下の7社です。

  • Alice House
  • Malltail
  • BeHappy
  • はむはむ便
  • Planet Express
  • US-BUYER.COM
  • Shipito

比較ポイントは、第一に「送料」及び「手数料」、その他かかる諸費用です。
そもそも送料+手数料が高い時点で、おそらくは選択肢から外れる方がほとんどかと思います。

次に重要な比較ポイントは、「信頼性」です。
自動翻訳っぽい日本語よりも、相手が普通の日本語で対応してくれると安心感があるかと思います。
また、倉庫に届いた荷物に問題があればしっかり報告があり、不備なく発送してくれる会社を選びたいと思うはずです。

比較にあたり、実際に自分で使ってみてわかったことや、SNSやネット上のレビューを参考にしています。

結論から言うと、食品などの細かくて点数が多くて重く(10kg程度)、購入した商品の合計金額があまり高くないものを購入する場合は「Alice House」がおそらく一番安く輸入できます。
日本人によるメール対応なので、不安なく利用できる点も〇です。

小さくて軽い物を1点だけ個人輸入したいという場合は、「Planet Express」が最安となりますが、プレミアム会員(有料会員)にならないと同梱してもらえないというデメリットがあります。

買ったものの合計金額が高くて数kg程度の重さがある場合は、「Shipito」が最安でした。
登録後数日で初回限定クーポン(10%オフ)ももらえるので、とりあえず登録してみてもいいかもしれません。

なお、どの会社であっても基本的には一度にまとめてたくさん購入する方が、細かく分けて発送するよりも送料・手数料を抑えられます。

7社の手数料やサービスの比較表

以下、調べて比較した会社の特徴をまとめた表です。
所在地は倉庫の所在地で、オレゴン州の場合は消費税0%なのでお得に買えます。

送料+手数料の最終的な価格については次の項目で比較しています。

スクロールできます
会社名所在地(州)日本語対応手数料同梱検品代行手数料会員登録
Alice Houseオレゴン$5~
(購入額で変動)
有料
(まとめる店数で変動)
簡易/無料
通常検品/$2~
(点数で変動)
$20~
(購入額で変動)
会員登録不要
Malltailニュージャージー$3~
(重さで変動)
$3
(一度に3店まで)
簡易/無料不可会員登録必須(無料)
BeHappyオレゴン$1.7/1点
(無料会員の場合)
無料$1.7/点
(無料会員)
$10~会員登録必須
(無料・有料)
はむはむ便オレゴン1800円無料無料商品代の5%会員登録必須(無料)
Planet Expressカリフォルニア/オレゴン/フロリダ$2/荷物×(無料会員)
$5+1点につき$2(有料会員)
簡易/無料$5+商品代の7%プレミアム(有料)会員
月間$10/年間$50
US-BUYER.COMオレゴン$8~
(重さで変動)
〇(無料)簡易/無料15%
($1000未満)
会員登録必須(無料)
Shipitoオレゴン/カリフォルニア$3.25/荷物(無料会員)$5.5
(荷物ごと)
写真撮影$8
(無料会員)
$8.5+手数料 4.3%
+コミッション8%
会員登録必須(無料)

※手数料等の費用は2025年7月時点の物です。

次に、それぞれの会社でかかる送料+手数料を比較していきたいと思います。

各社の送料・手数料比較

各転送業者の送料と手数料を比較しました。

今回例として見積もりの計算に使ったのは、以下の荷物です。
「購入代行」ではなく、自分で購入を行う「転送サービス」での比較となっています。

  • 8kg程度の点数の多い中くらいの荷物(食品など):
    想定サイズ等/18lbs 40x40x40cm(15.75×15.75×15.75 inch) 商品点数15点/商品代金$80
  • 小物1点のA4サイズくらいの小型の荷物:
    想定サイズ等/1lbs 33x24x3cm(13×9.4×1.2 inch) 商品点数1点/商品代金$20
  • 4kg程度でやや小さめ・少量かつ高額な荷物(ブランド品など):
    想定サイズ等/9lbs 40x30x30cm(15.75×11.8×11.8 inch) 商品点数3点/商品代金$500

各転送業者の見積もりにはサイト内にある自動計算ツールや料金表を使っています。
各社にあるオプション(検品サービス等)はなしでの計算です。
保険等も入れていない料金の為、もう少し高額になる場合があります。

