
デーリィ(南日本酪農)から販売されている乳性炭酸飲料「スコール」は有名かと思いますが、そんなスコールのエナジードリンク版があったので購入して飲んでみました。
通常の「スコール」自体は飲みなれていて万人受けする味で好きなのですが、この「スコールエナジー」に関しては一口飲んだだけでちょっと好みが分かれそうだなと思いました。
一言で言い表すなら、“薬臭いちょっと風味の独特なエナジードリンク”です。
そんなエナジードリンク「スコールエナジー」について飲んだ感想をまとめてみたいと思います。
スコールエナジーについて

「スコールエナジー」は、デーリィ(南日本酪農協同株式会社)から販売されている、エナジードリンクです。
公式サイトでは以下のように紹介されております。
乳性を利用した、すっきりとした味わいのエナジードリンク
エナジー系素材のカフェイン(40mg/100ml)、アルギニン(120mg/100ml)、ビタミンB6(3.2mg/100ml)を配合。乳性特有の柔らかい炭酸感と特徴的なスパイスが合わさり、飲みやすく、すっきりとしたキレのあるシャープな味わいが特徴のエナジードリンクに仕上がりました。着色料不使用。
公式サイトより(2023/05/08時点)
エナジードリンクとしてはあまり宣伝などもなく、聞きなれなかった本品ですが、去年、2022年6月7日から販売を開始したようです。
パッケージは通常のスコールとは大きくデザインを変え、黒や青を基調としたエナジードリンク感のあるパッケージに仕上がっています。
基本情報
内容量 | 250ml |
希望小売価格 | 150円(税抜) |
全成分 | 果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖、乳等を主要原料とする食品、スパイス混合エキス(乾燥ケイヒ、乾燥ダイダイ、乾燥ナツメグ、乾燥コリアンダー)/炭酸、酸味料、L-アルギニン、香料、カフェイン、V.B6、V.C、抽出V.E、ナイアシン、V.B1、V.B2、V.A、葉酸、V.D、V.B12 |
その他、カフェイン:1缶当たり100mg、アルギニン:300mg
飲んでみた感想

見た目は乳性炭酸飲料にありがちな白っぽい色で、オリジナルのスコールと比べるとちょっと黄色っぽくなっているかなという色でした。
缶を開けるとスコールやカルピスのような感じの乳酸菌的な香りはなく、エナジードリンクによくあるような弱めの薬っぽい香りがしました。
飲んでみてまず最初に思ったのは、薬臭さ?が強く来るという点でした。
この薬っぽさは、他のエナジードリンクではあまり覚えのない香り、味で、「スコールエナジー」の大きな特徴の一つと言えます。
ここは他のRed Bullと言ったエナジードリンクにはない特徴で、味自体はエナジードリンクのノーマル味とスコールを混ぜたような感じですが、薬臭さが強いこととちょっと苦みもあり、飲みやすさという面では似たようなコンセプトのZone EnergyのDeep Diveの方が圧倒的に上かなと感じました。
飲み終えた後に、後味として苦みが残るのもちょっと人を選ぶ感じがします。
苦みの原因は250mlの少なめサイズにカフェインが100mg入っていることによるものなのかなと思いました。
そういった要素もあり、公式紹介文にある「すっきりとした味わい」は残念ながら感じることができませんでした。
まとめると、通常のスコールのエナジー版と思って飲むと大分イメージと違うので、癖のある乳酸菌飲料系のエナジードリンクを飲んでみたい方にはおすすめできますが、おいしい飲みやすいエナジードリンクを探している人にはあまり向いていないと思いました。
薬っぽさがどんな感じか気になる、挑戦してみたいといった方は是非飲んでみてください。
これはこれで気に入る方もきっといると思います。
購入できる場所
「スコールエナジー」は、少なくとも私の住んでいる地域では売っているところを見かけませんでした。
公式サイトによると販売地域は九州と通販限定のようなので、九州以外の地域の方はネット通販で購入することがおそらく簡単だと思われます。
九州以外でも通常の「スコール」を取り扱っているお店はあるのですが、エナジー版は見かけたことがなかったです。
ちなみに今回私はAmazonで1ケース(20本入り)を購入しました。