
中国で売っている、辛くてスパイスの効いた食べ物「烤面筋」を食べてみました。
ぱっと見はお肉のような感じですが、実際は小麦グルテンが主成分の食べ物でした。
そんな、「烤面筋」がどんな味なのか、実際に食べてみた感想を紹介したいと思います。
「烤面筋」とは?

「烤面筋」は、安徽相思树食品有限公司が製造・湖南盐津铺子电子商务有限公司が販売するグルテンを使った食べ物です。
烤面筋とは、小麦グルテンを主成分とした、お肉(鶏肉に似ている)のような食感が特徴の、弾力のある食べ物です。
味付けは基本的にはお肉と同じような感じで、中国らしいスパイスを効かせた辛い味付けが特徴になっているものが多いようです。
小麦グルテンというとちょっとわかりづらいですが、日本の「麩」(お麩)の主成分です。
「烤面筋」という食べ物自体は一般的?で、今回購入したメーカー以外の会社からも多数販売されています。
既製品も多数販売されていますが、中国では自作するためのキット的なものも販売されており、自分好みの味付けができるようでした。

串焼きをイメージしているのか、パッケージ写真的には串に刺さってグルグルとした見た目になっていますが、実際は串に刺さっておらずお肉(風)の部分のみとなっていました。
中身は個包装になっており、大きい袋を開けると10袋入っていました。
簡単評価
見た目からは想像がつきにくいですが、鶏肉のような感じの弾力のある食感の食べ物でした。
袋を開ける際に赤いスパイスの液体がこぼれそうになるのが難点です。
スパイスの風味が強く、薄味ながらもインパクトがあっておいしかったです。
基本情報

商品名 | 烤面筋 |
内容量 | 200g(10袋入り) |
製造者 | 安徽相思树食品有限公司 |
販売者 | 湖南盐津铺子电子商务有限公司 |
原産国 | 中国 |
価格 | 9.9元 |
グルテン粉、水、小麦粉、植物油、食用塩、白砂糖、グルタミン酸ナトリウム、クミン、唐辛子(放射線加工)、食品香料・香辛料、カプサンチン
栄養成分等

100gあたり
エネルギー:781kJ(約186.6kcal)
たんぱく質:24.6g
脂質:4.1g
炭水化物:12.4g
ナトリウム:460mg
「烤面筋」を食べてみた感想

袋を開けると、すぐにスパイスのいい香りがします。
具体的に何かまではわかりませんでしたが、少なくともクミンの香りは目立っており、原材料的にも入っているようです。
見た目はパッケージの串焼きとは違い、串は刺さっておらず、コンビニで売っている鶏肉のバーのような感じです。
よく見ると、一応切り込みの線は入っているようですが、パッケージ写真よりもだいぶ詰まった印象です。
周りにはスパイスと思われる粉がついています。
食べてみると、食感は意外と硬めで歯ごたえがあり、鶏肉を食べているような感じでした。
中は詰まっていて、小さいながらも食べ応えがあります。
味はちょっと辛めの味付けになっていて、食べているとスパイスの風味を強く感じられます。
甘さ・塩気は弱く、スパイスと辛さのインパクトに対して薄味です。
全体的に、スパイス感の強い辛めのお肉風の弾力のある食感の食べ物といった感じで、薄味でちょっと味がはっきりしないですがおいしいです。
「烤面筋」はどこで売ってる? どこで買える?
今回は中国の淘宝にあるお店から購入しました。
日本で売っているような情報は見つけられませんでしたが、Amazonなどのネット通販サイトではメーカーを気にしなければ買えるようです。
(中国直送なのか日本国内からの発送なのかはわかりませんでした)