転送会社①:8kg程度の中くらいの荷物②:小型の荷物③:高額なやや小さめの荷物
Alice House$90.30
(FedEx)
$34.94
(FedEx)
$113.05
(ヤマト)
Malltail$112.5(ヤマト)
※容積重量で28lbsとして計算
$30.50
(ヤマト)
$73.00(ヤマト)
※容積重量で16lbsとして計算
BeHappy$140.74
(佐川)
$47.20
(佐川)
$86.76
(佐川)
はむはむ便$156.92+手数料1800円
(USPS)
$37.35+手数料1800円
(USPS)
$109.40+手数料1800円
(USPS)
Planet Express$115.22
(FedEx)
$25.88
(Planet Mail)
$79.72
(ヤマト)
US-BUYER.COM$91.45+手数料=$107.45
(ヤマト)
$33.93+手数料=$49.93
(ヤマト)
$64.90+手数料=$73.90
(ヤマト)
Shipito$109.98
(佐川)
$47.60
(USPS)
$67.03
(佐川)

※代金は無料会員での価格(※有料会員がある場合)で、複数選べる運送業者の中で最安値を記載しています。
また、商品の代金は表の代金に含めていない=送料+手数料のみの代金です。
カッコ内は運送業者名です。

おすすめの転送業者3選

送料+手数料・信頼性(評価)で、おすすめの転送業者を3社に絞りました。

3社の要点をまとめると次のようになります。

おすすめポイントまとめ

  • Alice House
    ある程度の重さの荷物を頼む場合は最安値で発送してもらえます。
    高額商品は手数料がネックになるので、合計金額が$100以下の物を買うときにおすすめです。
    日本人によるメールベースでの対応なので、不安なく対応してもらえる点も◎です。
    何度も利用していますが、トラブルなく使えていて一番おすすめです。
    割れ物の場合でも追加手数料等はかかりません。
  • Planet Express
    小物を送ってもらう場合は「Planet Mail」という独自の発送方法が使えて、比較した中で最安値で送ってもらえます。
    日本語対応ですが、やや翻訳の直訳的な表現が多いのが難点です。
    割れ物などデリケートな商品の場合、梱包材や取り扱い注意シールなどで追加費用がかかる点もマイナスです。
  • Shipito
    →高額な荷物を送って欲しい時に今回比較した中では最安値で送ってもらえるようでした。
    同じく日本語対応ですが、やや翻訳の直訳的な表現が多いのが難点です。
    大きくて商品代金が高額な場合は、Planet Expressよりもこちらの方が安くなる可能性が高いです。
    クーポンがたまにもらえて送料が割引になる点も○です。
    割れ物などデリケートな商品の場合、梱包材や取り扱い注意シールなどで追加費用がかかる点はマイナスです。

Alice House(日本人による対応あり/全体的に最安値)

Alice House公式サイト

「Alice House」は、2000年創立の転送・代行サービス会社です。
サイトのトップページにも書かれている通り、「全員日本人女性スタッフ」で、メールで全て日本語対応してくれるという、安心できるサービスが特徴です。

少なくとも、私は2020年から現在に至るまで使っており、信頼している転送業者です。
こちらの注文時等のミス(配送業者の配送先間違い)以外でトラブルはこれまで使っていて1度もなく、問題なく日本へ届いています。

会員登録不要で、商品を購入したら公式サイト内にあるフォームから購入したお店と商品リスト、商品の価格等を送るだけと簡単です。

送料も安く、大体8kg前後で代金が$100未満の物を購入していますが、送料+手数料で$100を越えたことがありません。

ただし、大きめ(重い)の荷物で商品代金が高額となるような、ブランドのバッグや服などを購入した場合、送料は安く済んでも手数料が代金に比例して高くなってしまう為、後述の「Planet Express」や「Shipito」の方が安く買える可能性があります。

Alice Houseの利用に興味がある方は、実際に使ってみた内容を解説・まとめた記事も参照ください。

Alice Houseの転送手数料
(公式サイトの手数料表より)

商品の合計金額手数料
~$50一律$5
$50.01~$100一律$10
$100以上合計金額の10%

代行手数料

商品の合計金額手数料
$0~$100一律$20
$100.01~$150一律$25
$150.01~$200一律$30
$200.01以上合計金額の15%

Planet Express(小物が最安で発送可能)

Planet Express公式サイト

「Planet Express」は、2017年に創業した比較的新しい転送・代行サービス会社です。
世界展開している会社で、日本語は翻訳っぽくやや怪しい部分や英語のままのところはありますが、実際に使ってみたり、他の日本人のレビュー等を見る限り、問題なく発送してもらえます。

