【My Train Arrives】感想・レビュー:列車を運行するパズル感強めの輸送シミュレーションゲーム

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駅と駅を線路で繋いで列車を運行させてお客さんや貨物を運ぶ、「My Train Arrives」は、ステージクリア型の輸送シミュレーションゲームです。

簡単にゲーム内容を説明をすると、“ステージに設定された輸送目標を制限時間内に達成する”という形のゲームになっています。

時間は一時停止機能もあり完全リアルタイムではないのでゆっくり考えながらプレイすることができます。

今回は、そんな「My Train Arrives」を一通りプレイしたので、感想やレビューをしていきたいと思います。

※感想・レビューはDLCは入れていない本体のみの状態でのプレイとなります。

目次

はじめに

基本情報

販売元Kochkin Dmitry
公式サイトSteam販売ページ
リリース日2019年9月11日
対応機種PC(Steam)
ジャンル輸送シミュレーションゲーム
販売価格520円

「My Train Arrives」はどんなゲーム?

「My Train Arrives」は、ステージに最初からある駅同士を線路で繋ぎ、列車を運行させてお客さんや貨物を運ぶ輸送系シミュレーションゲームです。

各ステージには制限時間と達成しなければいけない輸送目標があり、制限時間内に目標を達成できるように列車を運行・線路や車両を拡大していかなければなりません。

制限時間がカウントされるのはゲーム内で列車が動いている時間のみで、一時停止をしてゆっくりと線路の拡張やルート設定、列車の編成などをすることが可能です。

各ステージには4つのモードがあり、それぞれクリア条件が異なります。

各モードの内容は,

  • Campaign:制限時間内に指定された数の乗客・貨物を輸送するモード
  • Survival:駅が時間とともに増える乗客・貨物で溢れてしまうまで輸送を続けるスコアアタック型のモード
  • Evacuation:制限時間内に乗客を1つの駅に送り届けるモード
  • Relaxation:クリア目標はなく自由に遊べるモード

となっております。
(Relaxationのみクリア条件がないフリーモードです)

経営要素は一応ありますが、全体的にプレイしてみると効率よく輸送をしていくパズルゲームという感じが強く感じられたシミュレーションゲームでした。

ゲームの流れ

最初に持っているお金を使って駅同士を線路で繋ぎ、列車を運行させます。

お金自体はクリア条件と関係ありませんが、線路を敷く時や列車の購入に必要で、輸送を行うことで増やすことができます。

列車の運行は他の輸送系のシミュレーションゲームと比べるととても簡略化されており、輸送機関は鉄道のみ使用可能で、列車を後退させることや信号機、列車同士の衝突(事故)などの複雑な要素はありません

前に列車がいる場合は減速や停車をしてぶつからないようになっています。

列車が駅に到着すると、客車・貨車に乗せられるだけ搭乗・搭載します。
(停車駅は指定できず経路上に駅があると全ての駅で自動で停車します)

乗客や貨物の目的地どこかを確認できませんが存在しているようで、目的地の駅に到着すると乗り降りが発生し、お金がもらえます。

乗り継ぎなどは発生せず、目的地の駅に着くまで乗客は降りない仕様です。

駅で待っている乗客や貨物はモードによりますが時間経過と輸送によって増減します。

モードによりますが、待っている乗客・貨物が増えることによるペナルティはなさそうでした。
(Survivalモードのみ一定数以上の乗客が駅にたまるとゲームオーバーです)

これを繰り返して、制限時間内に目標の運んだ乗客数や貨物数を達成できるように頑張りましょう。

プレイしてみての感想

最初、ゲームのページを見てまず思ったのは、シンプル目の輸送シミュレーションゲームなのかなと思いました。

チュートリアルステージを進めるうちに、どちらかというとパズルゲーム系だったなと思いはじめ、実際ゲームを進めていくとその予想は的中しました。

見た目がちょっと変わったパズルゲームだと思ってプレイしていくと、なかなかクリアできなかったステージが線路の敷き方など、工夫や自分なりのテクニックがわかってきて、段々とクリアできるようになる達成感もあって楽しかったです。

輸送系のシミュレーションゲームを期待してプレイするとちょっと期待外れでしたが、パズルゲームだと思うと面白くプレイすることができました。

日本語のレビューはないので英語レビューを参考に買ってみました。

概ねレビュー自体は好評でしたが、やはり後述の設定したルートの再編集ができない点や、乗客の目的地が不明な点は不満点になっているようです。

プレイ中にちょっと気になったこと

あまり仕様がわかっていないとステージが進むにつれてクリアが難しくなっていきます。

これ自体はパズルゲーム的には普通のことなのでいいのですが、運行中の列車に乗っている乗客や貨物の目的地の駅がどこなのかがゲーム中表示されません。

これは大事なことだと思うのですが、なぜかメニューなどを探しても見つけれらませんでした。
(実際、表示するオプションなどはないようです)

少なくとも経路上にある駅のどこかが目的地になっているということはわかるのですが、せめて何らかの表示をしてくれたらよかったのにと思ってしまいました。

また、ルート上に駅があると絶対に停車してしまうということは設定で変えられない為、タイムロスを防ぐためにも線路とルート設定を駆使して迂回路を作り通過駅を自分で設定するテクニックが重要なようで、これがわかったら少しはクリアが楽になりました。

その仕様上、ちょっとした攻略として、ルート設定で2つの駅だけに停車するように設定すると、必ず停車駅で乗客全員が乗り降りをするという状態になります。

ルート設定がわかりづらい

列車の運行ルート設定が最初、ちょっとどうすればよいかわかりづらかったです。

このゲームは、列車は必ず周回するルートを設定しないといけないようで、単線で端の方でループさせて往復するようなルートは設定できません。

また、同じ線路を複数回使っても問題ないようで、前述の迂回路を作ったルートをうまく駆使しないと中盤以降のステージはまずクリアできない感じでした。
(同一のルートで同じ線路を2回以上は使えないようです)

一度作成したルートは再編集はできず、ちょっと一部を変えたいと思っても変更することはできないので、1から設定し直す必要もありました。

この制約がある為に、線路を敷けない建物などの場所を避けてスムーズに輸送ができるようにうまく駅同士を繋ぐのは意外と難しく、パズル感が強いので好みが分かれそうだなと思いました。

まとめ

ここまで、「My Train Arrives」についての内容や感想を書いてきました。

日本語のレビューがないのでおそらく日本での知名度は低いゲームだったかと思います。

いろいろとちょっとした不満点はありますが、あくまで経営シミュレーションゲームではなく、輸送パズルゲームなのだと思ってプレイすると面白さは伝わるのではないかなと思います。

残念ながらSteamのストアページにあるタグにはパズルゲームだと思えるものが全くついていないので、そこから来る不満じゃないかなと思いました。

全体的なレビューでは非常に好評になっていますし、私自身もプレイしてみて悩む楽しみ、クリアできた時の達成感など、やっていて面白かったので、気になった方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか?

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