【狐】きつね(アカギツネ)の基本情報! サイズなどまとめ

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なんとなくきつねは小型犬~中型犬のような大きさかなと思っている方は多いと思います。

今回はきつね(アカギツネ)はどのぐらいの大きさなのか、データとして残っている最大の大きさや寿命などを説明したいと思います。

目次

きつね(アカギツネ)の基本情報

※本記事できつねと記載しているものは全てアカギツネについての情報になります。

大きさについて

大人のきつね(成獣)の大きさは、体のみで45~90cm、それに加えてしっぽの長さが30~50cmもあります。

総長は75~140cm程度ということになり、体の約半分(正確には1/3程度)がしっぽと、とてもしっぽが印象に残る、しっぽの長い動物です。

おそらくきつねと言ったらしっぽがまずイメージとして思いつくことが多いかもしれませんが、この大きさを見ると納得していただけるかと思います。

正式な記録ではないようですが、イギリス・ロンドン郊外では155cmのきつねも見つかっているそうです。

体重について

生まれた直後の子狐は、体重約100g程度ととても軽いです。

大人になったきつねたちは、4~8kg程度が多く、オスよりもメスの方が体重は軽い傾向にあります。
これらは種類や環境によっても異なるため、より大きく重い種類も生息しています。

前述のロンドン郊外で見つかったきつねは、なんと20kgもの体重があったそうです。

子狐の成長

きつねは春ごろに生まれてから13~15日程度で目が開きます。

毛色は生まれた時は灰色や黒っぽいですが、3週間ぐらいでいわゆるきつね色に変化していきます。

3~4週間程度で巣の外で食料を探し始め、夏ごろの、5~6ヶ月ほど経つと立派な大人の仲間入りを果たします。

そのころには有名なきつねの子別れがあり、親狐からは巣を追い出され、子狐たちは一人で生活をしなくてはならなくなってしまいます。

子狐たちはかわいそうですが、野生の厳しい環境で生き残らなくてはならず、その後を生き残れる数は少ないそうです。

換毛(毛の生え変わり)について

きつねは、夏毛冬毛と呼ばれる毛に生え変わる、換毛(毛の生え変わり)があります。

夏毛全体的に毛のボリュームが減り、暑さにある程度耐えられるようになります。

冬毛は一般にイメージされるきつねの毛(見た目)で、寒さに耐えられるふさふさのボリュームのある状態になります。

換毛の起こる時期は夏毛、冬毛という言葉の通り、多少の個体差はありますが夏毛は5月頃冬毛は10月頃です。

換毛期になると、きつねたちは勝手に毛が生え変わり、風などで自然と古い毛が抜けて新しい毛が見えてきます。

換毛期のきつねたちの見た目はちょっとぼろぼろに見えて不健康なのかと思ってしまう方もいるそうですが、正常なので安心してください。

その他寿命、体温などについて

きつねの寿命は、10年ぐらい生きられるようですが、野生では通常5年以上生きていけることは難しいと言われており、実際は様々な環境や要因によってなかなかそこまでの歳まで生きられないケースが多いようです。

動物園などで飼育されているきつねとしては、食料が見つからない、外敵に襲われるといったことがないので、10年程度生きることが多いそうです。

記録としては、驚くことに飼育されていたきつねで21.3歳という長寿の記録があります。

体温は、38.7℃程度と、人間よりは高めです。
(犬や狼といった他のイヌ科動物とあまり変わりがありません)

体温が高めなので抱っこ体験などできつねを抱っこしたら毛やしっぽのボリュームもありとても暖かいです。(※冬毛の時)

まとめ

きつねは、犬で例えると、およそ大きめの小型犬か中型犬程度の大きさということがわかりました。

ただし、犬とは違い、しっぽの大きさが大きく、体の1/3を占めている為、体重だけで見たイメージよりも、実際の見た目はだいぶ大きいものになります。

また、毛も冬毛だとふさふさしており、夏毛の状態と比べるとより大きく見えます。

寿命は野生では短命であることが多いですが、飼育されていたりペットとして飼われていたりする場合、10年程度は生きられるようです。

体温は人間よりも高いため、抱っこするととても暖かいです。

日本にはきつねと触れ合える施設がありますので、もしよかったら行ってみてくださいね!

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