単純な送料+手数料で比較をすると、小さい荷物(A4サイズくらい/服1枚程度)であれば最安値で発送してくれます。
商品代金が安く($100以下) 10kgくらいの荷物であれば、「Alice House」の方が安く発送してもらえます。
商品代金が高額で大きめの荷物の場合は、次におすすめしている「Shipito」の方が安く発送してもらえる可能性が高いです。

大きくて商品代金の合計が高い場合、代金による手数料が低い(?)らしく結果的に一番安く済む可能性があります。
(※料金表には書かれていませんが、見積もりで金額のみ高くすると送料見積もりの金額が上がりました)

Planet Expressには、無料会員(フリーメールボックス)と有料会員(プレミアムメールボックス)がありますが、違いは「同梱サービスが利用可能かどうか」くらいで手数料などに違いはありません。
そのため、同梱サービスを利用しない場合は無料会員でOKです。

Planet Expressの利用に興味がある方は、実際にアカウント登録し、使ってみた内容を解説・まとめた記事も参照ください。

Planet Expressの手数料など
(公式サイトの手数料表より)

項目手数料
発送手数料1箱につき$2
同梱手数料
(複数の荷物をまとめて1つにする)
無料会員:利用不可
有料会員:$5+ 1点につき$2
配送オプション手数料内容により$2~
(詳しくは上の使い方まとめ記事に記載)
代行手数料$5+商品代金の7%

Shipito(高額商品が最安値で発送可能)

Shipito公式サイト

「Shipito」は、2020年に転送会社「グッピング」と併合した、大手の転送・代行サービス会社です。
世界展開している会社で、「Planet Express」同様日本語は翻訳っぽくやや怪しい部分がありますが、レビュー等では問題なく発送してもらえているようでした。

ほどほどのサイズ(重さ)で商品代金が高めの物を送って欲しい場合は、全体的にここが安く発送できます。

注意点として、無料会員と月間・年会費のかかるプレミアム会員があり、「Planet Express」とは違い無料会員ではカリフォルニア州の倉庫のみ利用できます。
プレミアム会員になるとオレゴン州の倉庫が利用できるようになります。

カリフォルニア州は7.25%の消費税(Sales Tax)がかかるため、注文の際に商品代金に少し上乗せされてしまう点は注意しましょう。

「Shipito」には無料会員とプレミアム会員(有料会員)があり、送料は変わらないようですが、プレミアムの方が手数料の料金が全体的に安くなります。
また、消費税0%のオレゴン州の倉庫も利用できるようになり、何度も利用するのであればプレミアム会員の方がお得になっています。

クーポンについて

会員登録をして少し待つと、初回限定で送料が10%割引になるクーポンがもらえましたので、1回だけの利用でもお得に買えるかもしれません。
(登録してすぐはもらえず、5日くらいでクーポンのメールが届きました)

その後、一定時間使わないまま時間が経ったら、送料15%割引クーポンもメールで連絡が来ました。

今回比較した転送サービス会社の中で、唯一クーポンがもらえる会社でした。
頻繁に利用しないのであれば、登録して置いてクーポンが来た時だけ使うのも一つの手かもしれません。

Shipitoの手数料など
(公式サイトの手数料表より)

項目手数料(無料会員)手数料(有料会員)
受け取り手数料1箱につき$3.251箱につき$2.25
同梱手数料
(複数の荷物をまとめて1つにする)
荷物毎に$5.5荷物毎に$3.25
配送オプション手数料内容により$5~内容により$2~
税関申告書の作成
(自分で入力することも可)
$7$5
代行手数料$8.5
+手数料4.3%
+コミッション 8%
$8.5
+手数料4.3%
+コミッション 8%

※代行手数料は$8.5+(商品代金+送料+消費税)x4.3%+(商品代金+送料+消費税)x8%
で計算されるようです。
送料なども含めた割合のようなので気を付けましょう。

基本的な転送・代行サービス利用の流れ

基本的にどの会社を使っても、以下のような流れで進んでいきます。
転送と代行では、最初の商品購入の部分が異なりますが、それ以降の流れは同じです。

STEP
アメリカで商品を購入(or代行依頼)する

自分でアメリカ国内向けのショッピングサイトで商品を購入します。
この時、送り先住所は転送業者の倉庫などの住所を指定することになります。
(登録が必要な場合は予め登録しておき、指定の送り先住所を確認しておきましょう)

