
Steamで、「Car For Sale Simulator 2023」という、今ある意味話題の中古車販売店を経営するシミュレーションゲームをプレイしてみました。
このゲームはほぼタイトル通り、中古車を購入し、整備等を行い買値より高く売ってお金を稼いでいくという内容の中古車販売店の経営シミュレーションゲームになっています。
そんな、「Car For Sale Simulator 2023」を一通りプレイしてみた感想とレビューをしていきたいと思います。
※2023年8月1日時点のアーリーアクセス版でプレイしています。
チュートリアルで不十分な点が多いのでちょっとした攻略・ガイドを書いてみました。
良かったら参考にしてみてください。
はじめに
基本情報
開発・パブリッシャー | Red Axe Games |
公式サイト | Steamストアページ |
リリース日 | 2023/05/18 |
対応機種 | PC(Steam) |
ジャンル | 中古車販売店経営シミュレーション |
販売価格 | 2000円 |
「Car For Sale Simulator 2023」はどんなゲーム?

中古車販売店を経営し、プレイヤー自ら、中古車の買い付け・車の整備・販売を行ってお金を稼いでいく経営シミュレーションゲームです。
プレイヤーは舞台となるアメリカの小さな町の中で、住民の販売している車の中から良いものを見つけて購入するという、オープンワールド的なシステムのゲームになっています。
登場する車は普通の乗用車やスポーツカー、トラックなど、実在の車がモデルとなった様々な車が登場します。
(公式サイトの情報によると50種類以上もあるそうです)
販売されている中古車には、車種の違いの他にも汚れやダメージ、走行距離などのパラメータがあり、状態の良い車を安く買って売ることや、あえて状態の悪い車を買ってきちんと整備して高く売るといったこともできます。
買った車は売るだけでなく、自分用に使うこともでき、色やホイールの変更、車高やターボなどのカスタマイズもできるようになっているので、そういった車の改造が好きな方も楽しめるようになっています。
ゲームの流れ

最初は自分のお店の開店準備から始まり、簡単なチュートリアル(中古車を1台購入して売るまで)から始まります。
それ以降は説明がないのでちょっと不親切ではありますが、やることはそのチュートリアルと同じことの繰り返しで、町の住民やオークションなどから中古車を購入し、その車の整備(修理や洗車など)を行って販売してお金を稼いでいくことが基本的な流れになります。
スキルも存在し、車の購入・販売などで経験値をためてレベルアップするとスキルを獲得でき、手作業での洗車や、各種割引、交渉を有利にすることなどができるようになります。
また、稼いだお金を使い、お店のアップグレードや自宅の購入などもできます。
※今のところできることは店舗拡張とちょっとしたデコレーション程度でおそらくアップデートで今後できることが増えていくのだと思います。
現段階では明確な目標やゲームクリアと言えるものはありませんので、実績コンプリートを目指すなど自分で目標を決めて遊ぶのがいいのかなと思いました。
簡単評価
総合評価 | |
ストーリー | |
ゲームシステム | |
おもしろさ | |
難易度 |

題材としては珍しい中古車販売店の経営シミュレーション!
基本的な中古車販売は問題なくて車を運転して整備するところは楽しかった。
まだまだ未完成なところは多いけど今後のアップデートに期待!
プレイしてみての感想

メインとなる基本的な車の売買や交渉のシステム、車の整備等は一通りできていてやっていて面白かったです。
ただ、アーリーアクセス版だから仕方がないのかもしれませんが、まだまだコンテンツ不足なように感じました。
ゲームの基本となる、中古車を買って、その車を整備工場に持っていき修理して洗車して売る…という一連の作業が楽しめる人は本作を楽しく遊べると思います。
登場する人の動きなどはちょっとぎこちなく、独特な感じですが個人的にはあまり気になりませんでした。
登場する車は意外と豊富で、車種の元ネタがわかる人は楽しめるかもしれません。
また、車は見た目だけでなく、内装や性能なども車ごとに異なって凝った作りになっており、ライトの点灯、ウィンカー操作や車内のメーター類もちゃんと動きます。
(交通違反などのペナルティはないので今のところウィンカー等の使い道はありませんでした)
ただ現状、やれることはひたすら車を買って売るという作業の繰り返しなので、一応バーでギャンブルができたり、テストコースを走ることはできますが、ちょっと単調になりがちでした。
そうは言っても、今の段階でもいわゆる作業ゲーが好きな人には楽しめるゲームになっているかと思います。
今後、全部自分一人で作業をするのではなく、整備士などを雇ってある程度自動化できるみたいな要素が追加されたらいいのかなと思いました。
バグ改善などを含め、今後のアップデートに期待したいです。
プレイ中にちょっと気になったこと

全体的に、まだアーリーアクセス版ということもあり気になる点はまあまあありました。
日本語は一応対応になっていますが、誤訳やよく意味のわからないところが多かったです。
(Closeが閉店ではなく”近い”だったり、ABSが”腹筋”と翻訳されていたり…)
その為, 英語がわかるのであれば英語でプレイすることをおすすめします。
本作は、オープンワールドでフィールドを徒歩または車で移動することになりますが、マップがないのもちょっと気になります。
最も、バス停からオフィスや自宅などの要所へワープも可能で、適当に運転して遊んでいるうちに覚えられる程度のサイズでした。
一応、最初のチュートリアルの時のみ目的地へのピンと距離が出ますがそれ以降は自分で覚えるしかありません。
バグはまあまあありますが、進行不可能になる程度のものは私のプレイ中には遭遇しませんでした。
(メニューからリスポーンできるので引っ掛かっても一応復活できます)
変にぶつかると大ジャンプする・車が横転するなどありますが、雑にプレイしなければおそらく大丈夫だと思います。
まとめ

ここまで、「Car For Sale Simulator 2023」をプレイしてみた感想などを紹介してきました。
今のところ、アーリーアクセス版と言うこともあってか、説明不足で不親切な点があったり、日本語訳が雑だったりとまだまだ微妙なところはあります。
ただ、ゲームのメインコンセプトである「中古車を買って直して高く売る」ところは楽しく、自分で車を動かすこともできる為、細かく整備することがメインの「Car Mechanic Simulator」といったゲームとは差別化ができていると思います。
今後も、レースができるようなる予定があったり、バグ改善などのアップデートを続けていくようですので、今後の期待も込めて、気になった方は遊んでみてはいかがでしょうか?