購入代行をお願いする場合は、どのお店でどの商品を買ってほしいのかをまとめ、会社に購入代行を依頼します。

STEP
転送業者に連絡する

購入した商品の詳細を転送業者に連絡しましょう。

内容は転送業者によって異なりますが、基本的には商品名・商品の代金・合計金額等が必要となります。
また、複数のお店で購入して1つに荷物をまとめてほしい場合にも、転送業者に連絡を入れる必要がある場合もあります。

代行の場合は、この作業は基本的に不要です。

STEP
倉庫(など)に商品が届くのを待つ

購入した商品が、アメリカ国内にある倉庫などに到着するのを待ちます。

商品が到着した時点で、転送業者から連絡が入ります。
(転送業者によって1点ごとに連絡が来るのか、全て届いてから連絡が来るのかが異なります)

STEP
送料等を支払う

商品が全て届き、問題なく購入したものが揃っていることが確認できると、転送業者から送料や手数料の合計の連絡が来ます。

転送業者によって使える支払い方法は異なりますが、何らかの方法で支払うことで、日本への発送準備が始まります。

STEP
日本に届くのを待つ

送料や手数料といった代金を転送業者に支払ったら、荷物が日本に向けて発送されます。
この時、転送業者からはおそらく追跡番号の連絡があるはずなので、各運送会社のページから荷物の追跡をしてみましょう。

大抵は航空便の場合、1週間~1.5週間程度で受け取ることができるかと思います。
※受け取りの際、購入金額や購入した物の種類によっては、関税の支払いが発生する場合があります。

転送サービス利用時のよくある質問(FAQ)

転送サービスを使う際に、よくありそうな疑問をまとめました。

輸入の際に関税などの税金はかかる?

購入した商品の合計金額が少ない場合(日本円で約16666円以下)であれば、基本的に税金は発生しません。

ただし、特定の品目の商品を購入していた場合は、合計金額によらず関税等が発生する場合があります。

参考:税関

購入した商品が正しく・壊れずに届く?

そもそも商品ミス(間違い)や、壊れて届くかなどは購入するお店の質にもよるため、評判が分からないお店で買う場合は多少リスキーです。
ただし、ある程度知名度のあるお店であっても全体的に日本よりは質は低いと思っていた方がいいです。

不安がある場合は、写真撮影や検品(転送業者によっては無料)をお願いするといいです。

また、一部の転送サービス会社では「割れ物注意」(Fragile)のシールや追加の梱包材を入れてもらうオプションがある場合があるので、これらを利用しましょう。

アメリカから日本へ届くまでの日数はどれくらい?

使う運送業者や種類にもよりますが、一般的な航空便の場合は1週間~10日前後で日本に到着します。
USPS(郵便)の場合、種類にもよりますが2週間以上かかる場合もあります。

FedExでオレゴン州から発送された荷物の場合、経験から何度も受け取っていますがおおよそ日本までに約10日前後で到着していました。
到着予定日が土日(休日)かどうかでも変わってきますが、1週間はかかると思っていいと思います。

お店で支払いが完了できない

お店によって理由は様々ですが、以下のようなことが原因であることが多いです。

・発送先住所・請求先住所の何れか・両方に間違いや不備がある
→発送先住所(Shipping Address)には転送業者の住所を、請求先住所(Billing Address)には自宅住所(日本)を正しく入力できているか確認しましょう。

・日本のクレジットカード(アメリカ国外のクレジットカード)が使えない
→PayPalやその他の決済手段を使えば購入可能になることもあります。
どうしても無理な場合は代行を使う手もあります。

・お店によっては転送業者の住所に発送しないようになっている
→違う業者を使うと通ることもあります。

まとめ

ここまで、アメリカ国内限定の商品を日本で購入するために使う、転送業者についてまとめてみました。

結論から言うと、日本語対応で信頼でき、かつ安く使える転送業者は以下のようになります。

用途別に転送料金の安い業者を3社ピックアップしてみました。

  • Alice House
    →商品代金が安価($100未満)でたくさん・重めの荷物を購入するのにおすすめ
    梱包はオプションなしでも丁寧
  • Planet Express
    →軽い・小さい荷物を送るときにおすすめ
  • Shipito
    →商品代金が高価($100以上)で中くらい以上のやや重めの荷物を購入するのにおすすめ
    調べた中で唯一クーポンがもらえて送料を割引してもらえることがある

目的に応じて安い転送業者を使い、お得にお買い物を楽しみましょう。

何かアメリカの商品を買う際の参考になれば幸いです。

また、何か追加で比較してほしいというリクエストや、もっと安く買える業者がある、その他質問等がありましたら、「質問・その他コメント」の方からコメントをお願いいたします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次